お寿司とならぶごちそうのステーキ。
肉が食べたいなあ。
今日はステーキにしようか。
でも、家で作るステーキは
ゴムのように硬い・・・
せっかく買ったのにがっかり。
でももし家庭で
美味しいステーキが焼けるなら、
リーズナブルだし、
嬉しさ半端ないですね。
夢がふくらみます・・・
そんな夢を叶える
安い肉でも柔らかく美味しい
ステーキの焼き方を紹介します。
お肉を漬ける
お肉は下ごしらえを工夫することで、
憧れの柔らかさになります。
いくつか方法をご紹介します。
●炭酸がもつ肉を柔らかくする力を利用
肉を柔らかくする驚きの炭酸。
ビールやコーラなどの炭酸に
安い肉を漬けます。
時間は10分。
肉を取り出して、
さっと洗い流します。
純粋な炭酸水よりも
ビールやコーラの方が効果あり。
ただし、お肉を漬けすぎないように
時間を守って下さい。
●牛乳に漬ける
お肉の牛乳漬け。
安い肉を牛乳に1時間以上漬けます。
一晩でも大丈夫。
肉の臭みを消してくれる上に、
肉の旨みもアップ。
牛肉と牛乳は、
もとをたどると牛なので、
相性がいいですね。
●玉ねぎに漬ける
すりおろした玉ねぎを、
安いお肉の表面に塗りつけます。
そして1時間以上の放置がベスト。
ビールなどの炭酸と違い、
漬けすぎても大丈夫です。
ステーキ用の安い肉なのに柔らかく美味しいと驚く家庭の焼き方とは?
お肉のスジや繊維の下ごしらえ
安い肉をそのまま焼くと、
へんに反り返ったりします。
さらに固い食感になります。
それは、熱によって
肉の筋や繊維が縮むからです。
肉を柔らかくするには、
まず、肉の筋を切ります。
肉の表面を見ると、
脂身と赤身の間や、
赤身部分に見える白い線があります。
それが肉の筋です。
肉の筋の部分を包丁で切れ目を入れることで
お肉が柔らかくなります。
また安い肉は肉の繊維を切ります。
肉の表面を肉たたきで叩きます。
肉たたきという道具がなければ、
フォークで全体を刺すことで
同じような感じになります。
ちなみに、私は包丁の背で、
肉の表面を叩きます。
こうすることで、
肉のスジや繊維が熱で縮み、
肉が硬くなるのを防ぎます。
ステーキ用の安い肉なのに柔らかく美味しいと驚く家庭の焼き方とは?
ステーキが美味しく焼ける○○に注目
ステーキを美味しくする秘訣。
それは・・・
温度。
まずは調理前に、
肉を冷蔵庫から出しておくことで、
常温に戻しておきます。
肉を焼くときは、
フライパンを煙が出るまで熱くします。
そこにお肉を入れて表面を焼きます。
そうはいっても、肉の表面のこげと
肉の生焼けが気になるところ・・・
対策として、
余熱
を使います。
その方法は、お肉を
フライパンからおろして、
アルミホイルで包みます。
そして、オーブンや、
使ったばかりのコンロの近くなど、
暖かい場所に置きます。
そして3分置けば出来上がり。
ステーキが最も美味しくなる、
お肉の内側の温度は58℃~64℃。
70℃を超えると、
お肉の旨みである肉汁が搾り出され、
旨みのない固いお肉が出来上がります。
だからこそ余熱を使って
肉の内側に火を通すのです。
ステーキ用の安い肉なのに柔らかく美味しいと驚く家庭の焼き方とは?
ステーキの旨みは牛脂とニンニクでフォロー
ステーキはとてもシンプルな料理。
お肉の味がおいしさを
大きく左右します。
しかし安い肉だと、
お肉の味という点では劣ります。
そこを牛脂とニンニクでフォロー。
まずは、たっぷりの牛脂を溶かした油に、
薄切りにしたニンニクを入れて、
弱火でじっくりと揚げ焼きにします。
この油を使ってステーキを焼くことで、
安い肉なのにとてもそうと思えない味に
パワーアップさせるのです。
バターやオリーブオイルなどを
使う方法もあります。
色々試してみて、
安い肉を美味しくする方法を
探すのも楽しそうですね。
ステーキ用の安い肉なのに柔らかく美味しいと驚く家庭の焼き方とは?
まとめ
家庭でできる、安い肉で
柔らかく美味しいステーキを作る方法を
紹介しました。
これで、ステーキが美味しくないことを
安い肉のせいにはできませんね。
手順は簡単なので、
めんどくさがらずにすれば
すぐに慣れます。
安いお肉で美味しいステーキが
食べれるなんて・・・
家計を預かる身としては、
これほど嬉しいことはありませんね。
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