「べっこう飴、作ってみたいけど型って必要?」
そう思って調べたら、意外と道具のことについては触れられていなくて悩んでいませんか。
実はべっこう飴の型は、専用のものがなくても全然大丈夫。
家にあるもので代用できるし、100均でサクッと揃えることもできます。
そこで今回は、自宅でべっこう飴がすぐ手作りできるような「型」「加熱道具」「仕上げに使うもの」についてアイテムをまとめました。
べっこう飴は砂糖があれば作れます。
思い立ったなら今日でも作ってみてくださいね。

ひとことでいうと・・・
べっこう飴に専用の型は不要!大切なのは素材の耐熱性だけ。
べっこう飴に必要な道具は3種類

まず全体像を整理すると、べっこう飴づくりに使う道具は大きく3つ。
- 加熱する道具(鍋・フライパン・電子レンジ用の耐熱容器)
- 型(飴を流し込んで形を作るもの)
- 仕上げに使うもの(つまようじ・竹串など)
順番に見ていきましょう。
べっこう飴で材料を加熱する道具の選び方
鍋・フライパン(コンロで作る場合)

べっこう飴は決まった濃度で作った砂糖水を加熱して作ります。
この加熱する温度がポイント。
濃度が濃い砂糖水は加熱すると高温になるたね、一般的な鍋料理の温度よりも、揚げ物をするときの油の温度に近いのです。
そんなべっこう飴を作るなら、加熱するとき使う鍋は、ステンレス製や琺瑯(ほうろう)製の小鍋が扱いやすいですが特に決まりはありません。
もちろん、フライパンでも作ることもできるのですが、ここで注意が必要。
というのも、べっこう飴は自宅で手作りするならそれほど大量に作ることはありません。
そして、べっこう飴の仕上がりを左右する温度は、鍋底が熱いほど急激に上がるのタイミングを計るのが難しくなります。
だから、フライパンや大きい鍋など、べっこう飴の量に対して平べったく広がるものではなく、小さめの鍋で材料がある程度の深さになるように調理ができるものにしましょう。
小さめの鍋のほうが、少量でもきれいに作れます。
出来上がったべっこう飴を型に流し込むために、注ぎ口のついた鍋も便利です。
また、鍋についたべっこう飴を取るためにシリコンベラ(スパチュラ)があると便利。
私はダイソーのシリコンスパチュラを使っています。
べっこう飴を型に流すためにお玉を使うなら、耐熱であるものを使うこと。
お玉に注ぎ口があると便利ですね。
なお、使い終わった鍋や容器には飴がこびりつきますが、水を入れてしばらく置いておくだけで溶けて落ちます。
バキバキの飴をこそげ落とす必要はないので、洗い物の心配は不要です。
耐熱容器(電子レンジで作る場合)

べっこう飴を電子レンジで作る時に注意したいのが加熱温度。
べっこう飴は砂糖水を加熱して作りますがその温度は160℃前後になります。
だから、電子レンジで作る時は170℃くらいは対応できる耐熱容器を用意してください。
耐熱ガラスのボウルやココットが安心。
電子レンジで使っているマグカップなど、普段電子レンジで使っている容器でも、耐熱温度に注意してください。
特に、プラスチック製の容器・普通のガラス皿は溶けたり割れたりすることがあるので要注意。
耐熱容器でも、傷やヒビがある場合は加熱中に割れると危険なので使わないでください。
また、べっこう飴では、加熱中は短時間ごとに仕上がりを確認したり、器を揺らす場合がありますが、そのとき容器が熱くなっているので注意してください。
持ちやすい耐熱容器を選ぶのがおすすめです。
べっこう飴の型の選び方と代用品

べっこう飴の「型」は、溶けた飴を流し込んで形を作るためのもの。
専用品がなくても、以下のもので代用できます。
①クッキングシート(最もシンプル)
型が何もなくても、クッキングシートさえあればOK。
鍋で砂糖水を加熱してできたべっこう飴を、クッキングペーパーに流して作ります。
べっこう飴はどろっとしているので、スプーンでもったりとクッキングシートに落とすだけでOK。
べっこう飴が冷めたら剥がして完成です。
クッキングシートを使うときは型を使わないため、形はいびつになりますが、手軽さが一番ですね。
後片付けもシートをポイするだけで済むので、我が家ではこれが定番になっています。
うちでは、自宅でべっこう飴を作るとき、クッキングシートにべっこう飴を落として作るのがお気に入り。
型を使わないことでいびつ?でいろんな形になるのでおもしろいですよ。
子供たちがスプーンで飴をちょっといじったりと、形を作って楽しんでいます。
また、べっこう飴に棒を付けたいときは、クッキングシートに落とした飴に爪楊枝をほどよく埋めるだけで簡単に作れてしまいます。
②アルミカップ(お弁当用・定番の代用品)

お弁当のおかず仕切りに使うアルミカップが、べっこう飴の型として大活躍。
型はお弁当用のシリコン製おかずカップが外しやすくて便利です。
アルミカップを使うときは、内側に薄くサラダ油を塗っておくのがポイント。
油を塗らないと飴がくっついて外しにくくなります。
飴にアルミがくっつくとこまるんですよね。
べっこう飴をアルミカップに流し込むときは、色がしっかり琥珀色になるまで煮詰めておくことで外れやすくなります。
③アルミホイル(くっつきやすいので油必須)

アルミホイルも代用できますが、くっつきやすいのが難点。
これは何度も経験しましたが、本当に困ってしまいます。
べっこう飴は砂糖水を十分に加熱していれば剥がれると聞きますが、実体験では剥がれたり剥がれなかったりするんですよね。
剥がれなかったときがすごく困るので、アルミホイルを使う場合は、内側にサラダ油を薄く塗ってから使いましょう。
くれぐれもムラがないように、刷毛などですみずみまで油を塗ってください。
くっつき防止加工のアルミホイル(フライパン用など)を使うとさらに外しやすくなります。
④シリコン型(かわいい形に仕上げたいなら)
ハート・星・動物など、かわいい形にしたいときはシリコン型が便利。
飴がくっつきにくく、外しやすいのが魅力です。
ただし、使う前に必ず耐熱温度を確認してください。
べっこう飴を作る時は溶けてしまうので、必ず耐熱性のシリコン型を探してくださいね。
チョコレート用のシリコン型は耐熱温度が低いものもあるので、パッケージの確認が必須です。
⑤クッキー型(ハート・星形など)

ハートのクッキー型の内側に油を薄く塗って、クッキングペーパーの上に置き、飴を流し入れて固めます。
ただし、クッキー型は金属製でも底がないので、クッキングシートの上に置いてから飴を流し込む必要があります。
また、金属製のクッキー型は高温になるので取り扱いに注意。
私はクッキー型がお気に入りでよく使っています。
形もかわいいので買ってきた飴のように見えて見栄えがとってもいい感じ。
ただし、つまようじで棒を付けようとすると斜めになってしまうのだけが残念です。
100均で揃えるおすすめアイテム

ダイソー・セリアで買えるもの
アルミカップ(お弁当用)
100均のどこにでも置いてある定番アイテム。大・中・小とサイズが選べるものも多く、べっこう飴の型として最適です。
クッキングシート
必ず持っておきたい必需品。型なしで作るときも、型と組み合わせて使うときも活躍します。
シリコン型・クッキー型
チョコレート用やゼリー用のシリコン型が、製菓コーナーに並んでいます。
ハート・星・花などかわいい形が豊富。ただし耐熱温度の確認を忘れずに。
クッキー型はステンレス製が多いので、耐熱温度の心配はありません。
つまようじ・竹串
棒付きのべっこう飴を作るのに必須。まとめ買いしておくと便利です。
小鍋・フライパン
べっこう飴専用に1つ持っておくと便利。汚れても水につけておけば落ちるので、安いもので十分です。
べっこう飴の仕上げに使う道具

つまようじ・竹串
飴が固まる前に刺しておくと、棒付きキャンディのように食べやすくなります。
刺すタイミングは、型に流し込んで10〜20秒ほど経ってから。
早すぎると飴が流れてしまい、遅すぎると固まって刺さらなくなります。
クッキー型など型に差し込む場合は、固まる前ならいつでも刺して大丈夫です。
スプーン・お玉
型に飴を流し込むときに使います。
量が少ない場合はスプーンで十分。
まとめて作るならお玉のほうが注ぎやすいです。
注ぎ口があるお玉だとさらに便利ですね。
ゴムベラ(シリコン製)
鍋に残った飴をきれいに型に流し込むときに便利。
ただし、加熱中にまぜるときに使うと再結晶化してザラザラになる原因になります。
べっこう飴を加熱中は出番はありません。
飴を型に流し込む直前に、鍋の内側をさっとこそぎ取る用途で使いましょう。
べっこう飴で使ってはいけない型・素材

べっこう飴は160℃以上の高温になるため、使ってはいけない素材があります。
紙コップ・牛乳パック
高温でコーティングが溶け出す危険があります。
直接飴を流し込むのは避けましょう。
ワックスペーパー
クッキングシートに似ていますが、耐熱性がまったく異なります。
実際に試してみると、熱でワックスペーパーが溶けて、飴にくっついてしまいます。オーブンや直火に使用しないでくださいと書かれています。
見た目が似ているので注意が必要。
「クッキングシート」と書かれているものを選びましょう。
耐熱温度の低いプラスチック容器
レンジ加熱で溶けたり変形したりします。
必ず耐熱温度170℃以上のものを使ってください。
べっこう飴の型や道具は何を使う?まとめ
べっこう飴は、材料が砂糖と水という家にありそうなものだけでなく、道具や型もうちにあるものでできてしまいます。
今回お伝えしたべっこう飴の型や道具、まとめると以下の通りです。
加熱道具:鍋・フライパン(コンロ)または耐熱温度170℃以上の容器(レンジ)
型(使いやすい順):
- クッキングシート(型なしで一番手軽)
- アルミカップ(内側に油塗りでくっつかない)
- アルミホイル(油塗り必須・加熱不足に注意)
- シリコン型(耐熱温度確認必須・かわいい形に仕上がる)
- クッキー型(クッキングシートと組み合わせて使う)
仕上げ道具:つまようじ・竹串・スプーン・ゴムベラ
専用の型を買わなくても、クッキングシートとアルミカップがあれば十分。
100均で道具を揃えればコストも最小限で始められます。
道具の準備ができたら、ぜひべっこう飴づくりを楽しんでみてください