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寒天とゼラチンの違いで一番大切な温度を知って美味しさ3倍増し

2017年05月25日 [ ゼラチン 寒天 温度 ]
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ぷるんとしたプリンにゼリー。

乙女心をわし掴みにするデザート達。

 

そんなデザートを作るために

使われるのが、

寒天やゼラチンです。

 

寒天やゼラチン自体には

ほとんど味はなく、

液体を固める仕事をしてくれます。

 

また寒天やゼラチンを使ったデザートは、

作るのがとっても簡単なので、

自宅でのおやつ作りに大活躍です。

 

そんな、

縁の下の力持ちのような素材ですが、

寒天とゼラチンを同じように扱うと、

失敗してしまうことがあります。

 

その失敗のキーワードは・・・

 

温度。

 

寒天とゼラチンを扱うには、

温度がとても大切になります。

 

そんな寒天とゼラチンの

温度の違いについて、

デザート作りに失敗しないコツを

ご紹介します。

 

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寒天とゼラチンの温度の違い

デザート作りの失敗のキーワードとして

 

「温度」

 

をお伝えしました。

 

では、寒天とゼラチンの温度には、

どんな種類があるのでしょうか。

 

寒天とゼラチンは、

使う前は粉末などの固形物です。

 

だから、

ゼリー液などの固めたい液体に

それらを入れるには、

溶かす必要があります。

 

つまり、

溶かす温度です。

 

2つめは、

寒天やゼラチンを溶かした液体は

冷やすことで固まります。

 

つまり、

固まる温度です。

 

3つめは、

固めてゼリーのようになった液体は、

温めると溶けて液体になります。

 

つまり、

溶ける温度です。

 

寒天とゼラチンに関する温度には、

溶かす温度、固まる温度、溶ける温度

の3つの温度があります。

 

それぞれの温度について、

寒天とゼラチンの違いを

見ていきましょう。

 

寒天とゼラチンの違いで一番大切な温度を知って美味しさ3倍増し

寒天とゼラチンを溶かす温度

寒天とゼラチンを使ったデザートの

出来を左右するもの。

 

それは・・・

 

溶かす温度。

 

ムラなくきれいに溶かすことで、

口当たりの良い

美味しいデザートができます。

 

しかし、溶けきれずにムラがあると、

全て台無しです。

 

出来上がりを大きく左右する

溶かす温度は、

寒天は沸騰させて煮溶かして2分。

 

温度はほぼ100度近くになります。

 

一方、ゼラチンは60度くらい。

 

では、デザートの肝となる、

寒天とゼラチンをムラなく

きれいに溶かす方法を紹介します。

 

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寒天(粉寒天)

 

1)鍋に固める液体と寒天を入れます。

 

2)鍋を中火にかけながら

泡だて器でぐるぐる混ぜます。

 

3)沸騰したら弱火で2分煮ます

 

ポイントは2)の混ぜること。

箸でもいいので

かき混ぜてきれいに溶かします。

 

粉寒天以外の寒天は、

下準備が必要になります。

 

ゼラチン(粉ゼラチン)

 

1)ボールの中に倍量の水を入れてから、

ゼラチンを入れてふやかします。

 

2)固める液体に1)を入れて温めます。

 

3)ゼラチンは60度前後で溶けるので、

溶けたらすぐに温めるのをやめます。

 

ゼラチンの温め方は、

電子レンジや、湯煎、

鍋を火にかけるなどの方法があります。

好みの方法でかまいません。

 

ただし、ゼラチンは

熱に弱いので注意しましょう。

熱くしすぎると固まりにくくなります。

 

寒天とゼラチンの違いで一番大切な温度を知って美味しさ3倍増し

寒天とゼラチンの固まる温度

寒天でゼリー液を作った後、

粗熱をとるために常温で置いておいたら、

固まっていたという経験が

あるかもしれません。

 

しかし、ゼラチンで作ったゼリー液は、

常温で置いておいても固まりません。

 

このように、寒天とゼラチンでは

固まる温度が違います。

 

寒天は50度以下になると

固まり始めます。

 

一方、ゼラチンは

20度以下で固まります。

 

だから、ゼラチンでは

羊羹は作れないのですね。

他にも理由はありますが。

 

なので、

寒天のゼリーは

冷蔵庫に入れなくても構いませんが、

ゼラチンのゼリーは

必ず冷蔵庫に入れましょう。

 

寒天とゼラチンの違いで一番大切な温度を知って美味しさ3倍増し

寒天とゼラチンの溶ける温度

せっかく作ったデザートを

台無しにするもの。

 

それは・・・

 

溶ける温度。

 

作り終わって一段落したときの油断が、

デザートを台無しにします。

 

この温度を知らなかったために、

痛い思いをしたことがあります。

 

いつも寒天でゼリーを作っていたら、

常温でも溶けなかったのです。

 

めずらしくゼラチンでゼリーを作って、

食べ置きしてしまったら・・・

 

溶けちゃった~

 

その日は夏の暑い日だったのです。

 

寒天の溶ける温度は、70度以上。

一方、ゼラチンの溶ける温度は、

25度以上。

 

25度以上といえば、

今日は暑いなぁと思う日はアウトです。

 

十分注意しましょう。

 

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寒天とゼラチンの違いで一番大切な温度を知って美味しさ3倍増し

まとめ

寒天とゼラチンの違いを、

温度に注目して紹介しました。

 

寒天とゼラチンを使った

超簡単デザートといえばゼリーです。

 

果物の缶詰やジュースがあれば、

ただ固めるだけ。

 

超簡単で手軽にできるので、

我が家では子供が作ってくれます。

 

こんな素敵な素材である、

寒天とゼラチンをうまく使えば、

美味しさ3倍増し以上なのは間違いなし。

 

寒天とゼラチンをうまく使って、

美味しいデザートを

作ってみてくださいね。

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