お葬式に日傘を使いたい!色は黒しかダメ?色やデザイン、柄のマナー
お葬式の予定は突然入るもの。
暑い日に行われるなら、
日傘をさしてもいいのかな。
夏の暑い盛りのお葬式で、
倒れかけたことのある身としては、
心の底から思います。
しかし、お葬式は冠婚葬祭の1つで
マナーが重要視されるもの。
そんなお葬式で、
日傘を使うことについてのマナーを
紹介します。
お葬式に日傘を使いたい!色は黒しかダメ?色やデザイン、柄のマナー
その1:日傘の色
お葬式に出席するときは、
服装は黒の上下に、黒のヒールと
基本的にすべて黒で揃えます。
この服装の色が、
お葬式で相手に失礼にならない色ですね。
なので、お葬式で日傘をさすなら、
黒の日傘を使うのがよいでしょう。
グレーや、ネイビーなど
黒に近い色ならいいかな
と思うかもしれません。
しかし、日傘は太陽の日差しが
きついときにさすことがおおいです。
そんな、日差しの光によって
日傘の色が広げる前よりも明るい色に
見えてしまいます。
例えば、ネイビーだと
太陽の光で青色に見えてしまいます。
お葬式の最中に
日傘をさす場面があるときは、
黒色の日傘を用意します。
お葬式に日傘を使いたい!色は黒しかダメ?色やデザイン、柄のマナー
その2:日傘のデザインや柄
お葬式に使う日傘は黒色としたとき、
日傘のデザインや柄は
どんなものがよいでしょうか。
お葬式では、
基本的に黒色以外の色を
身に着けることは避けます。
日傘を黒色にしたとしても、
デザインが派手な印象を与えないように
気配りするんおが大切です。
黒色の日傘に
同色で刺繍したものであれば、
刺繍も目立ちません。
だから、刺繍の柄は、
市販されているものであれば
特に気にする必要はないでしょう。
使用する自分が
喪服と合わせても不自然でない
と感じられるものを用意するのが
一番ですね。
お葬式に日傘を使いたい!色は黒しかダメ?色やデザイン、柄のマナー
その3:お葬式での日傘の出番
黒色の日傘は、
光を吸収するうえに、
地面からの照り返しの光も吸収します。
なので、紫外線対策に効果があると
注目されています。
しかし、黒色の日傘で刺繍も黒というと、
普段の生活では、
使う出番が少なさそうですね。
そもそも、お葬式で日傘を使う機会が
あるのでしょうか。
最近では、お葬式は自宅ではなく、
葬儀場で行われることが多いです。
葬儀場では、外に出る機会は、
故人のお見送りくらいでしょうか。
その時は数珠を持って合掌するので
日傘を使う機会はありません。
身内の葬儀の場合は、
葬儀場から火葬場までの移動を
徒歩で行く場合くらいです。
あとは、自宅での葬儀の場合、
焼香の順番を外で待つときです。
この場合は、近くの日陰で
待つようにすればいいですね。
このように考えると、
お葬式での日傘の出番は、
あまりなさそうですね。
お葬式に日傘を使いたい!色は黒しかダメ?色やデザイン、柄のマナー
その4:自宅から葬儀場まで
葬儀場に着いてからは、
日傘を使う機会はあまりありません。
そうはいっても、
自宅から葬儀場までの移動には、
日なたを歩く機会もあります。
そんなときは、
日傘を使いたいですね。
毎日、帽子や日傘を欠かせない私も
同じ気持ちです。
葬儀場への行き帰りは、
必ずしも黒の日傘でなくても構いません。
式典ではありませんから。
でも、どんな日傘でもいい
というわけでもありません。
着ている衣服が黒い喪服なので。
黒い喪服でも違和感があまりない色で
派手な印象を与えないものなら、
構いません。
例えば、ネイビーやグレーなど。
基本的に常識ある自分が、
これなら大丈夫かな
と思うものであれば大丈夫。
ちょっと恥ずかしいかも
と思うのは自分の心のためにも
避けるのが無難ですね。
お葬式に日傘を使いたい!色は黒しかダメ?色やデザイン、柄のマナー
その5:まとめ
お葬式に日傘を使うときの
日傘についてお伝えしました。
日傘を葬儀中に使うなら、
黒色で同色の刺繍の入ったもの。
葬儀場までの行き帰りに使うなら、
ネイビーやグレーなど
喪服に合わせて違和感があまりない色で
派手な印象を与えないもの。
お伝えしたように、
日傘を葬儀中に使える機会は
あまりありません。
葬儀中の移動で
どうしても日傘を使いたいが
黒色の日傘はない場合は、
黒色の傘で代用するのも
いいかもしれません。
めったに出番がない
黒い日傘を買うかどうかは、
葬儀中に使う機会があるかどうかを
考えてから決めてもよいですね。
日傘を葬儀場の行き帰りに使うだけなら、
人気の色であるネイビーやグレーを
選んだほうが使う機会がありそうです。