いなり寿司の揚げの開き方のコツは煮る前にあり!破れず簡単3つの技

昔から続くお寿司の王道といえば、
巻き寿司といなり寿司。
 
いなり寿司は、
お稲荷さんの狐も大好きな一品ですね。
 
うちでも、主人や子供たちが
いなり寿司が大好き。
 
でも、いなり寿司を作るのって、
揚げを煮るより、すし飯作りより、
何よりも、
揚げを開くとき破らないのが難しい!
 
何度、油揚げを破いてしまったことか。
 
いなり寿司は油揚げが破れると
いなり寿司にならないんです・・・。
 
そこで、いなりずしを作るとき、
油揚げが破れないように開くコツを
ご紹介します。
 

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油揚げの選び方

 
いなり寿司を作るときは、
まず油揚げを選びますよね。
 
でも、油揚げが
破れないように開くコツは、
油揚げの選び方にもあります。
 
スーパーの油揚げ売り場に行くと、
油揚げには種類がたくさんありますよね。
 
うす揚げや厚揚げ、すし揚げなど。
 
では、いなり寿司を作るときは、
どの油揚げを選んでいますか。
 
うす揚げという人も多いですが、
おすすめはすし揚げ。
 
すしあげというのは、
お寿司のための揚げという意味。
 
お寿司の代表格、
巻き寿司やにぎり寿司、手巻き寿司には、
油揚げってあまり使いませんよね。
 
つまり、すし揚げとは、
まさに、
いなり寿司のための油揚げなのです。
 
うす揚げと何が違うかというと、
大きな違いは形。
 
いなり寿司の形には、
四角のたわらの形と三角の形があります。
 
三角の形を作るなら、
油揚げは正方形がベスト。
 
だから、すし揚げは正方形なのです。
 
また、すし揚げは、形だけでなく、
揚げを煮やすいように、
ふっくらめに揚げてあります。
 
つまり、すし揚げは、
いなり寿司の揚げを料理しやすいように
作られているのです。
 
それなら、
いなり寿司を作るときには、
すし揚げを使うのがベストですよね。
 
この、油揚げとしてすし揚げを選ぶのが、
油揚げを破らず開ける技の1つ。
 
すし揚げはうす揚げよりも
値段が高めかもしれませんが、
すごく作りやすいです。
 
特に、いなり寿司の揚げを開けるとき、
破ってしまいがちな人には、
特におすすめします。
 

いなり寿司の揚げの開き方のコツは煮る前にあり!破れず簡単3つの技

すし揚げやうす揚げを開くタイミング

 
いなり寿司で揚げを開くというと、
お湯で油抜きした後や、
油揚げを醤油ベースの出汁で
いい感じに煮てからと思いませんか。
 
実は私はそう思っていました。
 
だから、何度も油揚げを破ってしまい、
ほとほと困った覚えがあります。
 
でも、そのタイミングは間違い。
 
すし揚げやうす揚げは、
真ん中を開くときは、
 
料理を始める前。
 
つまり、油揚げを
袋から出した状態でするのです。
 
もし、湯通しや煮込んだ後だと
油揚げが柔らくなってしまい、
うまく開くことができません。
 
だから、いなり寿司を作るときは、
油揚げをまず手に持ったら、
油揚げを開きましょう。
 
このポイントを押さえれば、
揚げが破れる心配はかなり減ります。
 
では、技3つめは、
一番気になる
油揚げをパカっと開ける方法。
 

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いなり寿司の揚げの開き方のコツは煮る前にあり!破れず簡単3つの技

すし揚げやうす揚げがパカっと開く方法

 
油揚げの袋を開けて中身を出したら、
次は、油揚げのすし揚げやうす揚げを、
ご飯を入れる部分をパカっと開けます。
 
何もせずに、そのまま
油揚げを開けようとすると・・・
 
びりびりびり。
 
と揚げの表面が破れて
穴が開いてしまいます。
 
考えてみれば、油揚げは
豆腐を揚げただけなんだから、
適当に手を突っ込んで開けようとしたら
破れますよね。
 
そこで、技その3は、
菜箸や麺棒などの棒をつかって
ゴロゴロ転がす方法。
 
これだけで、揚げの間がパカっと開くのは
何だか信じられないですよね。
 
もちろん、それには理由があります。
 
いなり寿司に使ううす揚げやすし揚げは、
豆腐をうすめに切って揚げたもの。
 
私はそれを聞いても
何だか信じられな緩ったのですが、
手作り豆腐店でうす揚げを作るところを見て
やっぱり本当だったんだと驚きました。
 
だから、油揚げの表面は、
豆腐が油で上がっているので固め。
 
でも、油揚げの内側は、
直接油に接していないので、
豆腐の柔らかさが残っているのと、
豆腐の気泡で空洞が無数にできています。
 
つまり、油揚げの内側は、
くっつきがあまり強くないのです。
 
それを、油揚げの上から、
菜箸や麺棒などでぐるぐるすると、
その衝撃だけで
内側のくっつきが離れてしまいます。
 
そうなった油揚げは、
真ん中部分を手で挟んで、
ていねいにゆっくり開けば破れません。
 
この技は、
いなり寿司用の揚げだけでなく、
おでんに使うお餅の入った巾着なども
簡単に作ることができますよ。
 
でも、いちいち、
油揚げの上で麺棒を転がすのは
すごく面倒。
 
そんなときは、
油揚げをキッチンペーパーで挟んで、
まな板の上に置き、
片手でえいやっとまんべんなく押さえます。
 
ただし、手で直接押すと
力を入れすぎて破れてしまう場合も。
 
1枚をほどほどの力で試して、
どれくらいでうまく開くかのコツを
つかんでから、
残りの油揚げを試しましょう。
 

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いなり寿司の揚げの開き方のコツは煮る前にあり!破れず簡単3つの技

まとめ

 
いなり寿司の揚げの開け方のコツを
ご紹介しました。
 
3つのコツをご紹介しましたが、
そのうちの2つは、
技も何もいらないというほど
超簡単なもの。
 
これだけでも効果抜群。
 
いなり寿司は、油揚げが破れると
お寿司の形になりません。
 
昨日も一つ失敗してしまいました。
 
万全に準備していたのですが、
煮込んだ油揚げを開けるとき、
つい力を入れすぎてしまったのです。
 
だから、いなり寿司を作るときは、
油揚げが破れないように
下準備をしてから作り始めましょう。
 

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