シチューにコーンを入れると甘みとコクがプラス!
でも「コーンはいつ入れればいいの?」「ホール缶とクリーム缶で入れ方が違うの?」と迷ってしまいます。
そこで今回は、シチューにコーンを入れるタイミングと生と缶詰の違いのポイントをご紹介します。

ひとことでいうと
ホール缶は野菜と一緒に、クリーム缶はルーを溶かした後
シチューにコーンを入れる基本のタイミング

コーンをシチューに入れるタイミングは、使うコーンの種類によって変わります。
大きく分けると「ホール系(粒コーン)」と「クリーム系」の2パターンで考えると整理しやすくなります。
ホールコーン(スイートコーン)缶・冷凍コーン・生のとうもろこしの場合
ひと目でとうもろこしの粒が分かるものを粒コーンと呼びます。
粒コーンはすでに火が通っているもの(缶詰・冷凍)と、火を通す必要があるもの(生)で少し扱いが変わります。
ホールコーン(スイートコーン)缶詰や冷凍コーン

スイートコーンの缶詰や冷凍コーンはそのまま食べられるくらい火が通っています。
だから、シチューを作る時には煮る必要はありません。
だから、シチューに入れるのは、
野菜がある程度柔らかくなったタイミング(水を加えて10分ほど煮込んだ後)でルーを入れる前に加えます。
また、長く煮込みすぎるとコーンの粒がシワシワになったり、食感が失われたりするので注意しましょう。
ルーを溶かした後の仕上げに加える後入れでも十分おいしく仕上がります。
生のとうもろこし

生のとうもろこしを食べるには火を通す必要があります。
生のとうもろこしは、包丁で芯から粒を削ぎ落とし、他の野菜と一緒に最初から炒めて煮込みましょう。
また、生のコーンは火が通るのに時間がかかります。
早めに入れてじっくり加熱することでトウモロコシならではの甘みが引き出されます。
コーンクリーム缶の場合
コーンクリーム缶は、とうもろこしの粒をすりつぶしてクリーム状にしたもの。
シチューに入れるコーンクリームは、シチューの具材というより、シチューに入れる牛乳と同じような位置づけになります。
コーンクリームは、ルーを溶かした後・牛乳を加えるタイミングで入れるのが基本。
コーンクリーム缶はとろみがあるため、水の段階から入れてしまうとスープの濃度が変わりすぎてしまいます。
ルーでとろみがついた後に加えてよく混ぜ、弱火で5分ほど温めれば完成。
コーンクリーム缶をシチューのルーと合わせて使う場合は、水の量をやや少なめ(100ml程度)に調整するとちょうどよい濃度になります。
コーン缶の汁は捨てる?使う?

「コーン缶の汁ってどうすればいいの?」と迷ってしまうことも。
とうもろこしの粒を使った後のホールコーン缶(スイートコーン)の汁は、そのままシチューの煮込み用の水の一部として使うのがおすすめです。
コーンの旨みと甘みが凝縮されているため、捨ててしまうのはもったいない!
水の量から缶汁の分を引いてから加えれば、シチュー全体の味に深みが出ます。
コーンクリーム缶は、そもそもとうもろこしの粒がなく牛乳のような液体だけなので、缶の中身をすべて使います。
商品によって少量の粒が入っていた場合でも、コーンクリーム缶のなかのものをすべて使ってOKです。
コーンの種類別まとめ!入れるタイミング早見表
| 種類 | 入れるタイミング | ポイント |
|---|---|---|
| ホールコーン缶 (スイートコーン) |
野菜が柔らかくなった後・ルー前 | 缶汁もスープに活用する |
| 冷凍コーン | 野菜が柔らかくなった後・ルー前または後 | 解凍不要でそのまま使える |
| 生のとうもろこし | 野菜と一緒に最初から | 芯から粒を削いで炒めて使う |
| コーンクリーム缶 | ルーを溶かした後・牛乳と一緒に | 水を少なめにして濃度を調整 |
シチューのコーンの「シワシワ・ぼそぼそ」を防ぐコツ

「コーン(スイートコーン)を入れたのに食感がなくなってしまった…」
この主な原因は、コーンを加熱のしすぎ。
コーン(とうもろこしの粒)は加熱しすぎると硬くなったりシワシワになったりするのです。
ホールコーン缶詰や冷凍コーンはすでに加熱されているため、シチューの中でさらに長時間煮込む必要はありません。
コーンは野菜に火が通った後に加え、ルーを溶かして仕上げる段階までの短時間(5〜10分程度)だけ加熱します。
加熱時間に気を付けることで、コーンならではのぷりっとした食感をキープできますよ。
さらに、食感を最大限に残したい場合は、ルーと牛乳を加えて仕上げた後の最後の段階でコーンを加え、短時間より短いひと煮立ちさせる程度にとどめるのがおすすめです。
シチューに入れるコーンの量の目安

コーンを入れすぎると甘みが強くなりすぎて、シチューの味のバランスが崩れることがあります。
ホールコーン缶(スイートコーン)
4人分のシチューに対して1缶(固形量約200g)が目安。
トウモロコシ好きでたっぷり入れたい場合でも1缶半程度。
とうもろこしの甘みが際立ちすぎずシチューの味とのバランスが取れます。
コーンクリーム缶
1缶(180〜200g)が4人分の目安。
コーンクリーム缶の甘みと塩気があります。
シチューのルーと合わせて使う場合は、ルーの使用量を気持ち少なめにして味を見ながら調整しましょう。
コーンを多めに入れてシチューが甘くなりすぎた場合は、コンソメをひとかけ足すか塩を少量加えると味が引き締まりますよ。
シチューにコーンを入れるタイミング!まとめ
シチューへのコーンの入れ方についてご紹介しました。
- ホールコーン缶・冷凍コーン → 野菜が柔らかくなった後・ルーを入れる前後に加える
- 生のとうもろこし → 野菜と一緒に最初から炒めて煮込む
- コーンクリーム缶 → ルーを溶かした後・牛乳と一緒に加える
- ホール缶の汁 → 捨てずにスープの水として活用する
- 食感を残したい → 仕上げの段階で加えてひと煮立ち程度にとどめる
- 甘くなりすぎた → コンソメや塩少々で味を引き締める
コーンはシチューに甘みとコクをプラスしてくれる、とても使い勝手の良い食材です。
缶詰を上手に使い分けるだけで、いつものシチューがワンランクアップ。
しかも、缶詰なら日持ちするので買い置きしておけば、思い立ったらすぐに使えてとても便利です。
ぜひ今晩のシチューで試してみてください!