日帰り温泉やスーパー銭湯という、
いわゆるお風呂やさんが
ほとんどの自宅に
お風呂がある時代にも関わらず
人気を誇っています。
私もそのうちの一人。
そんなお風呂屋さんに行くと、
薬湯、電気風呂、サウナ・・・など、
いろんな種類のお風呂があります。
中でも気に入っているのが、
炭酸泉やマイクロバブルバス。
しゅわしゅわーっとした泡が
とても気持ちいい上に、
ちょっとリッチな気分にしてくれます。
この二つのお風呂は、
どちらも泡がポイントのお湯ですが、
効果が違います。
炭酸泉とマイクロバブルバス、
それぞれの違いや効果、
お肌との関係についてご紹介します。
炭酸泉とマイクロバブルバスの泡の正体
炭酸泉も、マイクロバブルバスも
特徴といえば、
「泡」。
しかし、そもそも泡の素が違います。
炭酸泉は二酸化炭素。
マイクロバブルバスは空気。
泡の素が違うので、
それぞれのお湯が持つ効果も
もちろん違ってくるのですね。
また、泡の大きさも違います。
炭酸泉とマイクロバブルは同じ泡なのに違いがあるの?お肌の驚く効果
炭酸泉の効果
炭酸泉とは、
炭酸ガス(二酸化炭素)が
お湯に溶けている温泉(風呂)のこと。
炭酸泉は、見た目は泡が見えません。
しかし、お湯に入ると、
お湯に浸かった体の全体に、
細かい泡がプツプツくっつきます。
また、炭酸泉の温度は低いのが特徴。
炭酸ガスは、高温のお湯では
溶け込みにくいためです。
天然の炭酸泉温泉といえば、
長湯温泉のラムネの湯。
温泉とラムネのミスマッチな感じに
興味を持った私は、
旅行で大分のラムネの湯に行きました。
ラムネの湯で炭酸泉を初体験
お湯が驚きのぬるさ!
ぬるい露天風呂でも体が冷えない!?
何だか癖になりそう
このように、ラムネの湯は、
私の温泉の常識を変えた
思い出の温泉です。
まず、炭酸泉は
お湯がぬるいからこそ、
平気で長湯ができます。
熱い風呂が苦手な子供も大喜び。
そして、長湯して風呂から上がったら
体の内側が何だかホカホカ。
残念なことは、
長湯する人が多くて、
炭酸泉はいつも混んでいる
ことでしょうか。
とっても人気の炭酸泉ですが、
今では、人工で炭酸泉が
作れるようになりました。
おかげで、
あちこちの温泉やスーパー銭湯で
炭酸泉に入浴できるようになったのは、
うれしいですね。
炭酸泉ならではの効果もあります。
お湯に溶け込んでいる炭酸ガスが、
皮膚に浸透していき、
血管を広げてくれます。
すると血流が良くなります。
体に溜まった老廃物を
排出することできるうえに、
新陳代謝が上がります。
体のお掃除ですね。
また、炭酸ガスが溶け込む炭酸泉は、
弱酸性。
お肌の引き締め効果も期待できます。
炭酸泉とマイクロバブルは同じ泡なのに違いがあるの?お肌の驚く効果
マイクロバブルバス
マイクロバブルは、
泡の大きさが1/1000mmと極小の泡。
その泡で満たされた風呂が、
マイクロバブルバスです。
マイクロバブルバスも
スーパー銭湯などでよく見かける
風呂の1つです。
この風呂に入って気づくこと。
それは・・・
お肌がつるっつる。
マイクロバブルのお湯で
顔をなでると、
顔もつるっつる。
驚くことに、石鹸よりも
汚れを落とすことができます。
極小の泡が、
古い角質や毛穴の汚れを
かきだしてくれるから。
同じように、
加齢臭の素さえもかきだす働き者。
体をこすらなくても
汚れが落ちるので、
赤ちゃんや肌が敏感な人には
うれしいですね。
また、マイクロバブルには
体を温める作用があります。
極小の泡が体中の隅々まで包み込み、
それらの泡がはじけるときの刺激で
体が温まります。
炭酸泉とマイクロバブルは同じ泡なのに違いがあるの?お肌の驚く効果
まとめ
炭酸泉とマイクロバブルの違い。
それは
泡の違いとその大きさ。
炭酸泉の泡は炭酸ガスで
その大きさは、
視覚で十分確認できる大きさ。
一方、マイクロバブルの泡は空気で、
大きさは1/1000mmと超極小。
その違いが、
体を温める作用の違いと、
肌をツルツルにする仕組みの違いを
生みます。
温泉にのんびり長湯するなら、
炭酸泉。
お肌つるつると
お肌を徹底的にきれいにするなら、
マイクロバブルバス
ですね。
どちらのお湯も、
体調が落ちてきたときは
劇的に効果があるように思います。
私はかぜの引きかけに
よく利用しています。
炭酸泉やマイクロバブルバスは、
自宅の風呂で用意するのは
ハードルが高そうです。
スーパー銭湯などを利用すると
手軽に体験できますね。
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