鉄のフライパンは、
使い慣れれば
テフロン加工のフライパンより、
使い勝手抜群。
そう思っていたところ、
鉄のフライパンで、
悪戦苦闘している友人がいたので、
使い方を教えることに。
そこで気になったのが、
目玉焼きの作り方。
目玉焼きといえば、
小学校で家庭科の実習で作るほど
誰もが知っている料理です。
その目玉焼きを、
鉄のフライパンで焼くと、
フライパンにくっついたり、
こびりついたりするので、
困っていました。
そこで、目玉焼きが、
鉄のフライパンに
くっついたりこびりつくことなく、
スッと取れる方法を紹介します。
鉄のフライパンは熱がポイント
鉄のフライパンを
うまく使いこなす方法を聞かれたとき、
真っ先に思い浮かぶこと。
それは・・・
予熱。
オーブンを使うとき、
必ず指定の温度で予熱するはず。
それと同じように、
鉄のフライパンにも予熱が必要です。
これまで、テフロン加工のフライパンを
使っていたとしたら、
鉄のフライパンの予熱は、
思ってる以上の時間がかかります。
どれくらいかというと・・・
『鉄のフライパンを火にかけてから、
冷蔵庫に玉子を取りにいき、
フライ返しを用意してから、
鉄のフライパンに手をかざし、
予熱ができているかを確認する』
これくらいは軽くかかります。
予熱が出来ているかの目安は、
鉄のフライパンに油を入れたとき、
フライパンを揺らすと、
油が水のように広がればOK。
煙が出るほど加熱
とよく言われますが、
そこまで予熱することは
ほとんどありません。
フライパンから煙が上がると
正直怖い・・・。
そんな私でも、
中華鍋でチャーハンを作る時は、
煙が上がるまで熱します。
なぜなら、チャーハンに
冷ご飯を使うから。
冷ご飯は炊き立てに比べて
水分が程よく抜けて、
パラパラチャーハンが作りやすいのです。
邪道かもしれませんが。
実は、
鉄のフライパンに予熱が必要なのは、
フライパンが熱くないと
くっついたり、こびりつくから。
しかし、冷ご飯のように、
冷たい食材をフライパンに入れると、
せっかく予熱したのに
冷えてしまいます。
冷たい食材の量によって
予熱の温度が決まるともいえますね。
鉄フライパンは目玉焼きがくっつく!こびりつく!失敗なしのコツ3つ
鉄のフライパンに入れる油の量
油というと
ダイエットの天敵ともいえる
運動不足な私としても避けたいもの。
しかし、鉄のフライパンで、
目玉焼きを焼くときには、
油の量を多めにします。
少量の油で料理するためのアイテム、
オイルスプレーもありますが、
鉄のフライパンを使うときは、
おすすめしません。
鉄のフライパンを使うときは、
予熱したフライパンに多めの油を入れて、
フライパンを揺らしながら、
全体に行きわたらせます。
油が多すぎるときは、
余分な油を減らすこと。
油を入れることができる
オイルポットのようなものがあると
便利です。
また、鉄のフライパンを
まだ少ししか使っていない場合は、
油が馴染んでいない可能性があります。
そんなときは、
鉄のフライパンに油を多めに入れたあと、
少しの間そのままなじませる時間を
取ります。
それだけでも、
くっつきやこびりつきには
効果がありますよ。
鉄フライパンは目玉焼きがくっつく!こびりつく!失敗なしのコツ3つ
目玉焼きに必須の水の使い方
目玉焼きを半熟トロトロに焼くには
水が欠かせません。
フライパンに玉子を入れてから、
一息ついて、
白身の回りに火が通り始めたら、
水を入れます。
この水は、
フライパンの中で蒸気になるので、
目玉焼きを表面からも
熱することができる優れもの。
そんな水ですが、
目玉焼きを焼くときは、
少し多めに入れるのがポイント。
水が少ないと、
フライパンの中の蒸気が少なくなり、
目玉焼きに火が通るころには
周りが焦げ始めたりします。
目玉焼きの白身に
水が混じるのが嫌なときは、
目玉焼きを型を使って焼き、
フライパンの端に水を入れれば大丈夫。
この水の量が
目玉焼きを上手く焼くポイント。
水の目安は、
玉子1つにつき大さじ2。
鉄フライパンの大きさも
影響するので、
手持ちのフライパンで試して、
いい感じの水の量を見つけましょう。
鉄フライパンは目玉焼きがくっつく!こびりつく!失敗なしのコツ3つ
鉄のフライパンの洗い方
目玉焼きを焼くのとは
直接関係はありませんが、
鉄のフライパンのお手入れで
重要なポイントがあります。
それは・・・
鉄のフライパンの洗い方。
調理道具を洗う時は、
台所用洗剤とスポンジやたわしを
使って洗います。
しかし、鉄のフライパンは違います。
鉄のフライパンを洗う時は、
台所用洗剤を使わずに、
フライパンが熱いうちに
たわしで汚れを落とします。
鉄のフライパンを洗剤で洗うと、
フライパン表面の油分が
洗剤で取れてしまいます。
せっかく育てた
鉄のフライパンが台無し。
洗剤は使わないように
注意しましょう。
また、鉄のフライパンに
汚れがこびりついてしまった場合は、
熱めのお湯でつけ置きし、
たわしでこすります。
フライパンは、熱いうちに洗うのが
汚れが落ちやすいので一番ですね。
鉄フライパンは目玉焼きがくっつく!こびりつく!失敗なしのコツ3つ
まとめ
鉄のフライパンで目玉焼きが
くっついたりこびりつかない
作り方のコツを紹介しました。
これまで、数えきれないほど
鉄のフライパンで
目玉焼きを焼いてきました。
しかし、
くっついたり、こびりつくことは
ほとんどありません。
鉄のフライパンは、
使い慣れれば、
使い勝手もよく、長く使えます。
鉄のフライパンで
目玉焼きが上手く焼けたら、
他の料理でも鉄のフライパンが
うまく使えるようになるはず。
鉄のフライパンで
美味しい目玉焼きを
作ってみてくださいね。