煮干しのだしがらガッツリ食べる!佃煮やふりかけ、オイルサーディン
和食料理の出汁には、
ガッツリ出汁がでて、
リーズナブルな煮干しが
欠かせません。
私も、みそ汁とカボチャの煮つけは、
煮干しの出汁で作っています。
高野豆腐は
煮干しに昆布、鰹節の合わせだし。
このように、煮干しは
和食のいろんな料理に使えますが、
出汁を取ったあとに、
魚がそのまま残ってしまいます。
もちろん、だしがらですが。
でも、かじってみると、
まだ美味しく食べれそう。
そう感じる方にピッタリの
煮干しのだしがらレシピを
ご紹介します。
煮干しのだしがらガッツリ食べる!佃煮やふりかけ、オイルサーディン
その1:煮干しのだしがらで佃煮や田作り(ごまめ)
煮干しのだしがらは、
うるめいわしなどの小魚。
でも、だしがらなので、
それ自体の旨味は減っています。
だから、煮干しの旨味よりも、
煮干しの小魚を
ガッツリ丸ごと美味しく食べる
ことが目指すところ。
そこで、まず紹介するのが、
佃煮に田作り。
田作り(ごまめ)はお正月料理で
知られていますね。
お正月料理の田作り(ごまめ)と
佃煮は、
調理方法はあまり変わりません。
作り方をざっくりいうと、
煮干しを甘辛く煮て水分を飛ばす
でしょうか。
味は、田作り(ごまめ)の方が
甘く感じます。
煮干しのでがらしで
佃煮や田作り(ごまめ)作ると、
甘辛い煮干しのでがらしを
丸ごと食べることができます。
では、作り方のレシピをご紹介。
1)
鍋に醤油、砂糖、みりん、お酒を
1:1:1:1の分量を入れて、
でがらしでない煮干しを1匹入れる。
甘めにするなら、
砂糖だけ1→2とします。
2)
1)を弱火で加熱する。
3)
2)が沸騰したら、
煮干しのだしがらを入れる。
4)
3)の水分が飛ぶまで煮る。
でがらしでない煮干しを入れるのは、
煮干しのだしの味も欲しいから。
もちろん、
でがらしの煮干しだけで作ってもOK。
また、
煮干しのでがらしの佃煮(田作り)の味は、
煮干しをそのまま食べるときは、
砂糖を多めにして甘めに、
ご飯の友とするなら、
甘さは控えめがおすすめです。
次のレシピは、
煮干しのだしがらのふりかけ。
煮干しのだしがらガッツリ食べる!佃煮やふりかけ、オイルサーディン
その2:煮干しのだしがらのふりかけ
煮干しのだしがらといえばふりかけ。
でも、煮干しのだしがらだけでは、
味の深みが少し寂しい。
私がおすすめなのは、
鰹節の削り節や花かつおと一緒に
ふりかけにすること。
使う鰹節は出がらしでもOK。
私は、鰹節のでがらしは
あるなら使うし、
なければ新しいのを使います。
また、煮干しの頭やお腹は
手間でなければ取るのがおすすめ。
特にお腹は取った方がいいですね。
<作り方>
1)
だしがらの煮干しと鰹節を
フードプロセッサー(ミキサー)で
細かくする。
冷凍しただしがらの煮干しも
気にせずそのまま使います。
2)
フライパンに、1)と
砂糖、醤油を加えて加熱する。
3)
2)の水分が飛んだら火を消して、
ゴマを加えてまぜる。
煮干しのだしがらガッツリ食べる!佃煮やふりかけ、オイルサーディン
その3:煮干しのだしがらでオイルサーディン
オイルサーディンといえば、
缶詰に入った輸入食材のイメージ。
でも、その正体は、
うるめいわしのオリーブオイル漬け。
それなら、
煮干しでもできるかも。
私のイメージでは、
オイルサーディンというか、
アヒージョが近いですね。
ポイントは煮干しのだしがらに
あらかじめ塩味を付けておくこと。
オリーブオイルには、
直接塩味を付けることができません。
これは、アヒージョ作りで
何度も失敗した経験を生かしたもの。
オリーブオイルを使うときは、
味付けは具材にすることですね。
また、だしがらの煮干しは、
手間でなければお腹は取りましょう。
<作り方>
1)
鍋に水を入れて、塩を少々加え、
だしがらの煮干しを入れます。
2)
1)を加熱して水分を飛ばす。
3)
にんにくを潰して薄切りにする。
4)
鍋に煮干しが浸かるくらいの
オリーブオイルを入れて、
3)のにんにくを入れる。
5)
4)を弱火で火にかけて、
にんにくの味と香りを
オリーブオイルに移す。
6)
5)に2)の煮干しを加えて、
煮干しが柔らかくなるまで煮る。
煮干しのだしがらガッツリ食べる!佃煮やふりかけ、オイルサーディン
その4:まとめ