牛乳がヨーグルトのように
ドロドロになってる!
この牛乳を開封したのはいつだったっけ?
そんなときに、
ドロドロの牛乳ができたりします。
でも、見た目がヨーグルトなので、
もしかして飲めるのかな?
と思ってしまいます。
でも、とても牛乳には見えない
ドロドロ感が怪しすぎる。
そんな、ドロドロとなった牛乳は、
いったいどうなっているのかと、
ぶっちゃけ加熱すれば飲めるかを
お伝えします。
ドロドロの牛乳は腐っているのか
そもそも、ドロドロの牛乳は、
一体どんな状態なのでしょうか?
手作りヨーグルトを考えてみます。
手作りヨーグルトは、
牛乳にヨーグルト用の乳酸菌を入れて
発酵させて作ります。
つまり、牛乳は乳酸菌を入れて
発酵させるとドロドロになります。
ヨーグルトのように。
しかし、ヨーグルトには、
ヨーグルト用に厳選された乳酸菌を使いますが、
ドロドロの牛乳ではどんな菌が混入していたのか
分かりません。
そんなふうにできたドロドロの牛乳は、
怪しすぎて飲みたくないですよね。
このようになった牛乳は、
腐っていると言えるでしょう。
ただし、これは高温で殺菌された
一般的な牛乳(ホモゲナイズ)
についてです。
最近ではめったに見かけなくなりましたが、
ノンホモゲナイズの牛乳は、
牛乳の表面にどろっとしたものが
浮くことがあります。
これは、生クリームのようなものなので、
食べることができます。
ちょっと口に含んだら分かりますが、
こちらは濃厚でクリーミーで
とてもおいしいです。
牛乳がドロドロになるのは腐るから?加熱すれば飲めるかも!?
牛乳がドロドロでも加熱すれば飲める?
牛乳を製造している業者は、
牛乳の殺菌は、
加熱することで行います。
牛乳がドロドロになったのは、
雑菌が繁殖したのが原因なのなら・・・
加熱すれば飲めるんじゃない?
そう思うかもしれません。
しかし、残念ながら、
牛乳がドロドロになってしまったら、
加熱しても元の牛乳には戻りません。
ヨーグルトを例にすると分かります。
牛乳にヨーグルトの乳酸菌を入れて、
発酵させるとヨーグルトになります。
では、ヨーグルトを加熱すると、
乳酸菌を殺菌することになり、
元の牛乳になるかというと・・・
なりませんね。
ヨーグルトになったことで、
牛乳とは違うものになっているのです。
同じことがドロドロの牛乳にも言えます。
牛乳に雑菌が繁殖して、
ヨーグルトのように見える、
ドロドロの何かが出来上がっているのです。
その何かを加熱しても、
元の牛乳には戻りません。
つまり、元のおいしい牛乳が飲みたいなら、
ドロドロの牛乳は飲まない方がいいです。
元のような牛乳が飲めるかというと
飲めないというのが答えですね。
牛乳がドロドロになるのは腐るから?加熱すれば飲めるかも!?
まとめ
牛乳がドロドロになる理由を
お伝えしました。
牛乳がドロドロになってしまうのは、
乳酸菌を含むいろんな雑菌が
繁殖しているから。
ヨーグルトの乳酸菌のように
体に有益な菌ならいいのですが。
牛乳を開封したときにふれた外気や
手、コップなどから
菌が入り込んだとしたら、
うれしくないですね。
そういう菌が作り出した
ドロドロの牛乳は、
もはや牛乳とは言えません。
さらに、それを加熱したところで、
元の牛乳には戻らないのです。
また、牛乳に入り込んだ
雑菌によるかもしれませんが、
加熱しても牛乳のような
さらっとした液体にはなりません。
加熱しても見た感じが牛乳とは違うので、
間違って飲むことはないと思います。
牛乳を処分するのは、
せっかく買ったのにもったいない!
と思うかもしれません。
でも、お腹が痛くなったりして、
病院にかかったり、薬を購入したりと、
牛乳を買うよりはるかに高くつきます。
牛乳だけでなく、食べ物全般ですが、
ちょっとこれあやしい
と思ったものは処分することを
おすすめします。