魚の皮って食べるもの?
魚の鱈を調理していたとき、
ふとそんな疑問が浮かびました。
そのとき、私は
何も考えずに鱈の皮を引いて
むいていたのですが。
そういえば、鮭の塩焼きって
お弁当や和食定食ででたとき
食べたりしますよね。
でも、魚のカツオは
皮に寄生虫がいるから
たたきにしないと
刺身では食べられないと聞いたことが。
そこで、魚の皮は
食べるものなのか
それとも食べられないものなのか
本当のところに迫ります。
魚は皮にこそ栄養あり?
魚は皮の方が栄養がある
という言葉知っていますか。
出どころは分からないのですが、
正直本当かなと思いましたが、
栄養があるというのは分かります。
例えば、鱈(たら)の皮は
少し厚めなので、
煮付けにするとぷるぷるに。
ぷるぷるといえば・・・
コラーゲンですよね。
鱈(たら)の身は、
コラーゲンたっぷり
という感じではありません。
ということは、
魚は身と皮では、
それぞれ違った栄養もある
ということですね。
魚にはいろんな魚がいますが、
魚の皮には
コラーゲンだけでなく、
ビタミンA、ビタミンB1、B2など
ビタミンも含まれています。
もちろん、魚の種類によって
皮に含まれている栄養に
違いはありますが。
せっかく魚を食べるなら
魚の栄養をまるごとガッツリと
頂きたいですよね。
それなら、魚は
皮も食べた方がお得ですね。
でも、そうはいっても、
例えばカツオのように
皮をそのまま食べれない魚は
いないのでしょうか。
魚の皮は食べるor食べられないものどっち?食べ方にも違いがある?
魚の皮が食べられないもの
これまで皮を食べた魚
というのを振り返ってみると、
意外と皮も食べている
というのにびっくりしてしまいました。
基本的には、
魚は海の魚なら皮も食べられるけど、
川魚(淡水魚)は
モノによっては
皮は食べれないものがあります。
皮が食べられない
という大きな理由は
皮の近くには寄生虫がいる場合が
あるから。
とはいっても、
寄生虫って結構いるんですよね。
一度スーパーで買ってきたイカに
寄生虫がいて・・・。
お店の人に言うと
常温のように温まると
寄生虫がでてきますよ
なんて言われたことがあります。
でも程度によります
といって返品させてもらいましたが。
このような経験から、
まず生で食べる魚は
寄生虫などの疑いがある場合は
皮は食べない方がいいと思います。
知らない魚を刺身にしない方がいい
といっても、
そんなことしないですよね。
私が知っている魚で
皮が食べられない魚といえば、
カワハギ。
鍋料理で大人気の魚ですが、
茶色の皮が固いので食べられません。
でも、魚屋さんやスーパーで見かける
カワハギは白いと思いませんか。
実は、あれは、すでに
皮をむかれてしまったカワハギなので
そのまま料理して大丈夫。
あの白い薄い皮?で
海に棲んでいるとなると
危なすぎますよね。
では、どの魚なら
皮を食べていいのでしょうか。
魚の皮は食べるor食べられないものどっち?食べ方にも違いがある?
皮が食べられる魚
皮が食べられる魚というと、
私の今までの経験から、
まず青魚と呼ばれる、
イワシ、鯵(アジ)、鯖(サバ)、
秋刀魚(秋刀魚)は食べます。
鮭(シャケ)、鯛(たい)、鱈(たら)
さごし、鰆(さわら)も
皮は美味しいですね。
鮪(まぐろ)は、
まぐろの頭を焼いて食べた時、
皮も一緒に食べたかな。
ぶりの切り身も
料理によっては皮も美味しい。
アンコウは
鍋にするとぷるぷるが最高だし、
ふぐは皮だけで小鉢料理になりますね。
カレイやヒラメも
煮付けやあんかけにすると
皮も一緒に食べます。
カサゴやメバルは
煮付けにすると最高に美味しい。
淡水魚では、
鮎(あゆ)とヤマメ、イワナは
塩焼きにすると皮も美味しい。
虹鱒(にじます)は
ホイル焼きやちゃんちゃん焼きなど
皮も美味しく食べています。
と私の経験をつらつら並べたところ、
どの魚でも火を通したら
皮も美味しく食べられるのでは。
というのが結論です。
でも、同じ魚でも、
焼き魚や煮魚など
料理が違うと皮を残してしまう
というときがあります。
魚屋さんやスーパーなどで
簡単に手に入る魚なら、
火を通せば皮も食べることができます。
でも、料理によっては、
美味しいと感じないこともあるので
食べるかどうかは好みで選ぶ
というのも一つの手ですね。
そして、初めて出会った魚など
皮を食べてもいいか悩むときは、
お店の人に聞いておくと
安心できますね。
魚の皮は食べるor食べられないものどっち?食べ方にも違いがある?
まとめ
魚の皮は食べられるのかについて
ご紹介しました。
生の魚なら皮を食べない方が
いい場合もありますが、
火を通せば食べても大丈夫な魚が
多いと思います。
また、同じ魚でも調理法によっては、
皮の味や食感が変わってくる場合も。
その場合は、皮の味が
好みかどうかで食ベるかどうか
決めるのがおすすめです。