ししゃもの卵が爆発!魚焼きグリルで腹が破裂することなく焼くコツ
たくさんのプツプツの卵が
とっても美味しいししゃも。
味噌汁とご飯にも合うししゃもは、
御飯の友としてピッタリ。
そんなししゃもは、
実は焼くのがとても難しい。
ししゃもを魚焼きグリルで焼いていると、
パンという音が・・・。
ししゃもの卵が爆発した!
こうなると、
またかとがっくりしていしまいますね。
焼くのは難しいと分かっていても、
破裂してない卵を食べたい。
そんなんしゃも好きのために、
軍鶏の卵が破裂しないように
魚焼きグリルで焼くコツをご紹介します。
ししゃもの卵が爆発!魚焼きグリルで腹が破裂することなく焼くコツ
その1:ししゃもの卵が爆発するのはなぜ?
ししゃもの卵が、
ものの見事にポンと爆発するのは
なぜでしょうか。
ししゃもの卵は、
メスのししゃものお腹の中に、
破裂しそうなほど入っています。
そんな子持ちししゃも焼くと、
その熱によって身は収縮しますが、
卵は膨張してしまいます。
子持ちししゃもの卵は、
お腹の身によって守られているので、
収縮するお腹の身では、
卵を持ちこたえることができません。
そして耐え切れなくなったら、
卵の部分が爆発するのです。
その爆発といったら、
音のすごさといい、
卵の部分の無残な破裂っぷりといい、
「爆発」の言葉がピッタリ。
そんな、ししゃもの卵の爆発ですが、
食べることを考えると、
決して嬉しいことではありません。
では、ししゃもの卵を
爆発させないためには
どうすればよいのでしょうか。
ししゃもの卵が爆発!魚焼きグリルで腹が破裂することなく焼くコツ
その2:ししゃもの卵の爆発を回避する方法
ししゃもの卵の爆発は、
ししゃもを美味しく食べるためには、
何としても回避したいところ。
ではどうすればいいのか。
ししゃもの卵の爆発は、
ししゃもの身の収縮と
卵の膨張の相乗効果で起きます。
そして、ししゃもの身は、
焼く温度が高いと
急激に縮んでしまいます。
そうならないように、
ししゃもの身を焼くときは、
弱火でじっくり焼きます。
こうすると、
予想以上に時間がかかるので、
火力を上げたくなってしまいますが、
ぐっと我慢してください。
なお、同じししゃもでも、
国産ししゃもの方が
卵が破裂しにくいように感じます。
でも、高いんですよね。
近くのスーパーで
手頃な価格で販売されているししゃもは、
カラフトししゃもがほとんど。
国産のししゃもとは違う魚なので、
卵の破裂具合も違って当然ですね。
では、ししゃもを
魚焼きグリルで焼きましょう。
ししゃもの卵が爆発!魚焼きグリルで腹が破裂することなく焼くコツ
その3:ししゃもを魚焼きグリルで焼く
ししゃもを魚焼きグリルで焼きます。
まず、
ししゃもを冷蔵庫から出してから、
魚焼きグリルを予熱します。
予熱が終わったら、
ししゃもをグリルの上に並べておきます。
そのとき、ししゃもが重なったり、
くっついたりしないように注意。
ししゃも同士の隙間は
広めに取りましょう。
ししゃもを網の上に置いたら、
焼いていきます。
火力は極弱火。
国産ししゃもなら、
もう少し火力が強くても大丈夫。
そして、
表面が乾燥した感じになって、
卵のあるお腹の部分から
汁がたれ終わりそうなところで
ひっくり返します。
このときに、
ししゃもの置き場所を
入れ替えます。
真ん中あたりのししゃもは両端に、
両端のししゃもは真ん中に
という感じ。
魚焼きグリルは、
置き場所によって火力が違います。
こうして入れ替えることで、
ししゃも全部が
同じくらいに焼けるようにします。
なお、両面焼きグリルなら、
ひっくり返す必要はありませんが、
置き場所によって、
火力にムラがあるかもしれません。
自分の両面焼きグリルの特性を
知っておく必要がありませうね。
ししゃもの卵が爆発!魚焼きグリルで腹が破裂することなく焼くコツ
その4:ししゃもの卵が弱火でも爆発
ししゃもを焼くとき、
極弱火で注意しても
卵が爆発してしまう。
そこで登場するのは・・・
つま楊枝。
あらかじめ、
ししゃもを焼く前に、
ししゃものお腹の部分を
つま楊枝で数か所刺しておきます。
こうすると、
ししゃものお腹の身が縮んだり、
卵が膨張しても、
傷が広がるだけで破裂しにくい。
どうしても卵が破裂するなら
試してみてくださいね。
ししゃもの卵が爆発!魚焼きグリルで腹が破裂することなく焼くコツ
その5:まとめ
ししゃもの卵が爆発してしまうと
ししゃもの美味しさ半減。
そこで、卵が破裂しないように、
魚焼きグリルで焼くコツを
ご紹介しました。
コツはずばり、
火力を極弱火にすること。
火力が少しでも強いと
すぐ爆発してしまいます。
時間はかかってしまいますが、
ぐっとこらえて、
試してみましょう。