まな板は木とプラスチックのどっちを選べばいい?選び方のポイント
料理に欠かせないまな板は、
キッチンに必ず1つはある必需品。
毎日のように、
野菜やお肉、魚などを切るのに使うので
まな板の良し悪しは、
料理する気分にも影響します。
そんな、毎日料理を続ける肝ともいえる
まな板には、大きく2種類あるのです。
それは・・・
木製とプラスチック製。
選べるというのは、
素晴らしいことですが、
選ぶ基準がないと、
ほとほと困り果ててしまいます。
私もまな板売り場で、
座り込んで説明を読んでいたので、
困る気持ちは本当にわかります。
そこで、まな板選びで迷わずにすむ、
選び方のポイントをご紹介します。
まな板は木とプラスチックのどっちを選べばいい?選び方のポイント
その1:まな板選びのポイント
まな板を選ぶときに、
気になることといえば、
・使い勝手がいい
・衛生面での扱いやすさ
・まな板のお手入れが簡単
・まな板が長持ちする
でしょうか。
まな板は昔から使われており、
プラスチック製のまな板が作られるまで、
ずーっと木製でした。
だから、まな板としては、
歴史ある木製のものでも、
プラスチック製のものでも
どちらでも十分役割は果たせるはず。
でも、毎日使うものなら、
扱いやすさや使い勝手など
いろいろ気になりますね。
そんな気になる点について
一つずつご紹介します。
まな板は木とプラスチックのどっちを選べばいい?選び方のポイント
その2:使い勝手がいいまな板はどっち
まな板は、
野菜や肉、魚などの食材を
包丁を使って切るときに使います。
だから、まな板の使いやすさは、
包丁が使いやすいくて、
包丁の傷ででこぼこしにくく、
食材がまな板の上を滑らないこと
でしょうか。
まず、包丁の使いやすさ。
木製のまな板は、
木でできているので、
プラスチックに比べて柔らかい。
だから、
包丁の刃がまな板に当たるときに、
手に伝わる衝撃は、
木製のまな板のほうが小さくなります。
キャベツの千切りなど、
包丁で切る回数が多くなるほど、
木製のまな板の使い勝手の良さが
実感できますね。
プラスチック製のまな板は、
包丁の力加減に気を付けたいところ。
とはいえ、
料理が大好きで、
包丁を使う機会がとても多い
というわけでなければ、
プラスチック製のまな板でも
それほど気にならないとは思います。
次に、まな板が
包丁の傷ででこぼこするのは、
プラスチック製の方が気になります。
包丁を使い慣れていないと、
つい力を入れすぎて、
まな板に傷がついてしまうのです。
これが、プラスチック製だと、
包丁の傷でまな板がでこぼこになり、
これが理由で買い替えることも。
木製のまな板は、
木が柔らかいせいか、
プラスチックほどは傷は気になりません。
最後に、
食材がまな板の上を滑らないか。
木製のまな板は、
木の性質もあって滑りにくく、
プラスチック製は、
まな板の表面が
滑りにくいように加工されています。
つまり、木製もプラスチック製も、
食材が滑るというのは
心配しなくてよいということです。
まな板の使い勝手について
3つの観点からまとめました。
使い勝手はどっちがいい
と言われると、
木製のまな板でしょうか。
では、衛生面で扱いやすいまな板は
どっちでしょうか。
まな板は木とプラスチックのどっちを選べばいい?選び方のポイント
その3:衛生面で扱いやすいまな板はどっち
まな板の衛生面での扱いやすさ。
衛生面というと、
雑菌やカビの繁殖が気になるところ。
この点で、木製のまな板に
疑問の声があったりします。
でも、木製のまな板に使われる木は、
ひばやひのきなど、
木自体に抗菌作用を持つものがあります。
また、きちんと手入れをすれば、
雑菌が問題になるのは、
まな板を使っているときのはず。
それなら、まな板を使うときに、
こまめに洗えば問題ありません。
プラスチック製のまな板も、
抗菌されたものが販売されています。
でも、木製と同じように、
雑菌はまな板を使っているときに
問題となることから、
こまめに洗うという点では、
同じようなものですね。
ただし、プラスチック製のまな板は、
漂白剤で漂白したり、
熱湯消毒することができます。
これができない木製のまな板は、
プラスチック製のものに比べて、
衛生面で気になったときに
対策しにくいという点があります。
よって、衛生面での扱いやすさは、
まな板を使うという点では、
木製もプラスチック製も
大きな違いはありません。
しかし、熱湯消毒や
漂白することができる点では、
プラスチック製の方が
扱いやすいといえますね。
では、まな板のお手入れが簡単なのは
どっちのまな板でしょうか。
まな板は木とプラスチックのどっちを選べばいい?選び方のポイント
その4:お手入れが簡単なまな板はどっち
まな板のお手入れというと、
まな板を洗うことと、
保管することですね。
まな板を洗うのは、
木製は基本的に洗剤を使いませんが、
プラスチック製は使い放題。
熱湯消毒や漂白もOK。
さらに、プラスチック製のまな板は、
まな板を布巾やキッチンペーパーで
拭くと水分がほとんど取れます。
しかし、木製のまな板は、
木に水分が染み込んでいるので、
拭くだけでは不十分。
十分に乾燥する必要があります。
また、黒ずみも出やすい。
となると、
プラスチック製のほうが、
お手入れ簡単といえるでしょう。
でも、木製のまな板を乾燥させる
といっても、
まな板をきれいに洗ったあと、
まな板立てに立てかけとけば、
手を加えなくても乾燥します。
ちなみに、
私は実家では
木製のまな板を使っていますが、
特別なことをしなくても、
黒ずみが気になるくらいで、
困ったことは起きませんでした。
では、最後に、
長持ちするまな板はどっちでしょうか。
まな板は木とプラスチックのどっちを選べばいい?選び方のポイント
その5:長持ちするまな板はどっち
まな板をちょっと奮発して買うなら、
長持ちするかが気になるところ。
プラスチック製のまな板は、
包丁の傷が多くなると、
でこぼこがひどくなります。
これが我慢しきれなくなったときが、
買い替え時でしょうか。
また、漂白しても、
買ったときのような色にならず、
いやになったときくらいですね。
一方、木製のまな板は、
そりがひどい場合や、
黒ずみで見た目がいやになったとき。
どちらにしても、
まな板が古いからといって、
衛生面などでトラブルがあるわけでは
ありません。
買い替え時は、
はっきりいって気分ですね。
あとは、木製のまな板のお手入れに
疲れてしまったくらいでしょうか。
まな板は木とプラスチックのどっちを選べばいい?選び方のポイント
その6:まとめ
まな板は木製とプラスチック製の
どちらを選べばいいかを、
気になる点についてご紹介しました。
木製とプラスチック製、
どちらのまな板も使ったことがあるので
その経験からの感想ですが、
どちらを選んでも、
一般的な家庭で使う分には、
大差はありません。
ただ、木製のまな板の方が、
乾燥に少し気を付ける必要がある
程度でしょうか。
だから、どちらを選ぶかは、
キッチンの雰囲気や、
料理のテンションが上がる方など
好みで決めていいと思います。