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甘酒の酒粕と米麹の違いを知って美容に効果的な飲み方をマスター

2017年05月18日 [ 甘酒 米麹 酒粕 ]
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飲む点滴とも言われ、

注目されている甘酒には、

2つの作り方があります。

 

それは・・・

 

酒粕と米麹

 

酒粕は日本酒のもろみの搾りかす。

豆腐でいうおからのようなものです。

 

酒粕で作る甘酒は、

酒粕を水で薄めて

砂糖で味を調節して作ります。

 

一方、米麹はお米に

発酵を助ける麹菌が繁殖したもの。

 

米麹で作る甘酒は、

米麹とおかゆ状のご飯を混ぜてたものを

発酵して作ります。

 

この2つには

一見違いがあるように見えます。

 

しかし、純米酒の酒粕を作るには、

米と米麹の発酵とアルコール発酵をします。

こうしてできたもろみを絞って作ります。

 

「米と米麹」を発酵させるのは、

米麹で作る甘酒と同じですね。

 

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このように、実は

とても似ている2つの甘酒ですが、

やはり作り方の違いによって

美容への効果も違っています。

 

甘酒好きな私にとっては、

米麹から作る甘酒も、

酒粕から作る甘酒も、

どちらも美味しい。

 

でも、せっかく甘酒を飲むのなら、

美容も役立てると一石二鳥ですね。

 

そんな甘酒の使える美容豆知識を

紹介します。

 

米麹の甘酒の美容効果

 

米麹の甘酒は、

米麹とおかゆ状のご飯を混ぜることで、

麹菌がさまざな酵素や栄養を

作り出します。

 

注目は「酵素」。

 

酵素は、

人間の体内や摂取する食べ物に

含まれています。

 

そして酵素の働きがなければ

人間が生きていられないほど

重要なもの。

 

酵素がなければ、

ビタミンやミネラルといった

栄養を摂取しても十分な働きができません。

 

このように

健康にとって要となる酵素が、

米麹の甘酒には

100種類以上含まれています。

 

まさに麹菌さまさまです。

 

そして酵素を摂取できる上に、

 

ビタミンやミネラル、

必須アミノ酸など

多くの栄養が含まれています。

 

酵素+栄養

 

この両方が含まれているため、

米麹の甘酒の栄養を

無駄なく取り入れられます。

 

昔に比べて、野菜などの

自然の食材に含まれる栄養が

激減しています。

 

その上に、ジャンクフードなどで、

栄養が無駄に消費されています。

 

このような食環境であるため、

全種類の必須アミノ酸をはじめ

ビタミンやミネラル酵素などを

十分に摂取することは、

体をとても元気にしてくれます。

 

つまり、お肌や体の調子や

イライラやストレスなど心の疲れに

とてもよい影響を与えてくれます。

 

美容にも抜群の効果があります。

 

まず、コウジ酸が

シミやくすみの原因の

メラニンの生成を抑制してくれます。

 

メラニンの抑制といえば、

日焼け止めや美白で

喉から手が出るほど欲しいもの。

 

まさに、飲む日焼け止めです。

 

2つめは、全種類の必須アミノ酸。

必須アミノ酸は老化防止に役立ちます。

 

3つめは、エルゴチオネイン。

これは、注目の抗酸化成分です。

 

ストレスや農薬などが原因で

過剰に生成された活性酸素を、

押さえる力があります。

 

生活習慣病や老化を押さえる

働きがあります。

 

1g20万円もする貴重な成分です。

 

ある調査で、米麹の甘酒を

1日1回、1か月摂取したところ、

 

目の下のクマが薄くなる

髪の毛のツヤがよくなる

目覚めの良い

 

という結果も報告されています。

 

これほどの効果があるなら、

米麹の甘酒=美容ドリンク

 

と呼んでも問題ないでしょう。

 

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甘酒の酒粕と米麹の違いを知って美容に効果的な飲み方をマスター

酒粕の甘酒の美容効果

 

米麹の甘酒と酒粕の甘酒には

決定的な違いがあります。

 

それは・・・

 

清酒酵母とそれによる発酵

 

酒粕には日本酒のアルコール発酵に使う

清酒酵母が含まれています。

ビールのビール酵母のようなものです。

 

一方、一部を除いた日本酒は、

火入れ処理をします。

そのため、酒粕に含まれる栄養は、

熱に強いものだけになります。

 

これらを差し引きしても、

米麹の甘酒にはない、

酒粕の甘酒の方が多い栄養があります。

 

豆類に多い不溶性食物繊維です。

これは、便秘と食べ過ぎ防止に役立ちます。

 

便秘が解消されると、

お肌の調子がとてもよくなりますね。

 

また、コレステロールを抑制する

エルゴステロールや、

うつ病に効果が期待されるメチオニンも

含まれています

 

注目はアルプチン。

シミやくすみといえばメラニン。

そのメラニンの発生を防ぐことができる

酵素チロシナーゼを抑制するのです。

 

酒蔵の女将の手は白い

というのは有名は話ですが、

この効果かもしれませんね。

 

甘酒の酒粕と米麹の違いを知って美容に効果的な飲み方をマスター

甘酒の美容に効果的な飲み方

 

酒粕の甘酒と米麹の甘酒、

それぞれの違いと

美容の効果を紹介しました。

 

甘酒でポイントとなるのは

 

温度

 

温度が高いとせっかくの甘酒の成分が

もったいないことになります。

 

できるだけ

加熱しないようにするのがベスト。

 

酒粕で甘酒を作るときは、

酒粕を長時間水につけてふやかした後、

溶かした砂糖と一緒にミキサーにかける。

 

米麹で甘酒を作るときは、

熱を加えて発酵を止めるのではなく、

冷やすことで発酵のスピードを抑えて、

早く飲んでしまう。

 

このような工夫をするだけで、

余分な加熱処理を避けることができます。

 

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甘酒の酒粕と米麹の違いを知って美容に効果的な飲み方をマスター

まとめ

 

酒粕で作る甘酒と、

米麹で作る甘酒の

美容に効果がある栄養面の違いを

ご紹介しました。

 

また、温度をキーワードとして、

熱処理をしないで甘酒を飲むことを

お勧めしました。

 

私の好みの甘酒は、

米麹で作る甘酒です。

もちろん手作り。

自然な甘みがたまりません。

 

酒粕で作る甘酒は、

酒粕の美味しさに大きく左右されます。

酒蔵で購入するのがおすすめ。

 

どちらにしても、

甘酒は発酵食品でとても栄養があります。

ぜひ、いつもの生活に

取り入れていてくださいね。

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