新鮮なカワハギが手に入ったら、
気になるのがカワハギの肝の食べ方。
カワハギの肝は美味しい、
と言われますが、
どうやって食べればいいのかが
いまいちよく分からない人も
いるのではないでしょうか。
実は、私もそうでした。
せっかく手に入れたカワハギを前に、
肝をどうすればいいのか
途方に暮れたのは覚えています。
そこで、
せっかく手に入れたカワハギの肝を
どうやって食べるのかを
ご紹介します。
カワハギの肝の気になる食べ方は?鍋や生の刺身ならどう食べるの?
カワハギの肝の鮮度で味や食べ方が決まる
カワハギの肝は鮮度が大切!
カワハギの肝を食べるなら、
新鮮な魚を扱う信頼できる鮮魚店で
手に入れましょう。
最近では、大手スーパーの中にも、
こだわりの鮮魚コーナーが
ありますので。
カワハギの肝は、
すでに捌かれているカワハギなら、
身と一緒に肝が入っています。
カワハギの一匹まるごとなら、
包丁でお腹の部分を開くと、
肝はすぐに分かります。
血の色の内臓の中で、
肝だけは色や形が目立って違います。
オレンジ系のクリーム色っぽくて、
プルプルした固まりのものが、
カワハギの肝ですね。
ちなみに、
カワハギの肝が美味しい季節は、
寒くなる冬の季節。
他の季節のものは、
肝は食べない方がいいでしょう。
鮮度のいい肝を手に入れたら、
次はそれを美味しく食べるための
料理にいってみましょう。
カワハギの肝の気になる食べ方は?鍋や生の刺身ならどう食べるの?
カワハギの肝を鍋料理で美味しく食べるコツ
カワハギを使った冬の料理といえば、
鍋料理でしょう!
カワハギのほろっとした白身が
鍋料理の具材の中でも絶品です。
そんなカワハギの身と
一緒に食べたいのが、
カワハギの肝。
カワハギの肝は、
鍋料理のスープを作る素材としても、
鍋料理の具材としても
とっても美味しい。
そこで、まずは、カワハギの肝を
鍋料理のスープにする食べ方を
紹介します。
カワハギの肝を鍋料理の出汁・スープに使う
カワハギの肝の濃厚な味に
ぴったり合うスープといえば・・・
味噌仕立て。
これに限ります!
カワハギの肝と味噌のコラボが
鍋の具材を
最高に美味しくしてくれます。
カワハギ肝&味噌の
鍋スープの作り方は、
あらかじめメインともいえる
カワハギの肝を下処理します。
お鍋向けの
カワハギの肝の下処理の方法。
(1)
カワハギの肝に塩を振り、
20分くらいおきます。
(2)
(1)のカワハギの肝の塩を
水で洗い流してから、
水分をキッチンペーパーで吸い取ります。
(3)
(2)のカワハギの肝を
すり鉢でゴリゴリとすります。
固まりがなく、
なめらかなペースト状に仕上げます。
もし、すり鉢がない場合は、
カワハギの肝を包丁で
細かく叩いてなめらかにします。
これでカワハギの肝の
下ごしらえは完了。
次は、好みのレシピに沿って
味噌味の鍋スープを作ります。
その鍋スープに、
下処理したカワハギの肝を
溶かします。
カワハギの肝の鮮度が抜群で、
くさみもなく色つやがきれいな場合は、
塩をふる必要はありません。
また、鮮度がいまいちと感じたら、
塩を洗い流したあと、
軽く湯通しすると食べやすくなりますよ。
また、鍋のスープとは違いますが、
カワハギの肝をつけだれとして
食べることもできます。
カワハギの肝を鍋料理のつけだれに使う
カワハギの肝を
鍋料理のつけだれに使うなら、
鍋料理は水炊きが最高!
カワハギの肝のつけだれの作り方は、
カワハギの肝を鍋用に下処理して
ペースト状にしてから、
ポン酢(味ぽん)に溶かします。
たったこれだけ。
鮮度抜群のカワハギの肝なら、
面倒くさい場合は、
そのままポン酢に溶かしてもOK。
準備ができたら食べるだけ。
水炊きのシンプルな味の
白菜などの野菜にエノキ、鶏肉など
鍋のなかでぐつぐつ煮えている具材を
カワハギの肝を溶かした
つけだれに浸けて食べます。
カワハギの肝の濃厚な味が、
水炊きのあっさりした味と
いい感じで絡み合って
とっても合いますよ。
カワハギの肝の気になる食べ方は?鍋や生の刺身ならどう食べるの?
カワハギの肝を具材にする鍋料理のコツ
カワハギの肝を
鍋料理のスープに使う方法とは別に、
鍋料理の具材とする方法もあります。
鍋料理の具材にすれば、
カワハギの肝まるごとを、
がっつり味わうことができますね。
いち押しは水炊き。
鍋に昆布を入れた水を沸騰させ、
鍋の具材と一緒に
カワハギの肝も入れます。
そして、ポン酢につけて食べます。
また、かけうどんの汁のような
醤油ベースの鍋でもOK。
どちらにしても、
カワハギの肝を具材にする場合は、
軽く湯通ししたものを
鍋に投入するようにしましょう。
カワハギの肝の気になる食べ方は?鍋や生の刺身ならどう食べるの?
カワハギの肝を刺身で食べる方法
カワハギの肝に刺身を食べる、
と初めて聞いた時は、
どういうこと?とはてなマークが
頭の中をぐるぐる飛び回りました・・・。
そんな私を悩ませた食べ方は、
刺身をつける醤油に
カワハギの肝を溶かし、
その醤油で刺身を食べるだけ。
分かれば簡単なことでした。
この時のカワハギの肝は、
鮮度が抜群で自信があれば生のまま、
そうでなければ、
軽く湯通しするのがおすすめです。
あっさりとした刺身に、
濃厚なカワハギの肝が絡まって、
確かに絶品です。
お酒のつまみにも最高ですね。
カワハギの肝の気になる食べ方は?鍋や生の刺身ならどう食べるの?
カワハギの肝をアレンジして食べる方法
カワハギの肝を鍋料理にしたり、
刺身の醤油に溶かす方法を紹介しました。
カワハギの肝を使った料理として、
この二種類の料理が有名ですが、
他にもあります。
まずは握り寿司。
軍艦巻きのような形にした握り寿司に、
軽く湯通ししたあん肝をのせます。
そして、
味ぽんにつけて食べるだけ。
この寿司は、最近では、
スシローなどの回転寿司でも、
見かけるようになりましたね。
次は、カワハギの肝蒸し。
蒸したあん肝の作り方と同じです。
カワハギの肝を乱切りにして、
アルミホイルでソーセージ状に
形作ります。
そして、
それを蒸してから冷まします。
あとは、適当な幅に切って、
味ぽんで食べます。
あん肝は
フォアグラを彷彿とさせる
旨みがあります。
だから、
アレンジは無限大・・かも。
生臭さをうまく処理できれば、
いろんな料理にアレンジできますね。
カワハギの肝の気になる食べ方は?鍋や生の刺身ならどう食べるの?
まとめ
カワハギの肝の食べ方を紹介しました。
初めてのときは、
どうやって食べたらいいか
途方に暮れたこともあります。
しかし、食べてみると
とっても美味しい!
私の中では、フォアグラやあん肝を
超えるのではないかと
密かに思っています。
そんなカワハギの肝。
美味しい冬の季節が到来したら、
ぜひ、食べてみてくださいね。