味噌汁の作り置きで守るべき方法!具やタネ、出汁を用意するコツ
食事でご飯を食べるなら
作っておきたい味噌汁。
でも、毎回味噌汁を作るのは
大変ですよね。
味噌汁とは別で
おかずも作りたいし。
しかし、美味しい味噌汁を作るには、
守るべきポイントがあります。
そのポイントを押さえた、
味噌汁の美味しい作り置き方法を
ご紹介します。
このポイントは、
作り置きしない味噌汁でも
もちろん守ってくださいね。
味噌汁の作り置きで守るべき方法!具やタネ、出汁を用意するコツ
その1:味噌汁の作り置きで守るべきたった一つのこと
味噌汁を作る作り方は、
ざっくりまとめると、
・和風だし汁を用意
(出汁入り味噌の場合必要なし)
・具に火を通す
・味噌をとく(溶かす)
と3つの手順に分かれます。
もし、
味噌汁を美味しく作りましょう
と言われると、
この手順1つ1つを
美味しくするために工夫しますよね。
でも、本当に重要なポイントは、
そこではありません。
また、これまで、
味噌汁のレシピを
たくさん見てきましたが、
このポイントは書かれていないか、
サラッと読み流してしまいそうな感じで
書かれています。
では、そのポイントの答えは・・・
食べる寸前に味噌を溶かす。
これは、味噌汁が出来上がる寸前
という意味ではなく、
味噌汁を食べる寸前のこと。
実は、お味噌は、
お湯に溶く(溶かす)ことで、
味がみるみる変わってしまう
調味料なのです。
大豆を発酵して作る
発酵食品であるのが大きな理由。
発酵って腐敗と
仕組みは同じですから。
だからこそ、
お味噌汁は日持ちしない料理
と言われているのです。
つまり、
美味しいお味噌汁を作るには、
食べる寸前に味噌を溶くこと。
簡単だけど
すごく面倒ですよね。
そうなると、
お味噌汁を作り置くなら、
出来上がった味噌汁ではなく、
味噌を入れる前の状態で
置いておくのがベストですね。
その方が日持ちする上に
美味しいという
うれしいおまけつき。
では、このポイントを押さえた
お味噌汁の作り置きの方法を
2つご紹介します。
味噌汁の作り置きで守るべき方法!具やタネ、出汁を用意するコツ
その2:味噌汁はタネで作り置き
味噌汁の作り置きは、
味噌を入れずに置いておきたい。
そこで、1つめの方法は、
味噌を入れる手前で置いておく。
味噌汁は、
和風だしと具を煮込んだ後、
仕上げに味噌を入れますよね。
だから、
和風だしと具を煮込んだ状態で
保存しておきます。
でも、鍋のまま保存するのは
おすすめではありません。
大きめのタッパーや陶器、
耐熱ガラスなどに移しかえて、
冷蔵庫で保存しましょう。
面倒でなければ
ジップロックでもOK。
そして、味噌汁を食べるときに、
必要な分だけ温めてから、
味噌を溶いたら出来上がり。
電子レンジで温めてから、
味噌を溶いても大丈夫ですよ。
もう一つの方法は、
出汁と具を分けて保存する方法。
味噌汁の作り置きで守るべき方法!具やタネ、出汁を用意するコツ
その3:味噌汁は出汁と具を分けて作り置き
先にお伝えした作り方は、
出汁と具が一緒になったタネで
保存して作り置きする方法。
もう一つの方法は、
出汁と具を別で保存して
作り置きする方法。
この方法は保存するときに
出汁と具を分ければ
どんな方法でもかまいません。
でも、おすすめの方法は、
出汁を水出しで作ること。
冷蔵庫で麦茶を保存するポットに
昆布やいりこを入れて、
水でいっぱいにします。
そして、半日から1日置くと、
美味しい出汁の出来上がり。
昆布&いりこの水出しなら、
鍋で火を使って作らずにすむし、
日持ちも3,4日はOK。
玉ねぎや人参、ジャガイモなど
茹でる必要のある具材は、
柔らかく火を通してから、
冷蔵庫や冷凍庫で保存します。
タッパーやジップロックで
保存すると便利ですね。
この方法でのおすすめの具は、
ねぎや乾燥わかめ、豆腐など、
出汁に入れて沸騰させるだけで、
具が煮えるもの。
これらの具なら、
味噌汁のために具を柔らかく茹でて
保存しておく必要がないのでう。
そして、お味噌汁を作るときは、
鍋に、出汁と具を入れて
沸騰したら火を止めて、
味噌を溶いたら出来上がり。
味噌汁の作り置きで守るべき方法!具やタネ、出汁を用意するコツ
その4:まとめ
味噌汁の作り置きで
押さえたいポイントを
ご紹介しました。
美味しいお味噌汁は、
食べる前に味噌を溶く。
日持ちという点からも、
味噌汁を作り置きするなら、
味噌を入れる手前まで用意し、
置いておきましょう。
そうすれば、味噌汁を食べるときは
温めて味噌を溶くだけ。
味噌汁の作り置きという感じでは
ないかもしれませんが、
美味しい味噌汁には
この方法がおすすめですよ。