寒冷紗と防虫ネットの違い!害虫対策に効果があるのはどっち?

まめ知識

プランターや畑などで
野菜を栽培していて困ること。
 
それは・・・
 
アブラムシなどの害虫です。
 
特にベビーリーフなどの葉野菜は、
食べる部分にアブラムシが
びっしりつくことも珍しくありません。
 
そんな害虫が付くのを避けるために
使われるのが、
 
寒冷紗や防虫ネット
 
ホームセンターで
この2つを見比べたところ
はっきりいって
 
よくわからない。
 
どちらも同じようなものに見えるし、
どう選べばいいのかわかりませんでした。
 
そんな悩みを解消できるように
寒冷紗と防虫ネットの違いを
害虫対策への効果についてご紹介します。
 

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寒冷紗が害虫対策に効果がある理由

 
寒冷紗とは、ガーゼのように
粗めに平織りした薄い生地です。
 
蚊よけの蚊帳としても
使われていたもの。
 
見た感じはガーゼのようですが、
触り心地はガーゼと違って固めです。
 
そんな細かい網目を持つ寒冷紗は、
蚊だけでなく、野菜の栽培を困らせる
害虫対策にも使われています。
 
使い方は、
害虫対策をしたい野菜を覆うだけ。
 
プランターで野菜を栽培しているなら、
プランターごと覆うことが多いです。
 
また、野菜の栽培で使う寒冷紗の色には、
白色と黒色があります。
 
この色の違いには、
黒色の方が熱を遮断する効果が高く、
遮光の効果も高い点があります。
 
日傘でも、白色より黒色の方が
影が濃くなるので、
日焼け対策に効果があるのと同じですね。
 
ちなみに、黒色と白色の色の違いは、
害虫対策には差がありません。
 
しかし、銀色の寒冷紗は
害虫対策に効果があります。
 
害虫は銀色というか光る色が
苦手だからです。
 

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寒冷紗と防虫ネットの違い!害虫対策に効果があるのはどっち?

防虫ネットを害虫対策に効果がある理由

 
防虫ネットは言葉どおり、
防虫に特化したネット(網)です。
 
害虫対策に使えるものを
探している側としては、
心惹かれる商品名ですね。
 
防虫に特化しているだけあり、
網目の大きさも数種類あります。
 
害虫といっても、
栽培している野菜によって、
害虫の種類が違うので、
その大きさももちろん違いますから。
 
簡単に予想がつきますが、
防虫ネットは網目が小さいほど
値段は高くなります。
 
防虫ネットは野菜栽培が本業である
農家も使っています。
 
だからこそ、
作る野菜に合った防虫ネットが
必要になります。
 

寒冷紗と防虫ネットの違い!害虫対策に効果があるのはどっち?

寒冷紗と防虫ネットの違い

 
寒冷紗と防虫ネットの違いは
何でしょうか。
 
この2つの関係をざっくり表すと
防虫ネットは、防虫に特化した寒冷紗。
 
もちろん生地の材質の違いもありますが、
販売元によっても違うので、
気にしないことにします。
 
寒冷紗と防虫ネットの違いの一つは、
網目の大きさの種類があります。
 
寒冷紗は販売元によっても違いますが、
網目の大きさは1種類しかありません。
 
一方、防虫ネットは、
 
網目の大きさが数種類
あります。
 
例えば、アブラムシ対策なら
0.6mm~0.8mm、
 
コナジラミ対策なら、
0.4mm以下。
 
0.25以下なら、
大体の害虫を防ぐことができます。
 
このように、防虫ネットは、
対策したい害虫に応じたものを
選ぶことができます。
 
寒冷紗と防虫ネットの
もう一つの違いは、
 
耐用年数
 
寒冷紗の耐用年数よりも、
防虫ネットの方が長めです。
 
ベランダなど
家庭菜園で野菜を栽培するなら、
規模が小さいので、
あまり気にする必要はないかも。
 

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寒冷紗と防虫ネットの違い!害虫対策に効果があるのはどっち?

まとめ

 
寒冷紗と防虫ネットの違いについて
紹介しました。
 
害虫対策という点では、
網目の大きさの種類が複数ある
防虫ネットの方が
使い勝手が良さそうです。
 
我が家のベランダでは、
ルッコラとベビーリーフを
植えているのですが、
アブラムシの対策で大変です。
 
そんな我が家には、
アブラムシ対策のできる網目の大きさの
防虫ネットが使えそうです。
 
このように、
育ている野菜の害虫をもとに
寒冷紗やどの防虫ネットが使えるかで
選ぶのも手ではないでしょうか。

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