チキンカツの中が生で火が通ってない!肉の中まできっちり火を通すコツ
節約の神素材である
鶏の胸肉で作るチキンカツは、
ぜひとも攻略しておきたい料理。
しかし、チキンカツを含む揚げ物は、
中まできっちり火を通すのが
難しい料理でもあります。
揚げたチキンカツを切ったとき、
火が通ってない部分が目に入ったときの
がっかり感は半端ありません。
ぜひとも遠慮しておきたいもの。
でも、鶏の胸肉は生肉を使うので、
必ず火を通しておく必要があります。
そこで、チキンカツを揚げるときに、
中まで火を通すコツを紹介します。
チキンカツの中が生で火が通ってない!肉の中まできっちり火を通すコツ
その1:鶏の胸肉の温度
チキンカツの鶏肉に火を通すには、
中の温度が70℃以上必要です。
そのためにできる
超簡単なこと。
それは・・・
鶏肉を常温に戻すこと。
鶏肉が火の通る温度である70℃に
できるだけ近づけておくことで、
火を通りやすくすることができます。
チキンカツの下準備を始める
30分から1時間前には、
冷蔵庫から鶏肉を出しておくこと。
つい、めんどくさくて、
冷蔵庫から出したらすぐ料理を
始めてしまいがち。
でも、ここは頑張って、
事前に冷蔵庫から
鶏肉を出しておきましょう。
チキンカツの中が生で火が通ってない!肉の中まできっちり火を通すコツ
その2:鶏肉の切り方
チキンカツの火の通りは、
鶏肉の厚みがあればあるほど
通りにくくなります。
それなら、
鶏肉を薄めに切って
チキンカツを作れば
中が生焼けになりにくい。
しかし、
チキンカツは厚みがある方が
好きな人もいると思います。
私の友人がそうでした。
しかし、
チキンカツの中が生焼けになる
心配がなくなるまでは、
鶏肉の厚みを薄めにするのがおすすめ。
チキンカツを揚げるテクニックが
上達して納得いく仕上がりになったら、
厚めのものにチャレンジしましょう。
チキンカツの火が通りやすく
柔らかに調理する方法は、
こちらで紹介しています。
↓ ↓ ↓ ↓
チキンカツの肉の切り方はコレ!鶏むね肉がビックリ仰天の柔らかさに
チキンカツの中が生で火が通ってない!肉の中まできっちり火を通すコツ
その3:チキンカツを揚げる油の準備
チキンカツを揚げるには
衣をつけた鶏肉を
油に入れて揚げます。
その油の量がポイント。
鶏肉は油の温度に比べて
とても冷たい。
それを油に入れると、
油の温度が下がってしまいます。
これが失敗の原因の一つ。
油の温度が下がりにくいように、
たっぷりの油で揚げましょう。
くれぐれも欲張って
油の入った鍋ギリギリまで
お肉を入れないように。
チキンカツの中が生で火が通ってない!肉の中まできっちり火を通すコツ
その4:チキンカツを揚げるタイミング
チキンカツに火を通すのは、
油で揚げるとき。
このタイミングを見極めるのが
難しいですね。
まず、油の温度は180℃。
170℃といわれますが、
お肉を入れると温度が下がります。
だから、少し高めで大丈夫。
お肉を油に入れたら、
中火で揚げていきます。
衣の色が変わるのが早く感じる場合は、
火力を下げましょう。
そして、揚げるタイミングの確認は、
チキンカツを箸でつかみます。
すると・・・
小さな振動が箸に伝わってきます。
こうなれば揚げ時。
チキンカツが
揚がっている感じだけれど、
振動が伝わってこない場合は、
肉に竹串などの棒を刺します。
その穴から透明な肉汁が出てきたら
揚げ時。
チキンカツを油から揚げたら、
そのまま数分は置いておきます。
揚げたばかりのチキンカツは
とても熱いので、
その予熱で火が通るから。
早く切ってしまうと、
予熱が伝わらなくなるので
必ず待ってくださいね。
チキンカツの中が生で火が通ってない!肉の中まできっちり火を通すコツ
その5:まとめ
チキンカツを中まで火を通すコツを
紹介しました。
チキンカツに使う鶏肉は、
事前に冷蔵庫から出して常温に戻し、
たっぷりの油で
じっくりあげるのがポイント。
揚げ時は、
お肉を箸でつかんだときの振動や
竹串で刺してみると分かります。
慣れれば、油の音や
チキンカツの衣の色で分かります。
チキンカツを揚げるとき、
毎回同じ鍋を使って同じ火力で作ると
慣れてくるので感覚で
分かってしまいます。
もし、チキンカツを切ってみて、
中が生だったら、
電子レンジやオーブンを使って
温めることもできます。
失敗に怖気づかずに、
何度も作ってみましょう。