ホイップクリームとチョコを混ぜるコツ!これで分離の失敗も怖くない
ケーキなどのスイーツに欠かせないのが
生クリームのホイップ。
そして、チョコレート好きには、
チョコホイップクリーム!
ケーキ屋さんのケーキではよく見かける
チョコホイップクリームですが、
その作り方は意外と知られてないかも。
チョコレートを使ったスイーツは、
難しいし手間もかかるイメージがあるから
かもしれませんね。
それでも、
チョコホイップクリームが作りたい
という人のために、
作り方の肝である
ホイップクリームとチョコを
混ぜるコツをご紹介します。
ホイップクリームとチョコを混ぜるコツ!これで分離の失敗も怖くない
その1:ホイップクリームとチョコの関係
チョコレートは固形なので、
何かを混ぜるには、
熱を加えて溶かす必要があります。
一方、ホイップクリームは、
冷えた生クリームを泡立てて
作ります。
チョコの熱と生クリームの冷たさ。
熱と冷たさは対極に位置します。
どう考えても、
チョコと生クリームは、
混ざりあってくれるように思えません。
だからこそ、
チョコとホイップクリームを混ぜるには、
コツがいるのです。
ただ闇雲に、
ホイップクリームに
溶けたチョコを加えても
チョコホイップクリームにはなりません。
そこには、秘訣があるのです。
ホイップクリームとチョコを混ぜるコツ!これで分離の失敗も怖くない
その2:ホイップクリームでチョコを固まらせない
チョコレートは
温めると溶けるし、
冷やすと固まる
という性質があります。
ただし、これは、
チョコレート同士でのこと。
つまり、チョコレート同士で
隣り合うのを邪魔すれば、
邪魔するものによっては、
冷やしても固まらないように
できるのです。
これを、ホイップクリームに
チョコレートを混ぜるときに使います。
チョコレートを湯煎で溶かして、
そこに少量の生クリームか、
ホイップクリームを入れて混ぜます。
チョコレートが熱いので、
ホイップクリームを入れると
溶けてしまいますが、
問題ありません。
ここでやりたいことは、
チョコレートにクリームを
なじませることで、
チョコレート同士の間に
クリームを割り込ませること。
、
そうすることで、
クリームに邪魔されて、
チョコレートが固まらないように
することが目的なので。
この部分が成功すれば、
あとは簡単。
混ぜたものにホイップクリームを
数回に分けて入れながら、
全体を混ぜるだけ。
シフォンケーキを作るなら、
生地に泡立てた卵白を加えて
混ぜるイメージと同じです。
では、これを踏まえて、
具体的な方法をご紹介します。
ホイップクリームとチョコを混ぜるコツ!これで分離の失敗も怖くない
その3:チョコホイップクリームの作り方
ホイップクリームとチョコを混ぜて、
チョコホイップクリームを作ります。
チョコレートは、
板チョコでもできますが、
できれば製菓用チョコレートを
使いましょう。
製菓用チョコレートは、
板チョコに比べて、
余計なものが入っていないので、
失敗しにくいうえに美味しいですよ。
<作り方>
1)
生クリームを泡立てて
ホイップクリームを作る。
泡立てる前に、
30ccの生クリームを
湯煎したチョコレートに使うために、
取り置くこと。
2)
チョコレートを細かく刻んで、
湯煎で溶かす。
このときの湯煎の温度は
約50℃。
熱いとチョコレートの風味が落ちるし、
ホイップクリームと
混ぜにくくなります。
3)
溶かしたチョコレートに
取り置いた生クリームを
少しずつ加えながら混ぜます。
チョコレートと生クリームが
だまにならずに
なめらかに馴染んだら成功です。
もし、生クリームをとり置き忘れたら、
ホイップクリームを使っても
構いません。
そのときも、チョコに少量ずつ
ホイップクリームを入れること。
4)
3)にホイップクリームを
数回に分けて入れながら、
むらがないように混ぜます。
ただし、あまり混ぜすぎないこと。
これでチョコホイップクリームの
出来上がり。
ホイップクリームとチョコを混ぜるコツ!これで分離の失敗も怖くない
その4:まとめ
ホイップクリームとチョコを
混ぜる理由と、
そのコツを紹介しました。
温かいチョコと
冷たいホイップクリームは、
策もなく混ぜると、
うまく混ざりません。
そこには、コツがいります。
コツとその理由が分かれば、
もう失敗することもないはず。
チョコレートのスイーツを作るのは、
難易度が高いもの。
そんなチョコスイーツを
テキパキと作ることができれば、
うれしくなりますね。
ぜひ、試してみてくださいね。