牛乳でカッテージチーズ作るとき分離しない!酢やレモン汁だけは誤り
牛乳があれば
カッテージチーズが作れる。
簡単に作れる
フレッシュチーズとして
有名ですよね。
その作り方も、
牛乳にお酢やレモン汁を入れて
混ぜるだけなんて簡単。
と思っていたら、
カッテージチーズが作れない!
実は、牛乳にお酢やレモン汁を
入れただけでは
カッテージチーズにならないのです。
牛乳うまく分離しないときに
どうすればいいかについて
ご紹介します。
失敗と諦めないで。
まだ試せることがあります。
牛乳でカッテージチーズ作るとき分離しない!酢やレモン汁だけは誤り
その1:牛乳は酢やレモン汁では分離しない?
フレッシュな
カッテージチーズの作り方といえば、
牛乳にお酢やレモン汁を加えて、
混ぜること。
でも、実は、
冷蔵庫から取り出した牛乳に、
お酢やレモン汁を入れただけでは、
カッテージチーズが作れるように
分離しません。
厳密には分離していますが、
白い部分がある程度くっついて
固まってくれないと困ります。
つまり、
牛乳が白い部分と透明な液に
分離しないと
カッテージチーズは作れませんね。
実は、この方法には、
致命的な間違いがあるのです。
それは・・・
牛乳を加熱すること。
牛乳に酸の性質を持つ
お酢やレモン汁を加えると
牛乳に含まれる
タンパク質のカゼインが分離します。
でも、カゼインが目に見えて
白く固まるほどの威力はないのです。
カゼインは、酸を加える以外にも
分離して固める力を強めるものが
あります。
それが・・・
熱。
だから、牛乳に酸である
お酢やレモン汁を加えてから、
さらに加熱するのです。
すると、酸と熱の力で、
牛乳が分離して
白い塊と透明な乳清に分かれます。
こうなれば大成功。
あとは、目の細かいざるで濾して
乳清を取り除けば、
おからのような
白いパサパサした塊が残ります。
これが、カッテージチーズ。
カッテージチーズは、
フレッシュチーズなので、
発酵させないし、熟成もなし。
だから、濾して乳清と分けたら
すぐに食べることができます。
でも、水分を
きっちり切った方が美味しい。
濾している状態で
冷蔵庫で一晩くらい置いて
じっくりしっかりと
水分を切る方法がおすすめです。
もし、酸である酢やレモン汁を加えて
加熱しても分離して固まらない
という場合はどうすればいいの?
牛乳でカッテージチーズ作るとき分離しない!酢やレモン汁だけは誤り
その2:カッテージチーズ作りで牛乳が分離しないとき
牛乳でカッテージチーズを作るには、
お酢などの酸と加熱が
分離させて固めるために大切と
お伝えしました。
でも、酸を加え、加熱したのに
分離しなかったり、
小さい塊にもならない
というときがあります。
このままでは、
濾してもカッテージチーズは
できません。
失敗だからもうだめ。
と思うかもしれませんが、
まだできることがあります。
そんな場合は、
まずは加熱をきっちりしたかを
振り返ってみましょう。
牛乳が吹きこぼれないくらいまで
沸騰させたならOK。
牛乳に膜が張るのも
一つの目安になりますね。
もし、加熱不足だと感じたら、
今からでも遅くありません。
もう一度、鍋を火にかけて
加熱してみてください。
それでも、
牛乳が分離しない、固まらない
と感じたら、
酸の不足の可能性あり。
お酢やレモン汁を追加で加えて、
ゆっくりかき混ぜましょう。
牛乳が冷えてしまった場合は、
加熱しながらすることを忘れずに。
これで大丈夫なはず。
なお、お酢は独特の味があるので、
これ以上入れたくない場合は、
レモン汁や、ヨーグルトを
代わりに使うのもOK。
もし、こうして作った
カッテージチーズの仕上がりに
満足できなかったら・・・
低脂肪乳かも?
カッテージチーズは、
牛乳の乳固形分の固まり。
もちろん、乳固形分に、
乳脂肪分も入っています。
だから、低脂肪乳を使うと、
乳固形分は少なくなりますね。
カッテージチーズを作るときは、
牛乳を使うようにしましょう。
牛乳でカッテージチーズ作るとき分離しない!酢やレモン汁だけは誤り
その3:まとめ
牛乳でカッテージチーズを作るとき
分離しないで液体のまま
というときの原因と対策について
ご紹介しました。
もろもろの塊ができないと
濾してもカッテージチーズになりません。
失敗と諦めずに、
試してみてくださいね。