カモミールを知ったのは、
ナチュラルな雰囲気のカフェ。
そのカフェでは
生ハーブを使ったハーブティー
がおすすめでした。
生ハーブにひかれて注文したハーブティー。
それが・・・
とっても私好み。
ふんわりとやさしい香りに、
体が何だかスッキリする感じに惚れました。
そのハーブティーに使われていた
ハーブの一つがカモミールだったのです。
しかし、生ハーブは
ちょっとお高い・・・
それなら、ベランダで育ててみよう。
そこから、カモミールを知る旅が始まりました。
一番の驚きは、
カモミールには複数の種類があり、
見た目は似ているのに効能が全く違うこと。
カモミールを楽しむなら、
まずは、ローマンとジャーマンの違いを
押さえておくことがおすすめです。
ここでは、カモミールを楽しむための
ローマンとジャーマンの違いについて、
ご紹介します。
ハーブティーにぴったりなのは?
カモミールは、
ハーブティーに人気のハーブの一つ。
りんごのような甘い香りがふんわりと漂い、
香りだけでも楽しましてくれます。
ガラスのティーポットに
生のカモミールを入れた、
フレッシュカモミールティーは、
かわいい花が見た目も楽しませてくれます。
このように、
ハーブティーにぴったりのカモミールですが、
ハーブティーにおすすめなのは、
ジャーマンカモミール。
花びらではない黄色い部分が
ぷっくりしているカモミールです。
香りは花の部分にだけあります。
ハーブティーには花を使います。
一方、ローマンカモミールは、
ハーブティーとしては苦みが気になるので、
あまりおすすめではありません。
カモミールのローマンとジャーマンでは効能が全く違う3つのポイント
アルマオイルにぴったりなのは?
カモミールは、
アロマオイルとしても人気があります。
アロマオイルに使うカモミールは
ローマンカモミール
がおすすめです。
アロマオイルとしての、
香りや精油の使いやすさが、
ローマンカモミールの方がよいからです。
カモミールのローマンとジャーマンでは効能が全く違う3つのポイント
ローマンとジャーマンの効能の違い
カモミールとしての見た目もほとんど変わらない。
カモミールのローマンとジャーマン。
でも、効能は全く違います。
それぞれの効能を一言で表現すると、
ローマンカモミールは、
鎮静効果(リラックス効果)、
ジャーマンカモミールは、
抗○○効果とスキンケアに効果。
カモミールそれぞれの効能を紹介します。
カモミールのローマンとジャーマンでは効能が全く違う3つのポイント
ジャーマンカモミールの効能
スキンケアだけではなく、
様々な効能が期待できるジャーマンカモミール。
代表的な効能を紹介します。
●リラックス効果
ふんわりと甘いりんごのような香り。
その香りだけでも
ほっと軽い気持ちになります。
さらに、なんと
香り自体にも鎮静効果があるのです。
イライラして
心がささくれ立っているときには、
ジャーマンカモミールティーがおすすめ。
どんなときでも、
心を落ち着けることが大切ですから。
さらに、寝る前に
ジャーマンカモミールティーを飲むと、
鎮静効果によって寝つきも良くなります。
●炎症を抑える
歯肉炎や口内炎の炎症を抑えます。
ジャーマンカモミールティーで、
うがいのように炎症部分に成分を含ませます。
また、消化器系の炎症にも効果があります。
皮膚の炎症にも効果がありますが、
そのときは、
ジャーマンカモミールの精油を使います。
●アンチエイジング
お肌の大敵「糖化」を防ぐ働きがあります。
糖化とは、食事やおやつで摂取した糖質が、
体の構成するたんぱく質と結びついて、
劣化したタンパク質(AGEs)が作られること。
食事などで摂取した糖質を、
体で使いきれないほど摂取してしまい、
体に残ってしまった場合に起きます。
腹八分目が基本ですが、
糖化を防ぐ働きがあるのはうれしいですね。
また、
「体が錆びる」と表現される
酸化を防止する働きをする
抗酸化作用があります。
抗酸化作用は、
しわやシミ、生活習慣病に効果があります。
カモミールのローマンとジャーマンでは効能が全く違う3つのポイント
ローマンカモミールの効能
ローマンカモミールは鎮静効果があります。
神経が高ぶったり、
落ち着かないときには、
ローマンカモミールの精油の香りが
効果あります。
カモミールのローマンとジャーマンでは効能が全く違う3つのポイント
まとめ
カモミールのローマンとジャーマンの違いを
お伝えしました。
自宅でハーブティーを楽しむなら、
ベランダや庭でジャーマンカモミールを
育てるのもおすすめです。
もちろん、ハーブティー用の
乾燥したジャーマンカモミールも
販売されています。
一方、ローマンカモミールは
精油で利用することになります。
信頼できるアロマオイルの取り扱い店で、
ローマンカモミールの精油を購入しましょう。
こうして手にいれたカモミールで、
効能を頭の隅に置きつつも、
香りや風味を楽しむのが一番ですね。
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