バナナはやっぱり完熟が一番!
完熟するのとしないのとでは、
食感や甘さが全然違います。
しかし、バナナは、
お店では完熟する前の早いものを
売っています。
だから、バナナをお店で買ってきても
すぐに食べるのはもったいない。
でも、
バナナが私を呼んでいる~。
そこで、バナナを追熟させて
少しでも早く完熟にする方法を
ご紹介します。
バナナを早く熟すためのポイント
バナナは収穫してからも
置いておくと追熟する果物。
ということは、
生きているんですね。
そして、
生きるために欠かせないのは、
呼吸。
この呼吸の数がポイント。
呼吸の数が多いほど
熟すスピードが速くなります。
そして、呼吸の数(呼吸量)は
果物や野菜の種類によって
だいたい決まっています。
ちなみに、バナナは
呼吸量がそこそこあります。
もし、バナナが持つ呼吸量を
増やすことができれば、
追熟の期間を早めることができますね。
もう一つのポイントは、
エチレンガス。
呼吸量と並んで、
バナナの追熟を早めることができます。
バナナは
エチレンガスに影響されるので、
エチレンガスが多いほど
バナナの追熟が早まります。
このように、
バナナを早く熟すポイントは、
呼吸量とエチレンガス
があります。
この2つを上手く使えば
バナナの追熟期間を
早めることができますね。
では、バナナを追熟するのに
呼吸量を多くしてみましょう。
バナナを早く熟す裏ワザはコレ!追熟の期間を早くするのは温度とコレ
バナナの呼吸量を増やす方法
バナナの呼吸量(呼吸の数)を増やすと
追熟の期間が早くなります。
その方法のポイントは、
温度。
一般的に果物の呼吸量は
温度が上がるほど多くなります。
もちろん、バナナも同じ。
だから、
バナナの呼吸量を多くするには、
温度の高いところに
置いておく必要があります。
もちろん、冷蔵庫は論外。
では、
温度が高ければいいのかというと、
そういうわけではありません。
というか、温度が高すぎると
生きていけませんよね。
バナナと温度の関係は、
・35度以上では追熟しない。
・25度以上では
黄色くならない場合がある。
という報告があります。
また、バナナの高温障害は
25℃以上になると起きはじめます。
だから、バナナは
25℃くらいの場所に置いておけば、
呼吸量が多くなり、
結果として熟すのが早くなります。
では、もう一つのポイントである、
エチレンガスを使って
追熟を早めましょう。
バナナを早く熟す裏ワザはコレ!追熟の期間を早くするのは温度とコレ
バナナの追熟にエチレンガスを使う方法
バナナの追熟期間を早めるには、
エチレンガスが効果的。
エチレンガスは、
生成量が多いほど、
影響されやすいほど
青果物が早く熟すという性質があります。
バナナは、
成熟するほどエチレンガスの生成量が
多くなります。
そして、
エチレンガスに影響されやすい。
つまり、バナナの追熟には、
エチレンガスが効果的。
では、エチレンガスを使って
バナナの追熟を早めるには、
バナナの本数が多いほどよく、
また、エチレンガスを
生成する果物などを
周りに置いておく
という方法があります。
バナナを早く熟すために、
温度とエチレンガスの効果を
ご紹介しました。
この2つの効果を使って、
具体的にバナナを
追熟させてみましょう。
バナナを早く熟す裏ワザはコレ!追熟の期間を早くするのは温度とコレ
バナナを早く熟す裏ワザ
バナナの追熟期間を早めるため、
温度とエチレンガスを
上手く使います。
まず、
バナナを置く場所
を決めます。
最高気温が25℃くらいで、
温度差が少ない場所。
次に、紙袋を用意して、
バナナを入れます。
房が付いているならそのままで、
本数は多いほどベスト。
そして、
エチレンガスの
生成量が多い青果物
を物色します。
おすすめは、
リンゴ、アボカド。
25℃近くの暖かい場所でも
元気いっぱいだから。
トマトやメロン、ナシでもOK。
桃もOKですが、
桃の方が早く完熟してしまうかも。
そして、見つけたものを
バナナの入った紙袋に入れて、
折り曲げて閉じます。
あとは、その紙袋を、
決めた場所に置いておくだけ。
紙袋にしたのは、
紙袋に入れたバナナなどが
呼吸しやすいようにするため。
このようにするだけで、
バナナの成熟は
ぐっと早くなりますよ。
バナナを早く熟す裏ワザはコレ!追熟の期間を早くするのは温度とコレ
まとめ
バナナを早く熟す裏ワザを
ご紹介しました。
バナナを房ごとと
リンゴやアボカドを紙袋に入れて、
最高気温25℃の暖かい場所に
置いておくだけ。
追熟とは違いますが、
電子レンジなどで加熱すると
早いバナナも甘くなりますよ。