鉄のフライパンが所々銀色になった!誰でも簡単に元の黒色に戻す方法

料理

鉄のフライパンは、
焦げたり扱いにくいとして、
敬遠されがち。

思い切って
鉄のフライパンを購入して、
料理をしてみたら、
黒色の部分の一部が銀色に!

しかも、
その銀色に変色した部分は、
赤茶色の錆びがすぐできてしまう。

だから、
鉄のフライパンは・・・。

でも、ちょっと待って。

鉄のフライパンは、
テフロン加工のように、
一度剥がれてしまうと、
もう元のように戻せないという
ものはありません。

さらに、銀色でも
フライパンの機能は使えるので
壊れてしまったわけではありません。

私は鉄のフライパンを
十数年愛用していますが、
嬉しいことはあっても、
後悔したことはありません。

鉄のフライパンをもっと知れば、
使い勝手の良さに気づくことができます。

そこで、鉄のフライパンの
銀色に変色した理由と
黒色に戻す方法をご紹介します。

スポンサーリンク

鉄のフライパンが黒から銀に変わったのはなぜ?

鉄の色は何色でしょうか?

答えは・・・

銀色。

鉄のフライパンは、
黒色というイメージがあります。

しかし、そもそも、

鉄は銀色です。

黒色の鉄のフライパンは、
銀色の鉄の地肌の上を
黒色の酸化被膜が覆っているので
黒色なのです。

そして、黒色の酸化被膜は、
錆びを防止する働きがあるので、
使い勝手が良くなる
という効果があります。

だから、黒色の鉄のフライパンに、
銀色の部分が露出しても
問題ありません。

また、料理が原因で、
黒色の酸化被膜が剥げた場合も、
味にも影響はなく、
もちろん、体にも害はありません。

しかし、鉄のフライパンが剥げて、
銀色の部分が露出すると、
鉄の地肌がむき出しになるので、
錆びやすくなります。

放っておくと、
赤茶色の錆びが惨くなるので、
対処する必要があります。

その対処方法を紹介します。

鉄のフライパンで鉄が露出した銀色の部分が少ない


黒色の鉄のフライパンの全体を
ざっと見てみます。

そして、銀色の部分が少ない場合や、
銀色がかっているけど
剥がれ具合はひどくない場合の
対処の方法を紹介します。

まず、フライパンに錆びがある場合は、
金たわしやクレンザーで、
ゴシゴシとこすり取ります。

次に、フライパンを中火で加熱し、
油を入れます。

このときの油の量は、
フライパン全体に油がいきわたり、
油の深さが数ミリ以上になるように。

油を入れても、
そのまま加熱を続けて、
うっすらと煙が出てきたら、
火を止めます。

そして、油が冷めるまで
放置しておきます。

最後に、
オイルポットに戻せば終了。

なお、油は冷めるまで置かずに、
オイルポットに戻してもOK。

その場合は、
油が熱くなっているので、
やけどに十分注意してください。

私は、熱い油を移すのは、
やけどが怖いので扱いません。

この方法は、
一般的には油返しといって、
調理の前にする方法です。

だから、この後、
料理をしても大丈夫です。

スポンサーリンク

鉄のフライパンで黒色の剥げ具合が惨い


鉄のフライパンを見ると、
黒色部分の剥げ具合や、錆びが

むごすぎる。

そんな場合は、
鉄フライパンを「再生」します。

まず、クレンザーで、
錆びやこげつきなど、
フライパンの表面についたものを
擦って落とします。

次に、キッチンペーパーで
フライパンの水気を取ってから、
フライパンを火にかけて加熱します。

フライパンが冷めたら、
金たわしか
サンドペーパー(120番)で
磨きます。

フライパンの内側全体が、
銀色になるまで磨くこと。

そして、磨いたときの汚れを
水で洗い流して、
キッチンペーパーで水気を取ります。

最後に、
フライパンを強火で加熱して、
銀色が青みがかった色になったら、
火を止めて冷まします。

仕上げは、油ならし。
油ならしの方法は次で紹介します。

鉄のフライパンの油ならしの方法


油ならしは、
鉄のフライパンを購入して
初めて使うときにすることです。

すでに、鉄のフライパンを
使っているなら、
知っているかもしれませんが、
紹介しておきます。

まず、フライパンを火にかけて、
中火で数分加熱してから、
冷まします。

フライパンに
手が触れるくらいまで冷めたら、
フライパンに油を引いて、
弱火で3分加熱します。

油をオイルポットに戻して、
フライパンを冷まします。

最後に、キッチンペーパーで
フライパン全体を撫で、
フライパンに油をなじませます。

鉄のフライパンが所々銀色になった!誰でも簡単に元の黒色に戻す方法のまとめ


鉄のフライパンが
銀色になってしまったのを、
黒色に戻す方法を紹介しました。

鉄のフライパンが銀色になったのは、
黒色の酸化被膜が剥げて、
銀色の鉄の地肌が見えるから。

この場合は、料理にも体にも
悪い影響はありません。

しかし、焦げたり、錆びやすくなるので
使い勝手はすごく悪くなります。

だから、紹介した方法で、
鉄のフライパンの手入れをしましょう。

すぐに真っ黒にならなくても、
使っていたら黒くなります。

ただし、普段の手入れで
洗剤は絶対に使わないこと。

また、お酢などの、
酸やアルカリの強いものは、
黒色の酸化被膜が
剥げやすくなります。

そういった料理する場合は、
作ったらすぐに料理をお皿に盛って、
フライパンを洗いましょう。

そして、
フライパンの水気を取ってから、
キッチンペーパーで油を塗っておく。

このひと手間が、
鉄のフライパンがよい状態で
使うための秘訣ですね。

鉄のフライパンは、
育てると表現するように、
使い込むほど使い勝手が良くなります。

ぜひ、長い目で、
鉄のフライパンを
使ってみてくださいね。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました