男性は経験することはない、
気分が悪くて辛い時間といえば・・・
つわり(悪阻)。
妊娠初期から安定期にかけて
特に起きやすいつわりは、
本当に辛いし、しんどくて、
エネルギーをガシガシ
削り取られます。
でも、つわりの辛さは、
妊娠した人しか分からない。
しかも、妊娠した人でも、
つわりのキツさは個人差が大きいため、
誤解を受けることも。
つわりとよく比較されるのが、
つわりの「気分が悪い」という症状から、
二日酔いです。
つわりを体験したことがある人よりも、
二日酔いを体験したことがある人の方が
多いですから例えとしては分かりやすい。
そんな、つわりと二日酔いについて、
お酒好き主婦が、実体験した経験から
違いをお伝えします。
二日酔いとつわりの起こりの違い
二日酔いは、当たり前ですが、
お酒を飲みすぎたときに起きる
体調の悪さを指します。
つまり、お酒を飲まなければ、
二日酔いすることもないし、
二日酔いによる
吐き気や頭痛なども起きません。
そして、二日酔いになっても、
1日くらいでほとんど体調は戻ります。
一方、つわりは、ある日突然起こります。
「何だか気分が悪いかも」レベルから、
「ご飯のにおいでもダメ」レベルがあり、
「お腹がすいたらダメ、
だけど食べたら吐く」
という辛さアップレベルから、
「何もしなくても吐きそう」
という、ぐうの音もでないレベルまで。
ほんの一例を紹介しましたが、
このように気分の悪さレベルも
嫌になるほどあります。
また、つわりの辛さは個人差があり、
つわり経験者同士でも
共感できないことも。
さらに、その状況を
改善する方法はほとんどなく、
それがいつ終わるかも分からない。
つわり経験者から言うと、
つわりの終わりの時期が見えないのが、
涙がでるほど辛いものでした。
期限が決まっていれば
それを励みに頑張れるのですが、
期限がないことがあれほどつらいとは、
体験してみないと分かりませんでした。
二日酔いとつわりの吐き気の違い
つわりが二日酔いと対比されるのは、
どちらの症状にも
「吐き気」があるから。
では、「吐き気」は、
二日酔いとつわりは
同じようなものでしょうか。
3人の子供を産んで、
つわりを3回体験した経験からいうと、
全く違います。
二日酔いの吐き気は、
胃の周辺からこみ上げるイメージです。
そして、吐き気は、
吐きそうで吐けないレベルから、
吐いてしまうレベルまで。
でも、ぶっちゃけ吐いてしまえば、
吐き気は治まり、スッキリします。
一方、つわりは、胃だけでなく、
胸全体(食道?)がムカつきます。
口の中までムカつく感じ・・・。
そして、吐いてしまっても、
全くスッキリしません。
吐き気はそのまま。
つまり、手が付けられないのです。
少しはましになる、
唯一の対処法は、
吐き気を催さない食べ物を
見つけること。
お肉、魚、ご飯類はまずアウト。
参考までに、私の場合は、
冷ご飯と梅干しの冷たいお茶漬けと、
オレンジは大丈夫でした。
それも一度に食べると
気分が悪くなるので、
少しずつチマチマと、
食べていました。
こんなふうにして、
つわりの数か月を乗り切りました。
食べることが大好きなのに、
つらい上に食べれない・・・。
気晴らしもできず、
時間の流れを遅く感じました。
お酒好き主婦が暴露!二日酔いとつわりの辛さの決定的な違いとは?
二日酔いとつわりのその他の違い
二日酔いは、吐き気を除くと、
喉が渇いて、
頭がガンガンと痛かったり、
体がだるい感じがします。
お酒はもう飲まない!
と自発的に宣言したくなるくらいです。
一方、つわりは、
吐き気を除いても
体全体の体調がすぐれないうえに、
めまいや、体がふらふらしたり、
頭がぼーっとしたり・・・。
体も心もスッキリしません。
お酒好き主婦が暴露!二日酔いとつわりの辛さの決定的な違いとは?
まとめ
二日酔いもつわりも
両方3回以上体験した経験から
二つの違いを紹介しました。
私のつわりは
軽い方だったと思います。
身近につわりが重い人達がいたのですが、
入院したりしながら
過ごした人もいました。
本当はもう一人子供が欲しいけれど、
つわりがひどすぎるので、
踏ん切りがつかない。
そんな話を聞いたこともあります。
そうはいっても、
二日酔いもつわりも、
症状に大きく個人差があります。
なので、一概にコレ!
とは言えないのですが、
つわりを経験したことがない人に
症状を伝えるのに
参考になればと思います。