フライ料理といえば、
とんかつにエビフライ、コロッケなど。
大人気の料理が目白押し。
そんなフライに
欠かせないものといえば、
衣(ころも)です。
油を吸ったサクサク感で、
食材のおいしさがアップ!
フライの衣を作るときは、
普通小麦粉と卵とパン粉で作ります。
そこで、気になる
小麦粉と卵とパン粉を使う理由と
その順番をご紹介します。
この理由のなかにある、
フライの上手く作る秘訣とは?
フライの衣になる小麦粉と卵とパン粉の順番
フライ料理の肝ともいえる
衣は3つの食材を決まった順番で
使って作ります。
使う食材は、
小麦粉と卵とパン粉。
これは知っての通りですね。
では、これらの順番を、
フライの衣の作り方を通して
説明します。
まず、食材を用意したら、
火が通りやすいように
厚みを切って揃えます。
そして、
小麦粉の登場。
小麦粉を手を使って
食材に薄くべったりと塗りつけます。
次に登場するのが、
卵(たまご)。
溶き卵に食材をくぐらせます。
最後のトリを飾るのは、
パン粉。
フライの外側をサクサクにしてくれる
パン粉をバットに敷き詰め、
そのうえに食材を置きます。
さらに、その上に
パン粉をまぶしてサンドします。
仕上げはその上からパン粉を
ぎゅっと押せば出来上がり。
これで、衣を作る順番は
分かったのではないでしょうか。
一応、答えをいうと、
小麦粉→卵→パン粉
の順番が正解です。
では、なぜ、フライは、
小麦粉→卵→パン粉の順で
作るのでしょうか。
それぞれの役割から
理由に迫ります。
フライの衣は小麦粉と卵とパン粉で作る!その順番と理由とは?
フライの衣における小麦粉と卵とパン粉の役割
とんかつやエビフライなど、
フライの衣に使う食材は、
小麦粉と卵とパン粉。
それぞれには、当然ながら
役割があります。
まず、素材に直接つけることになる
小麦粉。
この小麦粉は、
例えれば中間管理職。
肉などの食材と衣の間をくっつける
重要な役割をしています。
肉などの食材から出る水分を吸い取る
と同時に、
卵と混ざり合ってネバネバ度をアップし、
パン粉をガッツリ抱え込む
お手伝いをします。
だから、小麦粉は
つけすぎると隙間ができやすくなり、
衣がはがれやすくなるのです。
小麦粉をつけるときは、
食材に手で少量を塗りつけるように
するのがポイント。
小麦粉を付けた食材が
真っ白というのはつけすぎです。
食材の色がわかるくらいに
つけましょう。
小麦粉の次につけるのが
卵。
卵は小麦粉と協力して、
パン粉を食材から離れないようにする
接着剤のような役割をしています。
だから、卵なしで
衣を作るのは難しい。
でも、小麦粉を固めに水で溶けば、
小麦粉と卵の両方の役割ができます。
味は違ってきますが。
衣の肝ともいえる
最後に登場するのは、
パン粉。
パンを粉にしたパン粉は、
油を吸って、
コクのあるサクサクした食感を
楽しませてくれます。
だから、衣にこだわるなら、
パン粉にこだわるべし。
市販されているパン粉でも
もちろんおいしくできますが、
生パン粉や、
そのなかでもパンにこだわった
生パン粉で作る衣は最高です。
心やお財布、
時間に余裕があるときは、
ぜひ試してみてください。
フライの衣は小麦粉と卵とパン粉で作る!その順番と理由とは?
フライの衣は小麦粉と卵の合わせ技で
フライの衣の作り方として、
小麦粉、卵、パン粉で作る方法を
紹介しました。
この方法が普通であり、王道ですが、
手間がぐっと軽くなる方法があります。
それは・・・
小麦粉と卵を混ぜる。
私はフライを作るとき、
小麦粉を付けた後に卵を付けるのが
とっても面倒でした。
手がべたべたになるし・・・
何とかならないかと思ったとき
思いついたのが、
小麦粉と卵を混ぜること。
てんぷらの衣と同じ感じなら、
いけるんじゃないかと試したら・・・
大成功!
後に、この液のことを
バッター液と呼ぶことを知りました。
フライの衣の手順が一つ減るので
フライを作るのが
驚くほど簡単になります。
ポイントは、
天ぷらの衣のときよりも、
水分少なめでどろどろにすること。
こうすれば、
お肉などの食材から
衣もはがれにくくなるうえ、
仕上がりもいい感じ。
うちの家族では、
衣の作り方が変わったことに
気づいた人は、
一人もいません。
もし、フライ作りで、
衣を作るのが面倒だと感じたら、
試してみるのがおすすめです。
フライの衣は小麦粉と卵とパン粉で作る!その順番と理由とは?
まとめ
フライの衣を
小麦粉と卵、パン粉で作るときに、
それらを付ける順番と、
その理由について紹介しました。
また、それらを付けるときの
コツについても併せて紹介しました。
フライ作りは手間がかかるけど、
家族が大好きな料理でもあります。
手作りすれば
リーズナブルなのも魅力的。
おうちでフライ作りを
楽しみましょう。