ターサイは生食できるって本当?苦くない?生でも美味しい食べ方
毎年冬になると
白菜やキャベツなどの野菜が
高くなって困ってしまいます。
そんなときの救世主が
ターサイ。
大輪の花を咲かせたような
緑の葉にびっくりしますね。
私も最近知った野菜ですが、
これがなかなか美味しい。
それに、
値段もリーズナブル。
そんなターサイの料理は、
炒め物がイチオシですが、
生でも食べられると
冬にはうれしいですよね。
でも、
ターサイを生で食べるなんて
聞いたことがない。
そこで、
ターサイを生で食べれるのか、
実際に食べてみた感想と
美味しく食べる方法をご紹介します。
ターサイは生食できるって本当?苦くない?生でも美味しい食べ方
その1:ターサイは生で食べられるの?
生で食べることができたら、
サラダにできますね。
サラダの野菜の王様ともいえる
きゅうりやレタスは
冬になると値上がりしがち。
そんななか、
冬が旬のターサイを
生で食べることができるなら、
使い勝手がいいですね。
答えをいうと、
ターサイは生で食べられます。
でも、生で食べると
苦いという話も聞きますよね。
そこで、ターサイの葉を一枚とり、
茎から葉まで食べてみました。
すると・・・
葉が苦い。
茎を食べているときは
シャクシャクした歯ごたえと
ほどよい水分に
いい気分だったのですが・・・。
ターサイの葉が苦いといっても、
ほうれん草の葉ほど
えぐみのある苦みではありません。
でも、ターサイの葉の部分は
炒めて食べたら絶品なのに、
苦い思いをしながら
無理して食べる必要はないですね。
ターサイの茎の味は、
どっかで食べた味が・・・
と考えていたら、
チンゲン菜の味に似てる。
でも、チンゲン菜って
生であまり食べないですね。
生で食べる野菜は、
セロリに似ています。
セロリの食感と、
セロリのくせのある味を
少し軽くした感じでしょうか。
ということは、
ターサイは、
セロリと思ってサラダにすればいい。
もちろん、
ターサイの茎の部分だけね。
ターサイは生食できるって本当?苦くない?生でも美味しい食べ方
その2:ターサイの栄養勝負 生食対加熱
ターサイに
多く含まれる栄養素といえば、
脂溶性ビタミンである
ベータカロチン(βカロテン)
ビタミンKに、
水溶性ビタミンである
カリウム
があります。
脂溶性ビタミンは、
読んで字のごとく、
油との相性が抜群。
炒め物といえば、
油を使って調理するので、
ベータカロチンやビタミンKを
摂取するのにピッタリ。
熱にも強いですしね。
一方、カリウムは
水溶性ビタミンなので、
熱に弱く
水に溶け込みやすい。
ターサイに含むカリウムを
無駄にしないためには、
生で食べたり、
調理するときの
汁の扱いに注意したいところ。
ターサイを生で食べるときに、
栄養を余すことなく摂取するなら、
油がポイント。
生ターサイ×油
をサラダで実現しましょう。
ターサイは生食できるって本当?苦くない?生でも美味しい食べ方
その3:ターサイを生で美味しく食べる
ターサイは生食するなら、
茎の部分を使います。
ちなみに葉の部分は、
炒めて食べましょう。
ターサイの葉を茎の根本から取り、
緑のフリルをついた葉を
取り除きます。
すると、いかにも葉野菜の茎という
白っぽいスティック状の茎が残ります。
この茎を、
小さく切ってサラダに混ぜ込むか、
そのままで野菜スティックに
するのが食べやすいですね。
サラダでも、スティックでも
ディップやドレッシングには、
オリーブオイルなどの
油を含むものを選びましょう。
私が気に入っているのは
オリーブオイルをベースにした
アンチョビを入れた
ドレッシング。
塩、コショウで味付けしたシンプルさが
最高ですね。
ターサイの茎はクセが少ないので、
どんなドレッシングやディップでも
合いますよ。
ターサイは生食できるって本当?苦くない?生でも美味しい食べ方
その4:まとめ
冬野菜として重宝するターサイ。
このターサイは
生で食べることができます。
生のターサイは苦いといいますが、
苦いのは葉の部分だけです。
だから、生で食べるのは、
ターサイの茎の部分。
この部分をサラダにして
好みのドレッシングと合わせて
食べると美味しいですよ。
また、ドレッシングを
油を含むものにすることで、
ベータカロチンなどの
脂溶性ビタミンも効率よく
摂取することができて一石二鳥ですね。