パンを冷凍すると腐ると腐らないどっち?カビが生えたりする?
ご飯と並んで主食をはるパン。
でも、パンって
食べたいときとそうでないとき
といった波があります。
それに、食パンを買ってきて
食べ切れなかったときなど
パンが残ってしまう場合も。
パンを保存するなら、
冷蔵ではなく冷凍すべき。
でも、冷凍したパンって
食べ忘れてしまうことも。
そこで、冷凍したパンが
食べられなくなるような
腐ることがあるのかについて
ご紹介します。
なお、お惣菜パンなど
パンに具材を挟んだものは、
具材によって扱いが変わります。
パンを冷凍すると腐ると腐らないどっち?カビが生えたりする?
その1:パンを冷凍すると腐らない?
食べ物を長期保存するのに
重宝するのが冷凍。
冷凍庫の中は、
そんな食べ物でいっぱいですね。
でも、冷凍保存の注意書きで、
早めに食べるように
という記述も見かけます。
では、冷凍したパンは、
冷凍庫で腐ることがあるのでしょうか。
パンが腐るには、
腐敗菌と呼ばれるパンを腐らせる菌が、
元気で活動する環境が必要です。
でも、腐敗菌たちは、
冷凍庫の温度である-20度では
ほとんど活動しません。
やはり、-20度というのは
腐敗菌にとっては
過酷すぎる環境なのでしょう。
さらに、パンは、
パン生地を焼いて作るので
水分がほとんど含まれません。
-20度の冷たさと
水分がほとんど0(ゼロ)
という2つのことだけでも、
腐敗菌はほとんど活動しない
といえます。
だから、パンは冷凍すると
ほぼ腐らないといえますね。
でも、パンの冷凍を
家庭用冷凍庫でするからこそ
注意したい点があります。
パンを冷凍すると腐ると腐らないどっち?カビが生えたりする?
その2:パンを家庭用冷蔵庫で冷凍する問題
自宅でパンを冷凍するには、
家庭用冷蔵庫の冷凍室を
使うことになります。
そして、冷凍室には、
いろんな食材が保存されています。
そうすると、
冷凍庫に保存している食材を
冷凍庫から取り出すために、
扉を開けることになりますね。
これが大問題。
冷凍庫の扉を開けると、
冷凍庫内の冷気が
外に漏れてしまいます。
それと同時に、
外の温かい空気が
冷凍庫内に入ってしまいます。
つまり、冷凍庫の扉を開けると
冷凍庫内の温度が
上がってしまうのです。
すると、冷凍している食材が
少し溶けてしまい、
食材の温度が上がってしまいます。
だから、
冷凍庫の扉は極力開けずに
開ける場合もすぐに閉めましょう。
もう一つの問題は、
冷凍庫に食材を入れるとき。
食材は冷凍庫に入れるとき、
常温や冷蔵のものがほとんど。
そんな食材を
冷凍庫の冷凍パンの上や横に
接するように置いてしまうと・・・
溶けてしまいます。
下手すると、
冷凍庫の扉の開け閉めよりも
冷凍パンに打撃を与える場合も。
だから、冷凍庫に食材を入れるときは、
冷凍パンに触れないように
隙間を開けて起きましょう。
パンを冷凍すると腐ると腐らないどっち?カビが生えたりする?
その3:パンを冷凍したらカビは生えない?
パンを食べるときに気になるのは、
腐っているかどうかと
もう一つは、カビ。
カビが生えたパンは
美味しく食べられませんよね。
パンは冷凍保存することで
腐る可能性はほとんどない
ということが分かったので
残りはカビですね。
嬉しいことに、
カビも腐敗菌と同じで
-20度の冷凍庫では繁殖しません。
だから、冷凍庫の環境を守れば、
冷凍パンに新たにカビは生えません。
でも、冷凍庫の開け閉めや、
温かい食材に触れることで、
冷凍パンが少し溶けてしまうことも。
そうすると
カビが生える可能性があります。
だから、
冷凍パンにカビが生えたり、
腐らせないように
冷凍庫の扱いに十分注意しましょう。
パンを冷凍すると腐ると腐らないどっち?カビが生えたりする?
その4:まとめ
パンを冷凍した場合、
腐るかどうかとカビについて
ご紹介しました。
腐る原因となる腐敗菌と
カビにとっては、
冷凍庫の冷たい環境では
元気に活動できません。
だから、
パンを冷凍すれば、
カビや腐ることを心配する必要は
なくなります。
ただし、冷凍庫の温度を
キープできるように、
冷凍庫の扱いに注意は必要ですね。