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とんかつを柔らかくするのは叩くと玉ねぎ?特別な材料なしのコツ4つ

2019年02月28日 [ とんかつ 柔らかく ]
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とんかつは和食の定食でも

大人気のおかず。

 

もちろん、うちで作る

晩御飯のおかずやお弁当でも

とんかつならみんな大喜び。

 

そんなとんかつは、

油で揚げるのが苦手でなければ、

それほど難しくない料理です。

 

しかし、お店の味に近づけるには

もうひと手間、ふた手間が

欲しいところ。

 

自宅でとんかつを数えきれないほど

揚げた経験から、

 

簡単で分かりやすい裏技として、

とんかつ用の肉に工夫することで

柔らかくジューシーに仕上げるコツを

ご紹介します。

 

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とんかつが柔らかくならないのはなぜ?

 

とんかつは、ロースやヒレなどの

とんかつ用の豚肉を揚げて作ります。

 

この揚げるというのは、

とんかつ用の豚肉に

熱を加えることになります。

 

厚切り豚肉を焼いたことがあると

分かると思いますが、

豚肉に熱を加えると、

お肉がぎゅっと縮んで固くなります。

 

とんかつを作るときも、

同じように熱を加えるので

お肉が固くなってしまうのです。

 

ではどうすればいいか。

 

それは・・・

 

とんかつ用の豚肉が

加熱しても縮まないような工夫を

すればいいですよね。

 

とんかつ用の豚肉が縮む原因は

大きく2つ。

 

・豚肉の繊維が縮むこと。

・豚肉の筋が縮むこと。

 

また、お肉は、

霜降りのような脂身が少ない肉ほど

加熱すると固くなります。

 

豚ロース肉や豚ヒレ肉など、

とんかつ用の豚肉は

まさにドンピシャですよね。

 

それでは、とんかつ用の豚肉に

裏技の魔法をかけましょう。

 

とんかつを柔らかくするのは叩くと玉ねぎ?特別な材料なしのコツ4つ

とんかつを柔らくするには筋切り必須

 

とんかつを柔らかくするコツ

その1は、筋切り。

 

豚肉の筋は、加熱すると

きゅっと縮まってしまいます。

 

そうすると、

揚げたとんかつは固くなりますね。

 

特に、とんかつで人気の豚ロース肉は、

すごく分かりやすい部分に筋があります。

 

これをザクっと切ってしまいましょう。

 

豚ロース肉のとんかつ用は、

まな板の上に置くと、

上の方に赤身に沿って白い脂肪が

きれいについています。

 

この白い部分と赤身の部分の間に、

筋があるのです。

 

だから、この部分の筋を

包丁でザクザクと切ってしまいましょう。

 

1cmくらいの間隔で、

脂肪と脂身の境目に直角になるように

包丁の先で刺して筋を切ります。

 

こうすると、

とんかつを揚げるときに

筋が縮まっても、

その影響はつながっている一部だけ。

 

次にすることは、

とんかつ用の豚肉の繊維を

傷づけること。

 

とんかつを柔らかくするのは叩くと玉ねぎ?特別な材料なしのコツ4つ

とんかつを柔らくするには豚肉全体を叩きまくる

 

とんかつ用の豚肉の繊維は、

赤身の部分の全体にわたって

網羅されています。

 

だから、繊維を傷つけるには、

尖ったもので叩きまくるのです。

 

本来であれば、

調理器具の肉叩きを使います。

 

しかし、肉叩きを持っている人って

それほど多くないですよね。

 

私も持っていません。

 

そこで登場するのが・・・

 

包丁。それも峰(背側)。

 

とんかつ用の豚肉を

まな板の上に置いて筋切りしたら、

その豚肉を包丁の背で叩きます。

 

こうすることで

豚肉の繊維が傷つくので、

揚げて加熱しても

肉があまり縮みません。

 

つまり、

豚肉が柔らかくなるのです。

 

しかし、これだけでは不十分。

 

もっともっと柔らかくしたい

そんなときにはこの裏技!

 

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とんかつを柔らかくするのは叩くと玉ねぎ?特別な材料なしのコツ4つ

とんかつを柔らくするには玉ねぎが効果的?

 

とんかつが固くなる原因である

豚肉の繊維をボロボロにする

という裏技があります。

 

それに使うのは、

 

玉ねぎ。

 

玉ねぎであれば、

買い置きしている人も多いはず。

 

何と、とんかつ用の豚肉に、

玉ねぎのすりおろしを

全体につけて置いておくと・・・

 

豚肉の繊維がボロボロに。

 

そして、玉ねぎにつけている時間が

長ければ長いほど、

ボロボロがひどくなります。

 

ちょっと恐ろしい玉ねぎ。

 

とんかつ用の豚肉なら

玉ねぎのすりおろしを

30分くらいつければ十分でしょう。

 

表面を軽く洗い流して、

キッチンペーパーで水分をふき取ったら、

いつもどおり作ります。

 

でも、私の感じでは、

包丁の背で叩くだけで十分ですが、

裏技ということでご紹介しました。

 

この技は鶏の胸肉にも効果あり!

 

パサパサで固くなる鶏肉が

ジューシーに仕上がりますよ。

 

そして、最後に紹介するのが、

とんかつを揚げる時間が短くなる方法。

 

実はこの方法が、

とんかつを美味しくする肝

でもあります。

 

とんかつを柔らかくするのは叩くと玉ねぎ?特別な材料なしのコツ4つ

とんかつを揚げる時間を短く

 

とんかつ用の豚肉は、

加熱時間が長くなればなるほど

固くなってしまいます。

 

揚げる時間が短い方が

とんかつが柔らかく仕上がりますね。

 

でも、豚肉は牛肉とは違って、

中まできっちりと

火を通す必要があります。

 

そこで準備すること。

 

それは・・・

 

とんかつ用の豚肉を常温に戻す。

 

とんかつ用の豚肉は、

冷蔵庫のチルドルームで

保存している人が多いはず。

 

チルドルームの温度は0℃。

 

つまり、とんかつ用の豚肉も

温度は0℃くらいですよね。

 

とんかつを作るときは、

豚肉の中身の温度を

80℃くらいまで上げる必要があります。

 

その差は80℃。

 

でも、もし、とんかつ用の豚肉を

常温に戻していたとしたら。

 

常温が20℃とすると、

 

その差は60℃。

 

とんかつ用の豚肉を

常温に戻してから揚げた方が

お肉の温度を上げるのが楽ですよね。

 

また、とんかつ用の豚肉を

あらかじめ常温に戻すことで、

生焼けを防ぎやすくなります。

 

とんかつを作るときは、

あらかじめ、とんかつ用の豚肉を

常温に戻しておきましょう。

 

他にも衣の材料の水や卵も

常温に戻してもいいですね。

 

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とんかつを柔らかくするのは叩くと玉ねぎ?特別な材料なしのコツ4つ

まとめ

 

とんかつを柔らかく揚げる方法を

ご紹介しました。

 

特別な道具や材料がなくても

簡単にできるし、

慣れると手間もかかりません。

 

とんかつを作るときは、

ぜひ試してみてくださいね。

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