手羽先の生焼けの見分け方!骨の周りが赤色やピンク色でも大丈夫?

手羽先の生焼けの見分け方!骨の周りが赤色やピンク色でも大丈夫? まめ知識

手羽先って、甘辛く焼いたり揚げたり、食卓にのぼる機会が多い食材ですよね。

でも食べているとき、ふと骨の周りが赤いのを見て「あれ……これ生焼け?」とドキッとしたことはありませんか。

手羽先は骨付きで火が通りにくいぶん、生焼けの見分けが難しいのが正直なところ。

この記事では「生焼けかどうかの見分け方」「赤くても大丈夫なケース」「万が一のときの対処法」までをまとめました。

手羽先の生焼けの見分けポイントを覚えて、安心して食卓に出しましょう。

ひとことでいうと・・・

手羽先は赤やピンクが生焼けとは限りません。骨周辺を確認

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手羽先が生焼けかどうかの見分け方5つ

手羽先が生焼けかどうかの見分け方5つ

手羽先はコラーゲンたっぷりぷるんぷるんなので煮込むイメージがあります。

煮込む場合は、手羽先が生焼けという心配はないのですが、手羽先の塩焼きや名古屋名物の手羽先唐揚げなどの料理だと生焼けになることがあります。

「この手羽先は、食べても大丈夫かな?」と思ったとき、すぐ使える確認方法を5つ紹介します。

①手羽先の肉の断面の色を確認する

手羽先の肉の断面の色を確認する

一番確実なのは、思い切って切ってしまうこと。

手羽先の表面は皮で覆われているので、見た目で判断することは難しいのです。

手羽先の肉の部分を少し切ってみて、中の肉の色をチェック。

白っぽい感じだと火が通っていますが、赤みが残っている場合は生焼けの可能性があります。

特に、肉が厚くなっている部分に赤みが残っていたら要注意。

「全体的に白い+部分的にうっすらピンク」は大丈夫なケースが多いです。

一方、「外側だけ白くて中心がピンク」は生焼けの可能性が高い。このポイントを覚えておくと安心です。

②つまようじや竹串を刺して肉汁の色を見る

つまようじや竹串を刺して肉汁の色を見る

手羽先は見た目も美味しそうなので、肉切らずに確かめたいならこの方法。

手羽先の肉が一番分厚い部分を竹串やフォークなどで刺して、出てきた肉汁の色を確認します。

肉汁が透明なら十分に火が通っています。

一方、肉汁がピンク色や赤っぽい場合は、まだ中心まで加熱できていない可能性があります。

盛り付け後でもぱっと刺すだけですぐ確認できる手軽な方法です。

③骨から肉がきれいに剥がれるか確認する

骨から肉がきれいに剥がれるか確認する

手羽先ならではのチェック方法がこれ。

肉は火が通っていると縮むため、自然と骨から離れやすくなります。

また、手羽先は骨についた肉の厚みがそれほど厚くありません。

だから、骨の近くを箸でほぐしてみてスルッと剥がれるようなら、火が通っているサイン。

骨にねっとりくっついてなかなか剥がれないときは、まだ生焼けの可能性があります。

④触感で確認する

触感で確認する

箸や指で押したときにブヨっとした感触が残っている場合は生焼けの可能性があります。

手羽先に火がしっかり通っている場合は、ある程度のプリっとした弾力と、しっかりとした締まりが感じられます。

「プニプニして柔らかすぎる」は要注意。

「弾力があってしっかりしている」なら火が通っているサインです。

⑤温度計で中心温度を測る(最も確実)

温度計で中心温度を測る(最も確実)

手羽先の生焼けで「絶対に失敗したくない」という方は、料理用温度計が一番頼りになります。

手羽先の肉は火が通っているかどうかは温度で判断することができるので。

食中毒の原因となるカンピロバクターやサルモネラ菌は75℃以上の温度で死滅するので、中心温度計を使って手羽先の一番分厚い部分の温度を測り、75℃を超えていれば安心です。

しかし、鶏肉の生焼けにならない美味しいタイミングを狙うなら70℃くらいがいい塩梅です。

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手羽先が生焼けだったときの再加熱方法

手羽先が生焼けだったときの再加熱方法

「手羽先がやっぱり生焼けだった!」という場合も慌てなくて大丈夫。

気付いた段階で再加熱すれば、美味しく食べることができます。

できれば、調理中か調理後すぐのように手羽先が温かいときに見つけた方が再加熱をより美味しくすることができます。

手羽先の生焼けが気になるならできるだけ早い段階でチェックしましょう。

では、もし、手羽先が生焼けだったときに再度加熱する方法として思い浮かぶのはフライパンを使った方法。

手羽先をフライパンで蒸し焼き(おすすめ)

手羽先をフライパンで蒸し焼き(おすすめ)

手羽先が生焼けだと気づいたときの基本はフライパンに戻すこと。

手羽先の塩焼きなどでフライパンで調理していたなら、そのフライパンを使って焼き直します。

まず、フライパンで焼き直す時は、火加減に注意すること。

手羽先が焼けたと思ったのに生焼けだったときは、手羽先の表面がかなり焼けている状態であることが多いもの。

あまり強い火で再度加熱すると火が通る前に先に手羽先の表面が焦げてしまいます。

弱めの中火くらいでじっくりと火を入れていきましょう。

また、手羽先の調理方法で皮をパリッとするものでないなら、フライパンに蓋をして蒸し焼きにするのがおすすめ。

フライパンに蓋をして生焼けの手羽先を蒸し焼きにすることで、ふっくらと仕上がると同時に中まで火が入りやすくなります。

蒸し焼きにするときは、水を少量(大さじ1から2)足して蒸すと、パサつかずしっとり仕上がります。

手羽先を電子レンジで再加熱

手羽先を電子レンジで再加熱

急ぎのときや、焼いた手羽先が冷えてしまった場合は、電子レンジで再加熱がおすすめ。

電子レンジは手羽先の内部からも加熱することができるので、生焼けになりやすい部分を早く加熱することができます。

まず、電子レンジの耐熱皿に手羽先を並べ、ラップをふんわりとかけます。

600Wの電子レンジで2分ほど加熱すると、中までしっかり火が通ります。途中で一度取り出して、手羽先を裏返すとより均一に加熱できます。

少量の水を加えてからラップをするのがポイント。

水なしだとパサパサになりがちなので注意してください。

手羽先の生焼け具合が半生よりも焼けている場合は、電子レンジで短時間加熱を繰り返して確認しながら加熱しましょう。

オーブンやグリルで再加熱

オーブンやグリルで再加熱

手羽元をフライパンを使わずに焼く方法には、オーブンやガスレンジの魚焼きグリルで加熱する方法があります。

オーブンを使った手羽先料理なら、そのままオーブンを使って再加熱するのがおすすめ。

手羽先はすでにある程度焼けた状態なので、表面が焦げそうならふんわりとアルミホイルを被せて再加熱します。

魚焼きグリルは火力が強く300℃以上になります。

手羽先の再加熱には、中火でも火力が強すぎて表面が焦げてしまうこともあるため、必ず弱火でじっくり焼いて火を通してください。

なお、魚焼きグリルではアルミホイルの利用はおすすめしません。

手羽先が生焼けになりやすい理由

手羽先が生焼けになりやすい理由

見分け方と再加熱方法がわかったところで、「そもそもなぜ生焼けになりやすいのか」も知っておきましょう。

原因がわかると、次回からグッと失敗しにくくなります。

手羽先は骨付きで熱が届きにくい

手羽先は骨付きで熱が届きにくい

手羽先は「骨付き」で「お肉がぎゅっと詰まってる」部位なので、見た目以上に火が通りにくいのです。

しかも外側が先に焼けてしまうから「焼けたかも?」と勘違いしてしまいます。

実際は中心がまだ冷たい……なんてことも。

表面がこんがり焼けていても、骨の近くはまだ生、というのが手羽先のあるある。

骨の周りがピンク色や赤いのは「生焼け」ではないことも多い

骨の周りがピンク色や赤いのは「生焼け」ではないことも多い

手羽先を塩焼きなど焼いた料理では、骨まわりが赤い場合があります。

骨まわりが赤色やピンク色をしていると生焼けかとドキッとしますよね。

手羽先は骨の周りが赤っぽくて一見生焼けに見えることがありますが、この赤みは骨髄液の色が原因で赤っぽく見えるだけの場合が多いのです。

つまり、手羽先の骨周りが赤いからといっても生焼けでない可能性が高い。

骨髄液とは骨の内部から出る液体で、血液ではないため、しっかりと加熱されていれば食べても問題はありません。

「骨の周りだけが赤い」場合は、多くの場合は骨髄液やミオグロビンが原因。

骨の周りの肉がピンク色っぽいという場合も同じです。

それでも、赤色やピンク色というのは生っぽく感じてしまうので、心配なときは②の肉汁チェックや①の断面確認をプラスして、総合的に判断しましょう。

手羽先が生焼けにならないための焼き方のコツ

手羽先が生焼けにならないための焼き方のコツ

そもそも手羽先が生焼けでなければ心配することはありません。

生焼けの原因がわかれば対策もシンプル。

ちょっとした工夫で、手羽先の生焼けはぐっと防ぎやすくなります。

コツ①先にレンジで加熱してからフライパンへ

先にレンジで加熱してからフライパンへ

手羽先の生焼けを防ぐ最強の裏技がこれです。

手羽先で一番火が通りにくい場所は中心部の骨に近い場所。

フライパンやオーブンは外側から熱を与えて中心部に向かって加熱していきます。

しかし、オーブンは違います。

手羽先全体を加熱していくので、中心部の加熱なら電子レンジが早くて確実なのです。

手羽元の生焼け対策には、電子レンジで中まで火を通してから、フライパンで焼き色をつけるだけ。

これはあくまで一例ですが、

電子レンジ600Wで約5分加熱。一旦取り出し上下を返して、再びラップをかぶせ、さらに3分ほど加熱します。

その後フライパンで転がしながら2分ほど焼けば、生焼けの心配もなく仕上がります。

電子レンジの加熱時間は、手羽先の数や手羽先の温度にも左右されます。

様子を見ながら加熱してください。

コツ②蓋をして蒸し焼きにする

蓋をして蒸し焼きにする

手羽先を焼くけど生焼けが心配というときは、蒸し焼きがおすすめ。

手羽先をフライパンで焼くとき、フライパンに接している部分は高熱で焼けますが、そうでない部分はなかなか熱くなりません。

特に、強火で表面だけを焼いた場合、中まで熱が伝わらずに生焼けのままになることがあります。

だから、手羽元の表面をぱりっと、中は低温でじっくり火を通す方法で焼け具合をしっかり見ておくなど手間とテクニックが必要になります。

そんなときに便利なのが、フライパンに蓋をすること。

フライパンに蓋をするとフライパンの内部で熱が循環するので、フライパンに接している部分が焼けるだけでなく、接していない部分にも蒸気の熱が加わるのです。

手羽先の焼き上がりの時間も短くなり時短にもなります。

手羽先の扱いに慣れるまでは、フライパンで焼くときは蓋をして焼く方法がおすすめです。

コツ③フォークで数か所刺してから焼く

フォークで数か所刺してから焼く

手羽元を焼く前にあらかじめフォークで3、4か所刺しておきます。

すると、フォークの差し跡を通して熱が内部まで届きやすくなります。

下味もよく染み込むので、一石二鳥。

フォークの跡からは肉汁も染み出すので、食感がパサつくほど刺しすぎないように、ほどほどにするのがポイントです。

コツ④冷蔵庫から出してすぐ焼かない

冷蔵庫から出してすぐ焼かない

鶏肉の焼き物の下ごしらえといえば、まず冷蔵庫から出して常温にすること。

手羽先も同じで、冷蔵庫から出してす冷たいまま強火にかけると、外側は焼けていても中が生になりがち。

手羽先を焼く20分くらい前は冷蔵庫から出して常温に戻しましょう。

たったこれだけで、火の通りが格段に変わって生焼けになりにくくなります。

もし、「時間がない」というときは、常温に戻すのに電子レンジを使う方法で、コツ①のレンチン→フライパンでカバーしましょう。

万が一食べてしまったときは

万が一食べてしまったときは

「気づかず食べてしまった……」というときも、まず落ち着いてください。

手羽先の生焼けを食べると食中毒のリスクがありますが、これには潜伏期間があるからです。すぐに症状が出ないので、今は大丈夫に見えても、時間が経つと症状が出る可能性もあります。

「食べてすぐ何ともないから大丈夫」とは言い切れないのが怖いところ。

カンピロバクターに感染すると、わずか数百個程度の少ない菌でも腸炎を引き起こします。主な症状は発熱、倦怠感、頭痛、吐き気、腹痛、下痢、血便などです。

食べてから1週間は体調の変化に気をつけましょう。

腹痛・下痢・発熱などの症状が出たら、自己判断で市販の下痢止めを飲まずに病院へ。

カンピロバクターが原因の場合、下痢止めで菌を体内に閉じ込めてしまうリスクがあるからです。

受診の際は「手羽先の生焼けを食べたかもしれない」と医師に伝えると、診断がスムーズになります。

手羽先の生焼けの見分け方!まとめ

手羽先の生焼けの見分け方、まとめると以下の通りです。

確認のポイント

  • 断面が全体的に白い→OK。外側だけ白で中心がピンク→NG
  • 竹串を刺した肉汁が透明→OK。ピンクや赤→再加熱
  • 骨からスルッと肉が剥がれる→OK。ねっとりくっつく→要注意
  • 押してしっかり弾力がある→OK。ブヨっとやわらかすぎる→要注意
  • 骨の周りだけが赤い→骨髄液の可能性大。他のサインも合わせて確認

生焼けだった場合は、フライパンの蒸し焼きかレンジで再加熱すれば大丈夫。

「骨の周りが赤い=生焼け」ではないと知っているだけで、毎回の調理がぐっと気楽になります。

次回の手羽先料理、ぜひ自信を持って食卓に出してみてください!

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