梅がお店に並び始めたら、
待ちに待った赤紫蘇の季節。
赤紫蘇といえば、
主に梅干しを漬けるときに使うので、
梅の季節である６月から７月しか
販売されないのです。
ある意味貴重な赤紫蘇を手に入れたら
紫蘇ジュースを作ろう・・・
と思ったとき、
面倒だなと思うことがあります。
それが、
赤紫蘇の葉を茎から採ること。
毎年のように、赤紫蘇の葉を
むしり取っていたのですが、
つい出来心で、茎が付いたまま
紫蘇ジュースを作ってみました。
その結果・・・
茎ごと赤紫蘇ジュースいける。
そこで、茎ごと使った
赤紫蘇ジュースの簡単レシピを
ご紹介します。
すごく楽なのにびっくりするはず。
紫蘇ジュースを茎ごと使って大丈夫？
紫蘇ジュースを作るときは、
普通は赤紫蘇の葉だけを使います。
赤紫蘇を買ってきたら、
茎から葉を手作業で１枚ずつ
取る必要がありますよね。
これがとっても面倒。
それに、葉をむしり取るのって
意外と時間がかかるのです。
そこで、紫蘇ジュース作りで
一番手間となる葉を取る作業を
スパッと失くしてしまいます。
つまり、赤紫蘇ジュースを、
葉だけでなく、茎も一緒に使って
作るのです。
でも、茎も一緒に入れても
大丈夫なのか気になりますよね。
私もその点が気になって
実際に作って飲んでみましたが、
全く問題なし。
そもそも、紫蘇ジュースは、
紫蘇の成分を抽出するだけで、
葉も茎も食べないですから。
とはいえ、本来なら、
しそジュースを作るときは、
茎の部分は使いません。
赤紫蘇を下から上に向かって見ると、
根から茎につながって、
上の方に葉が茂っています。
茎ごと赤紫蘇ジュースを作るときは、
茎だけの部分は使わずに、
葉が茂っている茎の部分だけを
そのまま使うようにします。
では、実際に作って試した、
茎ごと赤紫蘇ジュースの簡単レシピを
ご紹介します。
紫蘇ジュースを茎ごと！簡単レシピなのに苦い味にならない作り方
紫蘇ジュースの簡単レシピ
赤紫蘇の葉を取らずに、
葉が茂っている茎ごと作る
紫蘇ジュースの簡単レシピです。
なお、赤紫蘇の茎だけの部分は
使わずに取り除いてください。
＜材料＞
紫蘇（茎つき） ：６００ｇ
水 ：２ｌ
砂糖 ：５００ｇ
クエン酸 ：１５ｇ
＜作り方＞
１）
赤紫蘇を茎だけの部分を切り落として、
水できれいに洗う。
２）
大きめのお鍋に水２リットル入れて、
沸騰させる。
３）
２）の鍋に
赤紫蘇を葉から突っ込んで、
ゆっくり全体をお湯に浸す。
赤紫蘇はお湯に浸かると、
葉や茎がしなっとなるので、
見た目では無理そうな量でも、
お湯に入ります
４）
中弱火で約１０分煮る。
灰汁が出てきたら
こまめに取ること。
５）
お湯から赤紫蘇を引き上げて、
ざるで濾しながら水分を切る。
６）
赤紫蘇の水分を鍋に戻して、
鍋を火にかけ、
砂糖を加えて溶かす。
７）
６）にクエン酸を入れて
軽くかき混ぜたら火を切る。
粗熱が取れたら出来上がり。
濃縮の紫蘇ジュースなので、
氷を入れたり、
炭酸水や水で割って飲みましょう。
紫蘇ジュースを茎ごと！簡単レシピなのに苦い味にならない作り方
紫蘇ジュースが苦い味にならないコツ
紫蘇ジュースを茎ごと使って作ると、
紫蘇ジュースが苦かったり、
えぐみがでる心配がありますよね。
実際作ってみたところ、
全く問題ありませんでした。
しかし、紫蘇ジュースを作るときは、
赤紫蘇を煮る時間が長くなると、
苦みやえぐみが出やすくなります。
だから、赤紫蘇を茎ごと使うときは、
ご紹介したレシピの１０分くらいに
留めるのがおすすめです。
また、赤紫蘇の鮮度が落ちると、
苦みやえぐみが出る場合もあります。
赤紫蘇は買ってきたら、
その日のうちに紫蘇ジュースに
使ってしまいましょう。
茎から葉を取る手間がなくなれば、
紫蘇ジュース作りは簡単ですよね。
なお、赤紫蘇を煮る時間と鮮度に
十分注意したにもかかわらず、
苦みやえぐみが気になる
という場合があります。
その場合は、
紫蘇ジュースの作り方よりも、
赤紫蘇に原因がある可能性があります。
信頼できるお店で
赤紫蘇を買い直して
チャレンジしましょう。
紫蘇ジュースを茎ごと！簡単レシピなのに苦い味にならない作り方
まとめ
紫蘇ジュースを茎ごと使って作る
手間なし簡単レシピをご紹介しました。
魔が差しただけだったのですが、
茎ごとでも十分美味しくできました。
これなら、紫蘇ジュース作りは
手間がほとんどかかりません。
うちでは子供が大好きなので、
よく頼まれるのですが、
葉を取るのが大変で困っていました。
紫蘇ジュースは体にもいいので
ぜひ、作ってみてくださいね。