サンドイッチにフルーツを挟む
大人気のフルーツサンド。
たっぷりのホイップクリームと
いちごやみかん、キウイなど
果物を挟んだフルーツサンドは、
もはやスイーツレベル。
そんなフルーツサンドを
自宅で手作りすると困るのが
フルーツサンドのクリームが
溶けてだれてしまうこと。
フルーツサンドの断面がきれい
なんて夢のまた夢。
とならないために、
フルーツサンドのクリームが溶けない
作り方のコツをご紹介します。
フルーツサンドのクリームが溶ける理由
フルーツサンドを手作りするなら、
サンドするクリームは
生クリームをホイップして作る
という人が多いですよね。
それも、すごく美味しい
タカナシやよつ葉の生クリームで
フルーツサンドを作れば、
悶えたくなる美味しさ。
でも、フルーツサンドに使おうと
生クリームを泡立てて
パンに挟むと
何だか溶けていく感じになることも。
そんな、ホイップした生クリームが
柔らくなったり溶ける感じになる原因は
主に2つあります。
それは、
生クリームを扱うときの温度と、
フルーツの水分でホイップが
ゆるんでしまうこと。
この2つに注意して
フルーツサンドを作ります。
まず、ホイップした生クリームは、
温度が高いとゆるくなったり
溶けた感じになってしまいますよね。
この温度がポイント。
知ってのとおり、
常温はもちろんアウト。
真冬の外の気温なら
許容範囲かもしれませんが、
現実的ではないですよね。
だから、フルーツサンドを作る
キッチンや部屋の温度が
高すぎないように注意します。
特に夏の暑い時期は、
クーラーで温度を下げましょう。
パイ生地を作るときと同じですね。
次に、ホイップクリームに触れる
すべてのモノを冷やします。
まずは、
フルーツサンドを作る材料と道具を
すべて揃えます。
フルーツは挟む形に切って
水分をきっちり取ります。
そして、すべての材料と道具を
冷蔵庫へ入れてしまい、
冷してしまいましょう。
ただし、パンは
長時間冷蔵庫は厳禁です。
パンを冷蔵庫に入れるのは
パンを冷やす目的なのを忘れずに。
なお、真冬の寒い時期で、
パンやフルーツ、道具が
すでに冷えているという場合は
冷蔵庫に入れる必要はありません。
生クリームで
ホイップクリームを作ったら、
冷蔵庫からフルーツや道具を取り出して
フルーツサンドを作ります。
フルーツサンドのクリームが溶ける!作り方のコツは温度にあった
フルーツサンドの作り方のコツ
フルーツサンドは、
パンやフルーツ、必要な道具を
すべて冷やしておくだけで
クリームが溶けるのを
かなり防ぐことができます。
しかし、それでも、
いちごやキウイなどのフルーツから
水分が出てきてしまいます。
だから、フルーツサンドを作るときは、
フルーツがパンに触れないように、
クリームをたっぷりと使います。
フルーツは、
パンに挟むというよりも、
ホイップクリームで挟むという感じ。
そして、型崩れしないように、
全体をラップで覆って
冷蔵庫で1時間くらい冷やします。
フルーツサンドを切るときは、
ラップをしたまま包丁で切れば、
パンがずれたりしない上に、
そのままでお弁当に入れたり
持ち運ぶのも便利ですよ。
それでは、
フルーツサンドの味の肝でもある
ホイップを作るときの温度について。
フルーツサンドのクリームが溶ける!作り方のコツは温度にあった
ホイップは温度ですべてが決まる!
生クリームをホイップするときは、
氷水を使って作ります。
実は、生クリームは、
ホイップするときには、
5℃以下で作らないと、
きめ細やかなホイップクリームに
ならないのです。
それに、ホイップクリームが
だれるというか溶けやすくなります。
以前、氷水を用意するのが面倒で、
生クリームをそのまま泡立てたことが
何度かあります。
気温がそれほど高くなかったせいか、
見た目はいつもどおりに
仕上がったのですが、
冷蔵庫に入れて少しすると
だれてきてしまったのです・・・。
手を抜くのはよくありませんね。
でも、ここまで温度に注意して
生クリームをホイップしても、
やはり時間が経つと
少しずつゆるくなります。
もし、それが気になるようなら、
生クリームを8分立てにしたら、
粗熱を取ったゼラチンを加えて
再度泡立てます。
粉寒天でもいいかも。
こうすれば、
ホイップクリームが溶けた感じに
なりにくくなります。
フルーツサンドのクリームが溶ける!作り方のコツは温度にあった
まとめ
フルーツサンドの困りごと
挟んだクリームが溶ける対策
についてご紹介しました。
ポイントは、
あらゆる意味で温度管理
ですね。
生クリームも
ホイップしたクリームも
常温のものと触れるだけでも
だれてゆるくなります。
フルーツサンドの材料や道具は
すべて冷蔵庫で冷やして
使いましょう。