チキンカツの衣がはがれる!ぽろっとはがれない作り方のコツとは?
チキンカツは、
リーズナブルな鶏胸肉を使って
作ることができる料理なので、
とっても重宝する料理の一つです。
でも、
チキンカツは揚げ物料理なだけあって、
簡単な料理とはいえず、
美味しく作るには一筋縄ではいきません。
そんなチキンカツを作るときに
頭が痛いことといえば・・・
チキンカツを切ったり、
食べたりするときに、
チキンカツの衣がポロッとはがれること。
そこで、チキンカツを
衣がはがれにくいように作るコツを
紹介します。
チキンカツの衣がはがれる!ぽろっとはがれない作り方のコツとは?
その1:チキンカツの衣がはがれるのはなぜ?
鶏肉の下ごしらえをして、
丁寧に衣をつけて、
温度に気をつけて揚げたところ・・・
包丁で切ろうとしたら、
衣がポロポロはがれていく。
そんなチキンカツを目の前にしたら、
呆然としてしまいますね。
ショック半端ないです。
私も何度か経験したのでわかります。
では、チキンカツの衣は、
どうして剥がれてしまうのでしょうか。
1つめは、
チキンカツの材料である鶏肉は、
熱が加わると縮んでしまうから。
お肉が熱で縮むのに、
チキンカツの表面を覆っている衣は、
縮まないとすると・・・
鶏肉と衣との間に隙間ができてしまい、
衣がはがれやすくなるのです。
2つめは、
衣の小麦粉をつけすぎ。
普通、チキンカツの衣は、
小麦粉→卵→パン粉の順で
鶏肉につけていきます。
ここで使う小麦粉の役割は、
お肉の余分な水分を取るためと、
小麦粉と卵でパン粉をガッツリつかむため。
その小麦粉をつけすぎると、
水分も卵も吸収できなかった小麦粉が
衣の中に残ってしまいます。
これが、衣のはがれる原因になるのです。
3つめは、
パン粉のつけ方が力不足
パン粉は、
チキンカツの衣にとって
肝というべきもの。
そのパン粉をつけるときは、
パン粉に軽くくぐらせるだけでは
甘すぎます。
小麦粉と卵を付けた鶏肉は、
パン粉の上に置いたら、
さらに上からパン粉をかけてサンドし、
手でギュウギュウと押すのです。
こうすることで、
鶏肉と、小麦粉と卵、パン粉が
隙間なくぎゅっとくっついてくれます。
そこで、気になるだろう
これらの問題を解決できる
チキンカツの作り方をご紹介します。
手順が少し減るので
チキンカツを作るのが少し簡単に
なっていますよ。
チキンカツの衣がはがれる!ぽろっとはがれない作り方のコツとは?
その2:衣がはがれにくいチキンカツの作り方
衣がはがれにくいチキンカツの作り方を
ご紹介します。
<材料>
鶏むね肉:1枚
卵 :1個
小麦粉 :大さじ8(約70g)
水 :100cc
<作り方>
1)
鶏肉を冷蔵庫から出して
厚みに注意してそぎ切りにする。
鶏胸肉の切り方は、
こちらで紹介しています。
↓ ↓ ↓ ↓
チキンカツの肉の切り方はコレ!鶏むね肉がビックリ仰天の柔らかさに
チキンカツにする肉の大きさは、
大きい方が美味しい
という話もありますが、
揚げやすいのは小さめのお肉。
もし、チキンカツ作りに
慣れていないなら、
お肉は小さめに切るのがおすすめです。
2)
1)で切ったお肉を、
包丁の裏やフォークで叩く。
こうすることで、
揚げるときにお肉に熱が加わっても、
縮みにくくするのです。
3)
ボールに卵と水を入れて軽く混ぜ、
さらに小麦粉を入れて混ぜる。
普通、チキンカツの衣は、
お肉に、小麦粉、卵、パン粉の順に
つけて作ります。
しかし、ここで紹介するのは、
小麦粉と卵(と水)を混ぜてしまいます。
バッター液というそうです。
衣を作る手間が減るうえ、
衣をはがれにくくする効果があります。
4)
バットの上にパン粉を敷き、
その上に、
肉に3)をべったり付けて置く。
さらに、その上からパン粉をまぶす。
パン粉の上からお肉をぎゅっと押して
衣がはがれないようにする。
5)
180℃に熱した油に
4)を入れて揚げる。
油にお肉を入れると
油の温度が急激に下がります。
少し熱めの油にお肉を入れることと、
一度にお肉を入れすぎないことが
カラッと揚げるポイントです。
チキンカツの衣がはがれる!ぽろっとはがれない作り方のコツとは?
その3:まとめ
チキンカツの衣が
ポロっとはがれない作り方を
ご紹介しました。
バッター液という存在を
知らなかったのですが、
小麦粉→卵の手順を何とかしたくて
この方法を編み出しました。
すると、
衣もはがれにくくなったのです。
これは、まさに
一石二鳥。
このおかげで、
チキンカツというか、
パン粉を使う揚げ物を作るのが
とっても楽になりました。
もちろん、普通の方法でも、
小麦粉とパン粉のつけ方に気を付ければ
衣がはがれにくく作ることができますよ。