フライドポテトを手作りしようとレシピを見ると、
「先に茹でてから揚げる」派と「生から揚げる」派
に分かれていてどっちにすればいいか迷いませんか?
私も最初はジャガイモを切って茹でてから作ってみたところ、いろいろと大変な思いをしました。
この記事では、実際にやってみてわかった「茹でる・茹でない」それぞれのリアルな話をお伝えします。

ひとことでいうと
おすすめは、茹でずに生から揚げる
フライドポテトを「茹でてから揚げる」で失敗した体験談

最初にフライドポテトを手作りしたとき、こう思いました。
「じゃがいもって生のままだと火が通るのに時間がかかりそう……。先に茹でれば早く揚がるんじゃ?」
そう考えて、まず鍋でじゃがいもを茹でてから揚げることにしました。
でもこれが、思った以上に大変だったんです。
まず茹でたじゃがいもは表面に水分がたっぷり残っている状態。 フライパンに入れた瞬間、油がバチバチと盛大にはねました。
しかも、じゅうぶん火が通って柔らかくなっているから形が崩れやすい。 菜箸で触るたびにポロポロと崩れていき、なんとも残念な仕上がりに。
さらに困ったのは、じゃがいも同士がくっついてしまうこと。 調べてみると、茹でた後に片栗粉か小麦粉をまぶすといいとのことで、また一手間追加。
茹でる鍋、揚げる鍋と鍋が2つ必要になったのも地味に面倒でした。 電子レンジを使っても器が増えるだけで、結局手間は変わらない……。
「手早く作ろうと思ったのに、なんで洗い物が増えてるの?」と、ちょっと悲しくなりました。
フライドポテトを茹でないで生から揚げてみた結果

そこで思い切って、生のじゃがいもをそのままカットして揚げる方法を試してみました。
正直、「生から揚げて中まで火が通るの?」と半信半疑でしたが……。
これが拍子抜けするほど、楽だったのです!
鍋は揚げるための鍋が1つだけ。
フライドポテトを作る工程は「切る→揚げる」のシンプル2ステップ。
洗い物も最小限。
揚げる時間は確かに少し長くなりましたが、それ以外のストレスがゼロ。
ジャガイモを揚げている鍋を見張っていればいいだけなので、むしろ気楽なくらい。
それ以来、フライドポテトは生から素揚げで作るのが私の定番になりました。
フライドポテトの茹でる・茹でないでの仕上がりの違いは?

「でも、仕上がりは茹でた方がおいしいんじゃないの?」と思う方へ。
実際には、目的によって使い分けるのがおすすめです。
じゃがいもを茹でてから揚げる場合
先にさっと茹でてから揚げることで、ファストフード店のような仕上がりに近くなります。
茹でた後は水気をしっかり拭き取り、粉をまぶしてから揚げるのがポイント。
表面がカリカリになり、内側はしっとりとした食感になります。
塩水で茹でると下味がつくのも特徴のひとつ。
ただし、水気の処理と粉をまぶす手間が発生します。
「本格的に作りたい!」というときにはいいかもしれません。
じゃがいもを生から揚げる場合
生のじゃがいもを低温の油からじっくりと揚げることで、中はホクホク、表面はカリカリに仕上がります。
時間はかかりますが、失敗しにくく、じゃがいも本来のうまみが活きた仕上がりに。
経験からはフライドポテトを手作りする手軽さは断然こちらが上です。
じゃがいもを茹でずに生から揚げるときの3つのコツ
じゃがいもを生から揚げる方法で、よりおいしく仕上げるためのポイントをまとめます。
コツ①:じゃがいもは切ったら必ず水にさらす

切ったじゃがいもは水に30分〜1時間ほどさらしておくと、余分なでんぷんが落ちてカリッとした仕上がりになりやすくなります。
さらすのが面倒な場合でも、最低10分は水につけておくだけで差が出ます。
それでも面倒なときはそのまま揚げるものあり。
私はついつい、そのまま揚げてしまうことが多いです。
コツ②:水気はキッチンペーパーで丁寧に拭く
これ、意外と見落としがちなんですよね。
水気が残ったまま揚げると、油がはねて危ないし、カラッと揚がりません。
「しっかり拭いた!」と思っても、もう一度ペーパーで押さえるくらいがちょうどよいです。
コツ③:低温から揚げ始める
じゃがいもは熱が通りにくいので、まず低温でじっくりと中まで火を通してから、高温で表面をカリッと仕上げる2度揚げが効果的です。
いきなり高温に入れると外だけ焦げて中が生のまま、なんてことも。
焦らず低温スタートが正解です。
じゃがいもを油に入れてから火をつける方法もあります。
コツ④:フライドポテトは素揚げor小麦粉

じゃがいもを切って生から揚げてフライドポテトを作る方法には、素揚げと小麦粉を振る方法があります。
素揚げでフライドポテトを作るのはとても楽。
一度この方法の「茹でずに生⇒素揚げ」をしてしまうと簡単すぎて止められなくなります。
でも、じゃがいもを切って生で茹でずに作る方法は、切って水にさらしたジャガイモに小麦粉を振る方法が一般的のようです。
小麦粉を振るというひと手間が、フライドポテトの外側はかりっと、内側はほくほくと、よりお店の味に近くになります。
小麦粉を振る手間を惜しまないなら、私もこちらの方法がおすすめです。
電子レンジを使う「茹でない・でも時短」な方法も

「生から揚げたいけど、揚げ時間が長いのはちょっと……」という方へ。
電子レンジで先にじゃがいもを加熱してから揚げる方法もあります。
じゃがいもに塩を振ってからラップをかけて電子レンジで加熱することで、旨みが引き出され、揚げ時間の短縮にもつながります。
茹でるよりも水分が出にくく、器も1つで済むのがポイント。
「洗い物を増やしたくないけど時短もしたい」という方にはこちらがおすすめです。
電子レンジにかけてから揚げると、時間が経ってもベタっとしにくい仕上がりになります。
なお、電子レンジを使う場合は、じゃがいもを加熱しすぎないで生焼きぐらいを狙います。
フライドポテトは茹でるor茹でない?まとめ
今回のポイントをまとめます。
- 茹でてから揚げる→ 本格的な仕上がりだが、水気処理・粉まぶし・鍋2つと手間がかかる
- 生から茹でずに揚げる→ 少し時間はかかるが、工程シンプル。失敗しにくく、じゃがいも本来のおいしさが楽しめる
- 電子レンジ+揚げ→ 時短かつ洗い物少なめのいいとこ取り
- カリカリに仕上げるコツは「水さらし・水気をしっかり拭く・低温スタート」の3つ
「茹でた方がいいのかな」と悩んでいた方、実は生から揚げるだけで十分においしく作れます。
ぜひ今度のおやつや夕飯のひと品に、気軽に試してみてくださいね。