主婦わざ | 主婦業を楽しむ秘密の知恵袋

生卵と電子レンジ。

この二つの言葉を聞くと、

爆発する生卵が思い浮かびます。

 

電子レンジで生卵が爆発すると、

レンジの中がすごく汚れて

本当に困るんですよね。

 

生卵には電子レンジは使えない。

 

ずっとそう思ってきたのですが、

知人が何と

電子レンジで生卵を料理する

という話を聞いたのです。

 

それはやばいでしょ。

 

とは思ったのですが、

問題なく料理できることを知ってから、

どうして違いがあるのかを

試行錯誤しました。

 

その結果、

驚くことに気づいたのです。

 

そこで、生卵を電子レンジで

爆発しないで

調理する方法をご紹介します。

 

 

生卵は電子レンジに入れると爆発するの？

生卵は電子レンジに入れてチンすると、

爆発するといいますよね。

 

でも、私の知人のように、

生卵でも爆発しない場合があります。

 

では、まず、

生卵を電子レンジに入れてみましょう。

 

とはいっても危ないので

本当にせずに頭の中で想像してくださいね。

 

１回目は、

殻付き生卵を電子レンジでチン。

 

その結果は・・・

 

卵の殻と生卵は爆発して

飛び散ってしまいます。

 

２回目は、

目玉焼きのように割った卵でチャレンジ。

 

その結果は・・・

 

やっぱり卵は爆発。

 

ここまで来ると、

やっぱり卵が生なのがまずいんじゃないか

と思いますよね。

 

では、３回目は、

生の溶き卵を容器に入れてチャレンジ。

 

その結果は・・・

 

卵が爆発しない！！！

 

ということは、生卵だから

電子レンジでチンしたら爆発する

というわけではなかったのです。

 

では、殻付きの生卵と、

目玉焼きのように割った生卵は、

どうして爆発するのでしょうか。

 

 

生卵が電子レンジで爆発しない場合あり！爆発の理由は生ではなかった

殻付き生卵と割った生卵が爆発する理由

物が爆発する時。

 

それは内側から外側に向けて

強い圧力がかかるとき、

 

外側に膜などの

圧力を封じ込めるものがあると

それが破れて破裂してしまったときに

爆発してしまいます。

 

では、電子レンジで

生卵を加熱するときは

どうなるのでしょうか？

 

生卵を加熱するとき、

生卵の内側から加熱するので、

加熱による圧力が

内側から外側にかかります。

 

そして、卵の外側には、

殻付き生卵は殻が、

割った生卵は黄身に膜が

それぞれ覆っています。

 

ということは・・・

 

殻付きの生卵と割った生卵は、

殻や膜があることで

爆発してしまうのです。

 

そして、生の溶き卵は、

爆発の原因となる殻や膜がありません。

 

だから、電子レンジでチンすると、

爆発することなく、

加熱された卵焼き？になるのです。

 

混ぜ具合によっては、

スクランブルエッグや

オムレツっぽくなりますね。

 

生卵が電子レンジで爆発しない場合あり！爆発の理由は生ではなかった

割った卵を電子レンジで目玉焼き！

電子レンジで生卵が

爆発する理由が知りたい。

 

諦めずにここにたどり着き、

その理由を知ってしまった人へ

朗報があります。

 

それは・・・

 

電子レンジで目玉焼きが作れること。

 

割った卵は電子レンジで加熱できない

とお伝えしましたが、

その理由は黄身に膜があるから。

 

それなら、黄身の膜がないか、

膜が圧力を閉じ込めなければ

いいですよね。

 

そこで登場するのは

 

爪楊枝（つまようじ）

 

先の尖った爪楊枝は、

小さな穴を開けることができます。

 

そんな爪楊枝を使って、

割った卵の黄身をぷすぷす刺します。

 

それから、

電子レンジで加熱するのです。

 

すると、

卵の黄身には膜があるけれど、

穴が開いているので、

圧力は穴から逃げてしまいます。

 

だから、生卵は爆発しないまま

加熱されて目玉焼きができあがります。

 

このように、生卵には

電子レンジで加熱できる場合があります。

 

電子レンジはチンするだけで

加熱できるのでとっても便利。

 

だから、電子レンジを

活用している人にとっては

生卵が使えるというのは

とっても便利になるのではないでしょうか。

 

朝ご飯の目玉焼き作りが

すっごく楽ちんになりますね。

 

 

生卵が電子レンジで爆発しない場合あり！爆発の理由は生ではなかった

まとめ

 

生卵が電子レンジで爆発しない方法を

ご紹介しました、

 

爆発する理由さえ分かれば、

その対策は簡単ですね。

 

電子レンジで生卵を扱うときは、

「殻」と「黄身の膜」に

注意してくださいね。