コンロ周りの掃除は、
台所掃除の中でも大変なところ。
油汚れはもちろん、
焦げもできやすい。
ちょっと油断しただけで、
焦げや油汚れがひどくなるので、
諦めてしまうことも。
わが家では、
土鍋でご飯を炊くので、
吹きこぼれを気にせずに
ガスレンジを使っていたら・・・
あっという間に、
五徳とその周辺に焦げ付きが。
たまに掃除はしていたものの、
取れにくくなった焦げは
諦めていました。
でも、写真を撮ることになり、
何とかしようと試してみたら・・・
五徳やその周りの部品から、
焦げが落ちたのです。
びっくり仰天!
この喜びをぜひお裾分けしたい。
そこで、
実際に焦げを落とした方法を
ご紹介します。
五徳の焦げに挑むのは重曹
焦げ対策といえば
重曹。
五徳のガンコな焦げ付きにも
重曹を使います。
ちなみに、
うちの五徳の焦げ付きは、
マイナスドライバーで削るものの
ほとんど取れませんでした。
それぐらいガンコで
手の付けられない五徳。
自分でいうのもなんですが、
うちの五徳ほどひどい焦げ付きは
あまり見ないかも。
そんな五徳の焦げ付きに、
重曹を振ってこすったところで
全く効果なし。
そこで、いつもと違った
重曹の使い方をします。
それは・・・
重曹水を沸騰させる。
重曹にお湯を注ぐだけでも、
以前、換気扇カバーの塗装が
すべて落ちてしまったほど
強力なもの。
それをさらに火にかけて
沸騰させ続けます。
これほど強力な重曹の使い方は
ないでしょう。
でも、そもそも、
重曹水を沸騰させると
焦げを落とすほどに
洗浄力がアップするのでしょうか。
五徳の焦げ付きの落とし方!取れないガンコな焦げを重曹で落とす!
五徳の焦げに重曹水を沸騰させるのはなぜ
重曹水を沸騰させると
洗浄力がアップするのはなぜか。
重曹を水に溶かしただけでは、
重曹のまま。
しかし、重曹を水に溶かして
沸騰(加熱)すると、
炭酸ソーダ
になるのです。
加熱することで、
重曹に含まれる二酸化炭素が
抜けてしまうから。
つまり、五徳の焦げを落とすのは、
重曹を使っているつもりが、
実は炭酸ソーダだった
ということですね。
重曹水を沸騰させる謎が
解明できたところで、
五徳の焦げ付きを落としましょう。
五徳の焦げ付きの落とし方!取れないガンコな焦げを重曹で落とす!
五徳の焦げ付きの落とし方
私が実践して効果ありの
重曹を使った
五徳の焦げ付きの落とし方。
用意するのは、
ガンコな焦げ付きの五徳と周辺部品、
それらがすっぽり入る鍋。
そして、重曹。
まずは、
鍋に五徳などの部品と
ひたひたの水を加えてから、
重曹を入れます。
重曹の量は適当でOK。
目安としては
水500mlに重曹大さじ3。
そして、鍋を火にかけて
10分ほど沸騰させる。
鍋を火からおろして、
数時間放置しましょう。
ちなみに、私は急ぎだったので、
20分くらいで
五徳を取り出しました。
その結果がコレ!
↓ ↓ ↓ ↓
それでも、
マイナスドライバーで削っても
とれない焦げ付きが
ほとんど取れていました。
五徳だと思っていたものが、
五徳とカバーのような部品が
くっついていたことが判明。
これこそ
開いた口がふさがらない
ということでしょうか。
だから、重曹水を
沸騰させた後に数時間置くと、
さらに効果はアップ。
焦げを削る必要もなく、
ごしごしこする必要もありません。
重曹のありがたみを
ヒシヒシと感じた
五徳焦げ落としでした。
なお、重曹は水に加えること。
お湯に加えると、
重曹が一気に発砲して、
すごく危険です。
私は間違って、
重曹をお湯に加えてしまったので、
一気に泡が吹きこぼれて
恐怖でした。
五徳の焦げ付きの落とし方!取れないガンコな焦げを重曹で落とす!
五徳の焦げ付きを重曹でなくセスキを使うのは?
五徳の焦げ付きは
重曹を使うと衝撃的に
焦げが落ちるのはご紹介した通り。
では、重曹の並んで知られる
セスキ炭酸ソーダを使うのは
どうでしょうか。
答えは、
セスキ炭酸ソーダでもOK.
ただし、五徳の焦げ落としには、
重曹の方がセスキ炭酸ソーダよりも
効果が高い。
だから、おすすめは、
重曹ですね。
100均で買えるので
重曹を使いましょう。
五徳の焦げ付きの落とし方!取れないガンコな焦げを重曹で落とす!
まとめ
五徳の焦げ付きの落とし方を
ご紹介しました。
ひどい焦げ付きも
重曹を使うだけで落ちるので、
ぜひ試してみてくださいね。