片栗粉のとろみをゆるくする方法!固まるほどでもゆるい感じに戻す
八宝菜に麻婆豆腐、酢豚など
片栗粉でとろみをつける料理は
いろいろあります。
そんな料理を作っていたら・・・
とろみを固くし過ぎた!
こんなときありますよね。
でも、とろみが固いままだと
美味しく食べられない。
そんなときに、
とろみをゆるくする方法と
そもそもとろみが固くならないコツを
ご紹介します。
これでとろみ料理も怖くない!
片栗粉のとろみをゆるくする方法!固まるほどでもゆるい感じに戻す
その1:片栗粉のとろみをゆるくする方法
片栗粉でとろみをつけるのは
料理の仕上げのとき。
そこであらかじめ作っておいた
水溶き片栗粉をいれますが、
入れすぎると・・・
固くなったり
ぶよぶよの塊ができます。
こうなると
くずもちのような食感になって
違う料理のようになってしまう。
そんなときに、
とろみを緩めるには・・・
水を追加します。
もちろん、水ではなく、
水分のあるものならOK。
水溶き片栗粉を入れたら
塊になったというのは、
片栗粉が取り込める水分が
少なかったから。
また、片栗粉は
水分と一緒に加熱すると、
水分を取り込みます。
だから、
片栗粉でとろみをつけるとき、
固くなってしまったら、
水を入れればいいのですね。
でも、ただ水を入れるだけでなく
気を付けるポイントがあります。
片栗粉のとろみをゆるくする方法!固まるほどでもゆるい感じに戻す
その2:固まるとろみに水を加えたときの火力
八宝菜でも麻婆豆腐でも、
とろみが固まりになったり
ぶよぶよになっているときは、
余りの水分がないので焦げやすい。
だから、
とろみに水分を加えた後は、
焦げないように弱火で
水分をとろみに馴染ませます。
でも、焦げやすいからと
火を消してしまってはダメ。
水溶き片栗粉のとろみは、
加熱することによって
とろみがつきます。
水分を加えた後は、
弱火で焦げないように混ぜながら、
数分以上は弱火にかけましょう。
片栗粉のとろみをゆるくする方法!固まるほどでもゆるい感じに戻す
その3:片栗粉のとろみをゆるくすると水っぽくなる
片栗粉のとろみは、
固くなり過ぎたら、
水分を追加してゆるくします。
でも、料理によっては、
水を追加すると
水っぽくなって味が変わる
なんてこともありますね。
そんなときは、
水ではなく「水分」を加えましょう。
和風だしにコンソメだし、
中華スープなども水分を含みます。
また、味を調えたいだけなら、
調味料を追加してもOK。
ただし、調味料を追加するときは、
追加する水に溶かして
とろみを柔らかくするのと
一緒にするのがおすすめです。
固くなったとろみを緩くする方法を
ご紹介しましたが、
そもそも固くしないというコツがあります。
片栗粉のとろみをゆるくする方法!固まるほどでもゆるい感じに戻す
その4:片栗粉のとろみを固くしない方法
片栗粉のとろみが固くなるのは、
水溶き片栗粉の入れすぎですね。
でも、あんかけなど
作っていると分かりますが、
水溶き片栗粉を入れてすぐは
とろみがほとんどつきません。
だから、料理の様子を見ながら
水溶き片栗粉を入れると
つい入れすぎてしまうのです。
実は、水溶き片栗粉は、
数分は加熱しないと
とろみは出来上がりません。
だから、
水溶き片栗粉を入れるときは、
少しずつ入れるようにします。
そして、とろみがゆるい感じで
水溶き片栗粉を入れるのを止めて、
数分加熱します。
まだとろみが弱いなら
水溶き片栗粉を追加する
というように、
一気に仕上げようとせずに
数回に分けて仕上げる気分で臨みましょう。
こうすれば、
とろみの塊ができるほど
固くなる失敗は少なくて済みます。
とろみをつけるのは
料理の勝負所。
ちょっとぼんやりするだけで、
あっという間に
とろみは固くなってしまいます。
特に水溶き片栗粉の分量を
量っていないときは、
数回に分けて少しずつ加えることを
おすすめします。
片栗粉のとろみをゆるくする方法!固まるほどでもゆるい感じに戻す
その5:まとめ
片栗粉のとろみが固くなったのを
ゆるくする方法をご紹介しました。
ゆるくする方法は
簡単ではありますが、
滑らかな前の状態には戻りにくい。
だから、水溶き片栗粉を
入れすぎないように、
急がず、少しずつ入れるのが
ポイントですね。