里芋は独特のねっとりした食感と味が
何とも言えない美味しさ。
里芋の煮っころがしに筑前煮、
とん汁に入れても最高に美味しいですよね。
でも、里芋は皮むきがとても面倒な野菜で
油断するとすぐ手がかゆくなってしまいます。
そんな里芋の皮むきは、
一体どこまで剥けばいい塩梅なのか
わかるようで分かりませんよね。
そこで今回は、実際に里芋の皮むきを
しているなかで分かった
里芋の皮をどこまでむくのかについて
ご紹介します
里芋の皮むきはどこまで?
里芋の表面は薄茶色の皮が覆っていたり、
黒っぽいうぶ毛のようなものが
生えています。
里芋の皮をむくときの目安は、
これらの薄茶色や黒色の部分を剥いて
里芋の表面が中身の白い部分になるまで
剥き続けます。
里芋の皮むきはどこまでかという
一番簡単な目安にもなります。
では、白い部分が見えるように
里芋の皮をむくだけでいいかというと
そうでもなかったのです。
里芋の皮むきでどこまで剥くかは里芋の大きさで違う
里芋には、薄茶色の皮で大きい里芋と
黒くてうぶ毛のような根がある小芋の
ざっくり2種類あります。
まず、親芋の場合もある大きい里芋は
皮を包丁の背でこするように剥いた場合、
思ったのと違う食感になったのです。
というのも、表面は白いのですが、
薄皮が1枚被っているような感じで
煮たときに固かったのです。
里芋の美味しさは柔らくて
ねっとりした食感だとすると、
この薄皮もどきは邪魔ですよね。
だから、親芋など大きめの里芋で
皮も薄茶色の里芋は、
皮を少し厚めに剥くのがおすすめ。
里芋の皮のむき方には、
里芋の上と下を切り落としてから
上から下に向かってむく
六方むき(六角むき)があります。
この六方むきは里芋の皮を
少し厚めにむくので
ちょっともったいないなと
思っていました。
しかし、親芋などの大きい里芋は
むしろ六方むきでむくべき。
皮を厚めに剥いた方が、
白い薄皮のような皮もむけて
美味しく仕上がります。
一方、里芋のなかでも小さな小芋は、
黒っぽい皮とうぶ毛のような根を
白くなるようにできるだけ薄く剥きます。
包丁の背を使ってこそげてもOK。
大きめの里芋のような薄皮がない?ので
皮を厚めにむく必要はないですよ。
里芋の皮むきはどこまでむくかは、
里芋の煮っころがしなどの料理の点では
お伝えしたとおり。
しかし、里芋の皮むきには、
最大の関門ともいうべき、
里芋の皮むきの難しい点があります。
それは・・・
里芋の皮むきはぬるぬるですべるし
手がかゆくなります。
ちょっとでも楽に皮むきしたいとき、
里芋の皮むきの厚さはどこまでかは
関係あるのでしょうか。
里芋の皮むきはどこまで剥くかでぬめりが違う
里芋の皮むきで一番困るのが
皮むきを始めるととたんに
里芋に現れるヌルヌルのぬめり。
このぬめりに里芋が包まれると
てはかゆくなるし、
つるんと滑ってしまうしで
本当に困ってしまいます。
実はこの里芋の皮むきのぬめりは、
里芋がぬれた状態で厚めにむくと
あらわれるのです。
里芋の皮むきが厚めがだめなら
どこまで薄く剥けばぬめりが
でないかというと・・・
白色の身が見えないくらい薄く。
見た目は皮が残っているように
見えるけどむいたよという感じ。
里芋の皮をこれほど薄く剥くのは
包丁では無理なので、
包丁の背やたわしなどでこする感じ。
里芋の皮つきに近くなるので
思い浮かぶ里芋の煮っころがしは
調理しずらいと思います。
揚げ料理や蒸し料理なら
むしろこれくらい薄い皮むきが
ちょうどいいですね。
里芋の皮むきはどこまで?まとめ
里芋の皮むきはどこまでむくのか
についてご紹介しました。
里芋の皮むきはどこまでするかは、
親芋のような大きめの芋は、
六方むきで厚めに剥き、
小芋のような小さめの芋は、
白い中身が見えるくらいに
薄めに剥きます。
里芋は皮むきが面倒ですが、
皮むきを超えた先にある料理が
独特の食感でとっても美味しい。
スーパーで里芋を見ると、
皮むきを思いだしてついつい
躊躇してしまいますが、
ぜひ頑張って剥いて食べましょう!!