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アルミ鍋の黒ずみには害がある?重曹やレモン、クエン酸で元通り?

2018年09月25日 [ アルミ鍋 黒ずみ ]
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アルミ鍋の黒ずみには害がある?重曹やレモン、クエン酸で元通り?

 

アルミ鍋といえば、

良く知られているのが、

鍋の面がデコボコした

雪平鍋でしょうか。

 

アルミ鍋は使い込むと、

ふと気付いた時には、

黒ずみが残っていたりします。

 

また、鍋を洗う時に使う便利な重曹を、

アルミ鍋に使ってしまい、

黒ずみができてしまったなんてことも。

 

アルミ鍋には、

塩素系漂白剤も重曹と同じく使えません。

 

そんな風にしてできてしまった、

アルミ鍋の黒ずみを見ると、

この鍋で料理しても大丈夫か

心配になりますよね。

 

そこで、

黒ずみのあるアルミ鍋が使えるかと、

そもそも、

黒ずみは落とせるのかについて

ご紹介します。

 

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アルミ鍋の黒ずみには害がある?重曹やレモン、クエン酸で元通り?

その1:アルミ鍋の黒ずみの原因と体への害

アルミ鍋に黒ずみができたら、

使い続けていいのか

すごく気になってしまいます。

 

黒色というのがまた

体に良くない感じがしますよね。

 

では、この黒ずみの正体は

一体何なのでしょうか。

 

アルミ鍋の素材である

アルミニウムは酸化しやすいので、

表面を膜で覆っています。

 

でも、その膜は、

強いアルカリや酸性に弱い。

 

だから、

普通に料理に使っているだけでも、

料理によっては、

アルミ鍋は変色してしまいます。

 

でも、どの料理が変色するのか

気にしていたら、

アルミ鍋を使うのが億劫になります。

 

100%ではないけど、

簡単な見分け方は、

味の濃い料理は変色しやすい。

 

もし、そんな料理を

アルミ鍋で作った場合は、

料理が出来上がったら、

すぐにお皿や器にあけて、

鍋は洗ってしまいましょう。

 

なお、アルミ鍋の黒ずみは、

表面の膜がはがれて、

アルミの部分が出てしまい、

その部分が化学反応によって

黒くなったもの。

 

その成分は、主に

水酸化アルミニウムなので、

体に害はありません。

 

とはいえ、

そもそも、アルミ鍋は

体にはよくないという話もあるので、

大きな害とはならない

という感じでとらえておきたいところ。

 

でも、アルミ鍋の黒ずみは、

体に大きな影響はないとはいえ、

黒色を落としたくなりますね。

 

アルミ鍋の黒ずみには害がある?重曹やレモン、クエン酸で元通り?

その2:アルミ鍋の黒ずみを落とす方法

アルミ鍋の黒ずみは、

アルミが化学反応してできた

酸化被膜のうちの一つ。

 

だから、この被膜を取れば

黒ずみがなくなります。

 

そのために使うのは、

酸性のもの。

 

ナチュラルなお掃除で人気の

お酢やクエン酸、

冷蔵庫にある食べ物では、

レモンに梅干し、りんごなど。

 

コストを考えると、

お酢やクエン酸がおすすめです。

 

特にクエン酸は、

濃度の調整もできるのでイチオシです。

 

ちなみに、

重曹はアルカリ性。

 

アルミ鍋の黒ずみが酷くなるので

使わないようにしましょう。

 

アルミ鍋の黒ずみを落とすために、

使う酸性のものが決まったら、

レモンやリンゴのような固体は、

できるだけ絞って、

果汁とカスの両方を使います。

 

では、黒ずみがあるアルミ鍋に、

黒ずみが浸るほどの水を入れて、

酸性のもの(クエン酸など)を加えます。

 

次に、そのアルミ鍋を加熱して、

沸騰させてから、

弱火で20分ほど煮ます。

 

火を消してそのまま放置し、

アルミ鍋の中のお湯が冷めたら、

スポンジの裏側などでこすります。

 

鍋を火にかけている間にも

黒ずみは取れていきます。

 

なお、黒ずみが落ちにくい場合は、

クエン酸なら濃度の調整ができるので、

追加して試してみましょう。

 

この方法を使って、

アルミ鍋の黒ずみが取れたら

ほっと一息という感じかも。

 

でも、まだ終わりではありません。

 

鍋のアルミを覆う被膜を

取ってしまったので

もう一度被膜を作った方がベスト。

 

アルミ鍋の被膜の作り方は、

自宅にあるもので簡単に作れます。

 

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その3:アルミ鍋の被膜を作る方法

アルミ鍋の被膜を作るのに

使う素材とは・・・

 

お米のとぎ汁

 

ご飯を食べるなら、

いつも捨てているとぎ汁ですね。

 

これがあれば、

アルミ鍋の被膜が作れるのです。

 

まずは、

黒ずみを取ったアルミ鍋に、

とぎ汁を注ぎます。

 

その量は、

黒ずみを取るときの量よりも

多めに入れること。

 

そして、

火にかけて沸騰させたら

弱火で20分ほど煮ます。

 

粗熱が取れるまで放置したら、

とぎ汁を捨てて、

アルミ鍋を軽く洗い流します。

 

ただし、こうして作った被膜は、

買ったときの被膜よりは、

強度が弱めな感じ。

 

だから、ときどきは、

黒ずみがなくても

とぎ汁を煮てお手入れしましょう。

 

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その4:まとめ

アルミ鍋の黒ずみの正体と

黒ずみを落とす方法をご紹介しました。

 

アルミ鍋はリーズナブルで

使いやすいので便利ですが、

安全面が気になるところ。

 

でも、体に良くないという話は

耳にするけれど、

本当のところはよくわかりません。

 

うちでは、アルミ鍋は、

親子丼などの丼物を作ったり、

お味噌汁を作るのに使っています。

 

でも、最近の主流は、

ステンレス鍋でしょうか。

 

どんな鍋を使うかは

悩みどころですね。

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