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貝は開かないものでも食べれるものがあるって本当?加熱前に注目!

2018年06月02日 [ 開かない 食べれる ]
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貝は開かないものでも食べれるものがあるって本当?加熱前に注目!

 

調理して美味しい貝といえば、

アサリにハマグリなど。

 

酒蒸しやバター蒸しって

最高ですね。

 

他にもいろんな料理に使えて

美味しい貝はごちそうの一つ。

 

そんな貝を料理するとき、

いつも気になるのが、

 

加熱しても

開かない貝をどうするか。

 

貝を捨てるのはもったいないけど、

開かない貝は危ないから

食べないようにと聞いているし。

 

そんな悩みが吹っ飛ぶような、

開かない貝の本当のところについて

ご紹介します。

 

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貝は開かないものでも食べれるものがあるって本当?加熱前に注目!

その1:加熱しても開かない貝が危ない理由

 

アサリなどの2枚貝は、

酒蒸しなどで加熱すると

殻がパカっと開きます。

 

しかし、中には

開かずに閉まったままのものも。

 

実は、口が開かない貝は、

必ずしも危ないというわけでは

ありません。

 

問題なのは、

貝の身の鮮度が落ちて

腐っていないかどうか。

 

腐っている貝を食べると、

酷い目にあうことがあるので。

 

つまり、貝の口が開くかではなく、

貝の身の状態によって

食べられるかどうかが決まるのです。

 

では、貝の口が開くかどうかを

気にするのはなぜでしょう。

 

それは・・・

 

加熱するとパカっと口が開く貝は、

貝の殻が開く仕組みから、

調理するまで生きていたといえるから。

 

つまり、その貝は、

食べるに足りる鮮度がある

という目印になります。

 

だから、貝を食べるときは、

口が開いた貝だけを食べるように

と言われるわけです。

 

では、口が開いていない貝は、

腐っているから

食べられないとなるのでしょうか。

 

貝は開かないものでも食べれるものがあるって本当?加熱前に注目!

その2:加熱しても開かない貝は腐っている?

 

加熱したときに開かない貝は、

本来なら開くはずなので、

何らかの問題があるはず。

 

まず、貝が開く仕組みを

簡単にまとめます。

 

アサリを食べた時、

食べにくくて残ってしまう部分が

ありませんか。

 

身から少し離れたところにある

短い柱のようなもの。

 

それは・・・

 

貝柱。

 

貝には貝柱があり、

二枚貝の2つの殻を

ぎゅっと引っ張る役目があります。

 

2枚の殻は、常に開こうと

外向きの力が働いています。

 

その力に逆らうのが貝柱。

 

貝が生きているときは、

その貝柱をコントロールして、

口を開け閉めします。

 

しかし、貝が死んでしまうと、

貝柱をコントロールする貝が

いなくなったのと同じこと。

 

すると・・・

 

貝柱の力がなくなり、

2枚貝の2枚の殻は

半開きのようになるのです。

 

つまり、

加熱する前に

殻が半開きのようになっていて、

つっついても閉じない場合は、

 

すでに死んでおり、

死んでから

だいぶ時間が経っています。

 

その貝は食べることはできません。

 

では、貝が閉じたままというのは

どういう状態なのでしょうか。

 

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貝は開かないものでも食べれるものがあるって本当?加熱前に注目!

その3:貝が閉じたままのときの貝の状態

 

加熱したら口が開く場合は、

その貝は加熱する寸前まで生きていた。

 

そして、

加熱する前から口が開いている場合、

その貝はすでに死んでいた。

 

と整理することができます。

 

では、

加熱する前も加熱した後も

貝が閉じたまま

というのはどうなるのでしょうか。

 

その状態として考えられるのは、

 

1)貝柱や殻の蝶番の不具合

2)死後硬直

3)死んだことで加熱しても

貝柱が変化しない。

 

の3つになります。

 

このうち、1)は、

生きているので

食べることができます。

 

しかし、

不具合があったかどうかは、

私たちには分かりません。

 

2)の死後硬直は、

死んで半日くらいは、

身が死んだままの状態で

固まったようになること。

 

この死後硬直は、

数時間なら食べることができます。

 

これを見分けるには、

加熱寸前でなくてもいいので、

料理を始める前に

貝が生きているか確認します。

 

そうすれば、

加熱する前に死んでいて、

貝の口が開かなくても

安心して食べることができますね。

 

3)は、貝が死んだ時期が

いつなのかが特定できません。

 

貝が死んでから数時間以内なら、

冷蔵庫に入れておけば食べられます。

 

しかし、それ以上経つと

食べるのは避けるべき。

 

だから、貝が死んだ時が分からない

というのはとても困ります。

 

そんなときは、

食べないことをおすすめします。

 

まとめると、

2)の死後硬直の後数時間のみ

貝を開けて食べてもいい

ということになります。

 

このポイントは、

死後数時間。

 

それを見分けるためにも、

料理する前には、

貝が生きているかを

確認した方がいいですね。

 

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貝は開かないものでも食べれるものがあるって本当?加熱前に注目!

その4:まとめ

 

加熱したとき、

口が開かない貝にも

食べられるものあるかについて

ご紹介しました。

 

答えは

食べられるものはあります。

 

しかし、

食べられない貝との見分けが

必要になります。

 

腐った貝を食べると

体に強烈なダメージがある場合も。

 

牡蠣にあたったことのある私は

そのつらさは十分知っています。

 

一人暮らしで

夜中に死にそうになりながら

救急病院に一人で行き、

長椅子で倒れました・・・・。

 

少しでも疑いがある貝は

食べないようにしてくださいね。

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