玄米おにぎりが崩れるショック!バラバラと崩れない作り方のコツ3つ
栄養満点で健康にも良く、
お通じにもいいおにぎり。
それは・・・
玄米おにぎり。
これだけの条件が揃っているうえに
素朴な美味しさがたまりません。
私は玄米ご飯を炊いて、
玄米おにぎりを作ることもあります。
そんなとき、友人に
玄米おにぎりが上手く握れない
と相談されました。
玄米ご飯がパラパラな感じだから
うまくおにぎりにならない
ということ。
これは、私も何度か経験しているので
分かりますが、
あのバラバラを目にすると
ショックです・・・。
私のようにならないためにも
玄米おにぎりが崩れないコツを
ご紹介します。
これを実践するだけで、
バラバラを目にすることは
グンと減るはずですよ。
玄米おにぎりが崩れるショック!バラバラと崩れない作り方のコツ3つ
その1:玄米おにぎりはお米の浸水時間で決まる
玄米おにぎりを
崩れないように握るコツは、
お米を炊く前からあります。
そう、勝負は、
お米を米びつから取り出すときから
始まっているのです。
まず、玄米ご飯を炊くときは、
分量に応じた玄米を米びつから取り出し、
玄米を水で洗います。
問題はそのあと。
玄米をすぐに炊いていませんか?
ちなみに、白米は、
米を洗った後ざるにあけて、
30分ほど置いてから炊きます。
しかし玄米は、
そんなすぐに炊いてはまずい。
玄米は白米と違って、
ぬか層という層で覆われています。
これが曲者。
水を通しにくく固いのです。
だから、玄米はすぐに炊かずに
水に浸けておきます。
浸水させる時間は、
一晩(6時間以上)。
えっ!長すぎ!
と思われるかもしれませんが、
前日に準備しておき、
朝炊けばいいだけなので、
それほど手間ではありません。
玄米の浸水時間を
30分や1時間のようにケチると
ねばりがないご飯になります。
この「おねば」と呼ばれる
玄米ご飯のねばりが少ないと、
玄米おにぎりはバラバラになります。
玄米は浸水時間を
たっぷり取りましょう。
玄米おにぎりが崩れるショック!バラバラと崩れない作り方のコツ3つ
その2:玄米おにぎりは水の量で決まる
たっぷりと浸水させた玄米を
用意したら次は玄米を炊く準備。
まず、玄米おにぎりに必要となる
玄米ご飯は何で炊いていますか?
玄米ご飯を炊く方法としては、
炊飯器や圧力鍋、
土鍋やステンレスの鍋など
いろんな方法があります。
そしてその方法によって、
玄米ご飯を炊く時に必要となる
水の量が違います。
炊飯器なら、玄米モードで
指示の通りに水を用意します。
圧力鍋なら、玄米の量(cc)に対して
水の量は1.3倍~1.5倍。
土鍋やステンレス鍋など、
普通の鍋を使うときは、
水の量は1.5倍~1.8倍。
ちなみに、白米は
お米1合に対して200ccなので
玄米の方が多く水が必要になります。
鍋によって
いい塩梅の水の量が違います。
圧力鍋やご飯用の土鍋で、
付属のレシピがある場合は
それに従いましょう。
どの鍋を使うにしても、
玄米おにぎりと作る時は、
水の量を少し多めにすると
崩れにくく握ることができます。
ちなみに、
私が使っている土鍋は
みすずのごはん鍋。
ご飯がびっくりするほど
美味しく炊けますよ。
玄米おにぎりが崩れるショック!バラバラと崩れない作り方のコツ3つ
その3:玄米おにぎりはおねばで決まる
崩れやすい玄米おにぎりは
玄米ごはんに「おねば」が少ない。
おねばとは、ご飯のねばりで、
ご飯同士がくっつく役割を果たします。
これまでお伝えした玄米ご飯の
浸水時間と水分量を守って
玄米ご飯と炊けば、
おねばができるはず。
ここで大切なのは、
玄米おにぎりを握るタイミング。
おねばは炊き立てが一番。
だからこそ、
玄米おにぎりを握るのは、
玄米ご飯が炊けてすぐ。
ご飯が熱いですが、
ぐっとこらえて頑張りましょう。
ただし、玄米ご飯は
炊き上がりにムラがあります。
蒸らしまで終わって炊き上がったら、
ご飯を混ぜてふたをします。
10分ほど待ったら、
玄米おにぎりを握りましょう。
おにぎりの握り方は白ご飯と同じ。
詳しい握り方はこちらで紹介しています。
↓ ↓ ↓ ↓
おにぎりが崩れる!崩れないおにぎりの美味しい握り方の4つの秘訣
玄米おにぎりが崩れるショック!バラバラと崩れない作り方のコツ3つ
その4:まとめ
玄米おにぎりが崩れないように
作るコツを紹介しました。
ポイントは玄米ご飯の炊き方にあり。
おねばのある玄米ご飯が炊ければ、
あとは白ご飯のおにぎりと握り方は同じ。
玄米おにぎりは、
塩や梅干しなどと握れば
素朴で深みのある味がとっても美味しい。
玄米おにぎりにピッタリの
玄米ご飯を炊きましょう。