牛すじ大根煮込みが圧力鍋なしで簡単!こんにゃくとゆで卵でかさ増し

牛すじは煮込み料理に最高!
 
おでんもいいけど、
出汁に醤油、味噌でこっくり煮込むと
絶句する美味しさに。
 
そんな牛すじ煮込みを
思う存分食べて味わうなら、
自宅で手作りが一番。
 
実は、牛すじ煮込みは、
時間さえかければ
美味しく簡単に作れるのです。
 
そこで、牛すじ煮込みの味を
大根やこんにゃく、たまごに
お裾分けする
超簡単な作り方をご紹介します。
 
牛すじの値段が少し高くても、
大根やこんにゃく、卵で
簡単美味しくかさ増しできますよ。
 

牛筋の選び方と下ごしらえ(下処理&下茹で)

 
牛すじ煮込みのポイントは、
牛すじの選び方と下ごしらえ。
 
牛すじは他の牛肉の部位と違って、
灰汁も多く、すごく固いので、
そのままでは使えません。
 
だから下ごしらえ(下処理、下茹で)が
必要となります。
 
しかし、実はこの下ごしらえは、
手に入れた牛すじの状態によって、
大きく変わってくるのです。
 
牛すじ肉は、スーパーやお肉屋さんで
購入することがほとんど。
 
そして、その牛すじ肉は、
国産ものや外国産のもの、
生やボイル、冷凍したものなど
いろんな状態で販売されています。
 
だから、牛すじ肉の下ごしらえの目安は、
生の牛すじ肉で
外国産や国産の安いものは、
気合を入れて臭みと灰汁を取ります。
 
湯こぼし、下処理、下茹を
がっつり行いましょう。
詳しくはこちら。
↓ ↓ ↓ ↓
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牛すじの下処理で脂身とアクと臭みを取る!簡単で失敗なしの方法
牛すじの下処理は水からとお湯からどっち?脂やアクが取れるのは?
 
生の牛すじ肉で国産の品質の良いものは、
灰汁や臭みが少なめ。
 
実は昨日、人生で初めて、
黒毛和牛の牛すじ肉で
牛すじ煮込みを作りました。
 
そのとき、衝撃だったのが、
アクが少ししか出ない。
 
せっかくの黒毛和牛の牛スジだから、
下茹でのお湯を湯こぼしせずに、
そのまま使おうと、
灰汁取りまくりの準備をしていたのです。
 
ところが・・・
 
こんだけ?
 
牛すじを入れてお湯が沸騰した後、
アクがぶくっと出てきましたが、
それだけでした。
 
ちょっと心配になって、
青ネギと生姜を入れてから
牛すじを茹でているお湯を味見したら
 
美味しいんだけど!
 
すっごく拍子抜けな
牛筋の下ごしらえでした。
↓ ↓ ↓ ↓
牛すじは下茹でなしで大丈夫?おでんやカレーも下茹でしないでOK?
 
でも、私が普段使っている牛すじ肉は、
スーパーの安売りでゲットしたもの。
 
その場合は、
湯こぼしして牛すじ肉を洗う
というのが普通です。
 
私が牛筋肉の出汁を利用するため、
一回湯こぼししたら、
あとは徹底的に灰汁を取ってから、
生姜で対策していました。
 
このように、同じ生の牛筋肉でも
モノによってこれだけ違います。
 
牛筋肉の旨味を逃がさないため
手に入れた牛すじ肉に合った
最低限の下ごしらえをしましょう。
 
ちなみに、ボイルした牛すじ肉は、
すでに灰汁や臭みはありません。
 
そのまま、味付けした煮汁に入れて
使うことができます。
 
使い勝手は抜群ですが、
ボイルしたときに旨味も逃げるので
ちょっと味気ない感じはします。
 
冷凍の牛筋肉は解凍してから、
生なら下ごしらえをしましょう。
 

牛すじ大根煮込みが圧力鍋なしで簡単!こんにゃくとゆで卵でかさ増し

牛すじ煮込みの大根&こんにゃく&ゆで卵

 
牛すじ煮込みは、
牛すじを柔らかくするために
時短にある圧力鍋を使う方法があります。
 
私も一時期は圧力鍋にハマっていて
牛すじ煮込みにも使っていました。
 
でも、あるとき、
圧力鍋で作ったお肉の煮込み料理が
圧力鍋を使わないほうが
美味しく感じたのです。
 
それからは極力圧力鍋は
使わないようにしています。
 
今回ご紹介する牛すじ煮込みも
圧力鍋を使わない方法。
 
その代わり、牛すじ肉を
柔らかくなるまで煮るので
時間が長くかかります。
 
ほとんどガスレンジにおまかせなので
手間はかかりません。
 
<材料>
黒毛和牛牛すじ肉:500g
大根      :2/3本
こんにゃく   :2丁
ゆで卵     :3つ
 
しょうゆ    :適量
砂糖      :適量
みりん     :適量
醤油      :適量
味噌      :適量
粉末だし    :2袋
 
<作り方>
1)
牛すじ肉を水できれいに洗い、
一口大に切る。
 
大根は乱切りして下茹で、
こんにゃくは、
手で一口大にちぎってから
下茹でしておきます。
 
2)
鍋に水を入れて沸騰させてから、
牛すじ肉を入れて沸騰させる。
↓ ↓ ↓ ↓
牛すじの下処理は水からとお湯からどっち?脂やアクが取れるのは?
 
必要であれば湯こぼしする。
↓ ↓ ↓ ↓
ゆでこぼすの意味とは?牛すじや鶏肉にもつ、栗、小豆などに必見の技
 
また、必要であれば下茹でする。
 
3)
灰汁を徹底的に取る。
中火にしてコトコト煮る。
 
1時間から1時間半で、
牛筋に箸を刺すとふにゃっと通り
柔らかくなっていればOK。
 
4)
3)の牛すじの入った鍋に
乱切りして下茹でした大根、
下茹でしたこんにゃく、
ゆで卵を加える。
 
5)
4)の牛すじ、大根、ゆで卵、
こんにゃくがひたるように、
煮汁を作る。
 
まず、味噌を除く調味料を加え、
濃いめの甘めに味付けします。
 
それから、味噌を加えて
いい塩梅する。
 
6)
鍋の蓋をせずに
1時間以上弱火でコトコト煮る。
 

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牛すじ大根煮込みが圧力鍋なしで簡単!こんにゃくとゆで卵でかさ増し

まとめ

 
牛すじの煮込みは圧力鍋なしでも
時間はかかりますが、
簡単&美味しく作れます。
 
また、大根やこんにゃく、ゆで卵で
かさ増しすることができるだけでなく、
これがまたすごく美味しい。
 
うちでは、牛すじ煮込みの
争奪戦になりました。
 
もちろん、
一番人気は牛すじですね。
 
かさ増しできる分、
牛すじ肉に少しお金をかけて
いい筋肉で作るのがおすすめです。

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