洗剤の酸素系と酸性に違いがある?塩素系と混ぜるど危険な理由

洗剤の酸素系と酸性に違いがある?塩素系と混ぜるど危険な理由

 
洗濯用洗剤や、トイレ用洗剤など
洗剤には、
 
クエン酸などの酸性や、
重曹などのアルカリ性、
酸素系漂白剤に
塩素系漂白剤などなど。
 
いろんな種類があります。
 
皮脂汚れに油汚れ、
泥汚れなどなど
汚れにもたくさん種類があるから、
洗剤にも種類があるんですね。
 
でも、化学が得意でなければ、
それぞれの意味って
よくわかりませんよね。
 
しかし、洗剤には、
分からないで済まないことも
あったのです。
 
それが、組み合わせ。
 
「混ぜたら危険」
 
という表示を見たことありませんか。
 
そんな危険な洗剤の組み合わせと
その理由についてご紹介します。
 

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洗剤の酸素系と酸性に違いがある?塩素系と混ぜるど危険な理由

その1:洗剤の酸素系と酸性の違い
 
トイレ洗剤で王道といえば
サンポール。
 
サンポールは、
名前からもわかるように、
酸性のトイレ用洗剤です。
 
そして、そのラベルには、
「まぜるな危険」と
でかでかと書いてあります。
 
小さな文字では、
「塩素系の製品と混ぜると
有害な塩素ガスがでて危険」
とも書いてあります。
 
また、酸素系の洗剤といえば、
酸素系漂白剤ですね。
 
衣服の色落ちしない
漂白剤といえば分かりますね。
 
では、酸性と酸素系
何だか文字が似ているので
同じようなものかと
勘違いしている人がいるかもしれません。
 
実は私も勘違いしていました。
 
実は、酸素系漂白剤の一つに
過炭酸ナトリウムがありますが、
これは弱アルカリ性なんです。
酸性ではありません。
 
つまり、酸性の洗剤と
酸素系の洗剤は違うものと
いえます。
 
すると、酸性の洗剤と酸素系の洗剤、
塩素系の洗剤を混ぜると、
どちらも有毒ガスができるのでしょうか。
 

洗剤の酸素系と酸性に違いがある?塩素系と混ぜるど危険な理由

その2:酸素系の洗剤と酸性の洗剤に塩素系洗剤を混ぜる
 
酸素系など
洗剤の違いを知りたい理由は、
有毒ガスと危険が気になるから。
 
では、酸素系洗剤と酸性の洗剤
それぞれに塩素系洗剤を混ぜてみます。
 
まず、はじめは、
酸素系洗剤に塩素系洗剤を
混ぜてみましょう。
 
すると、
酸素系洗剤と塩素系洗剤が反応して、
酸素ガスが発生します。
 
この酸素ガスは、
有毒ではないので危険はありません。
 
そして、残ったものは、
せっかくの洗剤の力が
分解されてなくなってしまいます。
 
理科(化学)で習ったように、
化学反応って、
反応した後は同じものって
残りませんよね。
 
でも、残ったものが
洗剤じゃなければ、
混ぜたくありませんね。
 

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次は、酸性の洗剤に
塩素系洗剤を混ぜてみましょう。
 
すると、
酸性洗剤と塩素系洗剤が反応して
塩素ガスが発生します。
 
酸素系洗剤の場合は
酸素ガスでしたが、
こちらは塩素ガスですね。
 
そして、
塩素ガスが危険なのです。
 
塩素ガスは有毒・猛毒
ということ言葉がピッタリのもの。
 
塩素ガスを吸うことで
死亡事故が起きかねません。
 
だから、酸性のサンポールには
「まぜると危険」
と大きな文字で書いてあるのですね。
 
もちろん、塩素系洗剤でも
有名なカビキラーを見ると
「まぜるな危険」
と書いてあります。
 
サンポールとカビキラーは、
用途が違うので
混ぜる危険は少ない気がします。
 
しかし、トイレ洗剤は、
酸性のサンポールと
塩素系のドメストという
2大洗剤があります。
 
このように、用途が同じだと、
間違えて混ぜないように
注意した方がいいですね。
 
でも、酸性の洗剤には
ナチュラルなイメージのものがあるので
注意が必要です。
 

洗剤の酸素系と酸性に違いがある?塩素系と混ぜるど危険な理由

その3:ナチュラルな酸性の洗剤
 
酸性の洗剤の例で
サンポールをご紹介しましたが、
そのラベルには
「まぜるな危険」と書いてあります。
 
こう書いてある洗剤は、
気に留めていると思います。
 
しかし、酸性の洗剤は
このような製品だけではありません。
 
ナチュラルクリーニングで
重曹とともによく使うもので、
お酢やクエン酸も、
掃除に使うなら酸性の洗剤
といえるでしょう。
 
そうなると、
お酢やクエン酸と
塩素系洗剤や漂白剤は
同じく混ぜると危険です。
 
お酢やクエン酸を使うときは
塩素系の洗剤が混ざらないように
気をつけましょう。
 

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洗剤の酸素系と酸性に違いがある?塩素系と混ぜるど危険な理由

その4:まとめ
 
酸素系洗剤と酸性洗剤の違いと
塩素系洗剤と混ぜる危険について
ご紹介しました。
 
洗剤にはいろんな種類があって
頭がこんがらがってしまいがち。
 
汚れが落ちる
という話を聞くと、
ついその洗剤を使いたくなります。
 
そんなときに、
洗剤が混ざったりすることが。
 
ご紹介したように、
洗剤は種類によっては
有毒ガスを発生するので
十分注意して使いましょう。

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