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甘酒の作り方には炊飯器で米麹から簡単美味しく作る3つのコツあり

2017年05月13日
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甘酒といえば、

3月3日の桃の節句や

寒い時期の温かい飲み物

として人気があります。

 

しかし、甘酒といえば

夏という時代があったのです。

 

その時代は・・・

 

江戸時代。

 

夏の暑い季節は

食欲が落ちて体調を崩しがち。

 

そんなときの栄養のあるものとして、

「甘酒」

が飲まれていました。

 

現在でも、「飲む点滴」と呼ばれ、

 

アンチエイジングや

腸内環境によいことで

注目されています。

 

しかし、そんな栄養満点の甘酒には、

大きく2つの作り方があるのを

ご存じですか。

 

・酒粕を使った作り方

・米麹を使った作り方

 

作り方によって甘酒の風味が違うので、

好みが分かれるところ。

 

しかし、せっかく甘酒を手作りするなら、

米麹を使った方法が断然おすすめです。

 

なぜなら・・

 

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お店では手に入らないから。

 

最近は、米麹で作った甘酒を

お店で見かけるようになりました。

 

しかし、それらの甘酒は、

火を入れて発酵を止めているのです。

 

火入れ処理をすると、

甘酒に含まれていたはずの

酵素100種類以上とビタミン類が失われます。

 

なんてもったいない!

 

その点、米麹で甘酒を手作りすれば、

美味しいのはもちろんのこと、

酵素やビタミンなどの熱に弱い栄養も

がっちり手に入れることができます。

 

さらに炊飯器で簡単に作れるなら

 

これは手作りするしかないでしょう。

 

米麹で甘酒を炊飯器で手作りするコツと

作り方をご紹介します。

 

甘酒の作るときの炊飯器の温度管理

 

米麹で甘酒を作るには

長時間一定の温度を保たせることが

キモとなります。

 

そこで登場するのが、

 

炊飯器。

 

炊飯器の保温機能なら

まさに甘酒作りにピッタリ。

 

ところがたった一つ問題があります。

 

それが保温の温度です。

 

甘酒を作るときは、

60度を長時間キープします。

 

しかし、炊飯器の保温の温度は、

70度前後。

 

甘酒を作るには温度が高すぎなのです。

だから、一工夫します。

 

・炊飯器のふたの間に箸を挟んで半開きにする

・炊飯器のふたを開けて、厚手の布巾を置く

・炊飯器のふたを開けて、竹ざるを置く

 

炊飯器はメーカーによって

保温の温度や保たせる方法が違います。

 

どの方法でも構いませんので、

自宅の炊飯器に合った方法を探しましょう。

 

ちなみに、酵素玄米炊飯器は、

保温温度を60度から設定できます。

 

甘酒を作るときの温度は60度なので、

ピッタリ。

便利ですね。

 

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甘酒の作り方には炊飯器で米麹から簡単美味しく作る3つのコツあり

炊飯器を使って米麹で甘酒を作る方法

 

炊飯器を使って、

米麹から甘酒を作る方法。

 

まず、甘酒の材料となるのは、

ご飯と米麹と水。

 

それらの比率は、

米麹:ご飯:水=1:1:3

 

<作り方>

1)鍋にご飯と水をいれて60度に温めます。

余裕があれば、少し煮込んでおかゆにします。

その方が甘酒が早く出来上がります。

 

また、蒸発した分の水分を足しておきます。

水の分量はざっくりでかまいません。

 

2)1)と米麹を混ぜ合わせます。

 

3)炊飯器に2)を入れます。

ふたは開けたままで、

厚手の布巾か竹ざるをかぶせます。

 

4)確認がてら、ときどき混ぜながら、

6時間以上発酵させる。

 

発酵時間は様子を見ながら決めてください。

うちでは8時間以上です。

保温の温度とご飯で発酵時間が変わります。

 

保温で発酵させる温度は60度くらい。

 

65度以上になると酵素が死んでしまいます。

また、温度が低いと甘さが足りず、

お米のつぶが固い感じになります。

 

出来上がった甘酒は冷蔵庫で冷やします。

 

長めに保存したいときは、

発酵を止めるために、

90度以上に加熱した後冷やします。

 

甘酒の作り方には炊飯器で米麹から簡単美味しく作る3つのコツあり

甘酒作りに便利な道具

 

甘酒の成否を決めるものは、

甘酒を発酵させる温度。

 

せっかく甘酒を手作りするなら、

失敗したくはないですよね。

 

だからこそ、

用意してほしい道具があります。

 

それは・・・

 

料理用の温度計です。

 

保温の温度を設定できない炊飯器の場合、

甘酒をませるときに

温度計で温度が確認できると、

失敗する確率が格段に下がります。

 

温度計を使わずに作ったことがありますが、

出来がイマイチな甘酒になったりしました。

 

炊飯器の保温をセットしたら、

ときどきかき混ぜるついでに、

温度計で温度を測ってみてください。

 

甘酒にベストな温度は60±2度。

65度を超えてくると

酵素が死んでしまいます。

上限は特に死守しましょう。

 

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甘酒の作り方には炊飯器で米麹から簡単美味しく作る3つのコツあり

まとめ

 

炊飯器で米麹から甘酒を

簡単に作る作り方を紹介しました。

 

炊飯器の保温機能は便利ですが、

温度が70度前後と高いので

注意が必要です。

 

甘酒は温度が高いと酵素が死んでしまい、

やり直すことができません。

 

炊飯器の蓋を開けるなどの工夫と、

料理用の温度計を使うことで、

失敗知らずな甘酒を作りましょう。

 

また、甘酒を作るときの

米麹とご飯、水の比率を紹介しました。

 

手間でなければ、

ご飯と水でおかゆを作ってから、

60度に冷ましてから

米麹と合わせるのがおすすめです。

 

甘酒は栄養がある上にとても美味しい。

ぜひ、炊飯器で試してみてくださいね。

 

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