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里芋の皮むきで緑色の変色を発見!食べられる?厚めに剥けばいい?

2023年05月24日
里芋の皮むきで緑色の変色を発見!食べれる?厚く剥けばいい?
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里芋はとろんとしてまったりとした食感と

美味しさでついつい食べたくなる野菜。

 

そんな里芋には 親芋と小芋がありますが、

どちらも表面の色は黒っぽいか茶色。

 

それが 里芋の皮の表面や、

皮をむいてみたら緑色だったら

びっくり仰天してしまいます。

 

いったい、この緑色の里芋は食べれるのか?

 

そこで今回は、里芋の皮の表面が緑色か、

皮をむいた中身の白い部分が緑色のとき、

その里芋は食べることができるのかと、

 

食べれるとしたらどうすればいいのか

についてご紹介します。

 

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里芋の皮むきで緑色の変色した部分は食べれる?

里芋の皮むきで緑色の変色した部分は食べれる?

里芋を皮むきする時に見つけてしまった

緑色に変色した部分。

 

里芋らしくないので美味しそうには

とても見えないけれど、

捨てるとなるともったいないですよね。

 

そもそも、そんな里芋の表面が緑色の部分や

皮をむいた中身が白ではなく緑色の部分は

食べられるのでしょうか。

 

答えは・・・

緑色の部分は食べることができます。

 

実際、私も里芋の緑色の部分を

食べたことがありますが大丈夫でした。

 

でも、里芋の「芋」といえば じゃがいも。

 

じゃがいもの緑色の部分や緑色の芽は

毒素を多く持っているで食べないこと

という有名な話があります。

 

じゃがいもの緑色の部分は毒素があるのに、

里芋の緑色は大丈夫というのは

そう言われても納得できないですよね。

 

私も初めて聞いた時は、

とても信用することができませんでした。

 

でも、じゃがいもの緑色の部分と

里芋の緑色の部分の違いを知れば

納得できるのではないでしょうか。

 

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里芋の緑色とじゃがいもの緑色の違い

里芋の緑色とじゃがいもの緑色の違い

緑色がかった芋といえばじゃがいも。

 

緑色の部分があるじゃがいもには

ちょくちょく遭遇するんですよね。

 

特にスーパーで値引きコーナーで。

うちにもときどき登場します。

 

▼じゃがいもの緑色の部分の正体は?

じゃがいもの緑色の部分の正体は?

じゃがいもの緑色の部分は、

植物のナス科でよくある特徴の一つ

なのです。

 

そして、その緑色の部分に多い毒素は

ソラニンやチャコニン。

 

このソラニンやチャコニンを含む部分を

食べ過ぎると食中毒を起こすのです。

 

では、一番気になる 里芋の緑色の部分。

 

▼里芋の緑色の部分の正体は?

▼里芋の緑色の部分の正体は?

里芋はじゃがいもと同じナス科ではなく

里芋科の植物です。

 

同じ芋と思っているのは私たちだけで、

植物の分類的にはすごく似ている

野菜ではなかったのです。

 

これを知ったときは衝撃でした・・・。

 

その里芋科の植物である里芋は、

緑色の部分に問題のソラニンやチャコニンは

含まれていません。

 

では、里芋の緑色に変色した部分は

一体なにものなのでしょうか。

 

里芋は知ってのとおり土の中で育ちます。

 

しかし、土に覆われているべきところに

太陽や蛍光灯の光など明るい光が当たると

葉緑体が形成されるのです。

 

そんな簡単に葉緑体が形成されちゃの!?

 

と開いた口がふさがりませんでした・・・。

 

人間も緑色にはなりたくないですが

簡単に葉緑体が形成されたら

食べ物に困らないかもしれないのに。

 

というわけで里芋は光に当たると

緑色に変色していくので注意ですね。

 

そして、この里芋の緑色の部分には、

シュウ酸カルシウムという毒素でない

物質が多く含まれます。

 

このシュウ酸カルシウムが多いほど

アクやえぐみが強くなります。

 

まとめると、里芋が緑色に変色しても

じゃがいもと違って食べられるし、

食中毒にもなりません。

 

しかし、シュウ酸カルシウムの影響で

緑色の部分の里芋が美味しいかというと

調理方法にもよりますが味はいまいち。

 

思い浮かべる里芋料理が食べたいなら

里芋の緑色の部分は切り落としてから

料理するのがおすすめです。

里芋の緑色のところの剥き方

里芋の緑色のところの剥き方

里芋の緑色の部分はアクやえぐみが

多めなので切り落としてから

調理するのがおすすめとお伝えしました。

 

とはいえ、 里芋の緑色の部分は、

まず里芋の皮や中身でも皮に近い

外側の部分から緑色になりやすいもの。

 

里芋の皮を剥く時に、皮の厚さを

厚めにするだけで緑色の部分は減ります。

 

もし、緑色の部分が里芋の中身の中心まで

変色していたら食べない方がいいでしょう。

 

また、里芋の緑色の部分は、

じゃがいも同じ毒素があるわけではないので

緑色の部分が残っても問題はありません。

 

里芋を剥く時に緑色の部分を見つけたときは、

緑色の部分をざっくりと切り落とすくらいの

イメージで大丈夫ですよ。

 

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里芋の皮むきで緑色の変色を発見!まとめ

里芋の皮むきで緑色に変色した部分の

緑色の理由と食べれるかどうかについて

ご紹介しました。

 

その答えは・・・

 

食べても大丈夫。

 

緑色の部分に含まれるのは毒素ではなく、

シュウ酸カルシウムなので

アクやえぐみは多めですが食べても大丈夫。

 

しかし、里芋の料理の味を考えると

あまり美味しくないので

取り除いて食べるのがおすすめです。

 

とはいえ、多少緑色の部分があっても

毒素もなく味への影響もそれほどないので

神経質に取り除く必要はないですよ。

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