べっ甲色がきれいなべっこう飴は、
簡単に手作りできる飴と知って
びっくり仰天。
実際にべっこう飴を作ってみると、
簡単にできるじゃないですか。
と、ルンルンで調子に乗っていたら、
出来上がったべっこう飴が
固まらなかったり
じゃりじゃりしたりと
上手くいかないときがあるのです。
それは困った・・・。
そこで、べっこう飴の作り方を
試行錯誤しながら見つけた、
失敗しやすいポイントと
失敗しないコツをご紹介します。
べっこう飴は水の量が多くても失敗しないで作れる
べっこう飴を作ったところ、
固まらなくて
ベタベタになってしまった。
そんな時、
まず思いつく失敗の原因は、
水の量が多かったかも
ですよね。
べっこう飴は、
鍋にこびりついても、
水につけておくだけで、
さらさらと溶けてします。
後片づけする人にとっては
とてもやさしい飴なのです。
つまり、べっこう飴は
水や湿気にすごく影響される
というのは知ってのとおり。
しかし、べっこう飴を作るときは、
水の量が多少多かったからといって、
失敗するわけではなかったのです。
べっこう飴を作るときは、
砂糖に水を少し加えて加熱します。
この砂糖水を加熱する温度は、
100℃をはるかに超えているのです。
べっこう飴ができる温度は
160℃くらい。
水は100℃で蒸発してしまうので、
べっこう飴が出来る時には
水分は残っていないはず。
だから、水の量が多少多くても、
べっこう飴を失敗しないで
作ることはできます。
ただし、砂糖水の水が多いと、
水の蒸発に時間がかかるので、
べっこう飴を作るのに
時間がかかるだけ。
もちろん、時間がかかる
ということは
それだけ失敗のリスクも高まります。
だから、もし、
べっこう飴が固まらない場合は、
水の量以外の原因の方を
考えるべきなのです。
べっこう飴を失敗しないコツ4選!固まらないもざらざらもサヨナラ!
べっこう飴が固まらないのは煮詰めるのが足りない
べっこう飴が固まらない。
その一番大きな原因は、
水の量が多いのではなく、
砂糖水の煮詰め方が足りないこと。
べっこう飴を作るときは、
砂糖に少量の水を加えた砂糖水を
加熱して作りますね。
まず、砂糖水は加熱して
100℃を超えると、
水分が蒸発して泡が立ち始めます。
さらに砂糖水の加熱を続けると、
水分が蒸発しつつ、
ぶくぶくとした大きな泡が立ちます。
そして、
その泡が小さくなり始めると、
部分的にほんのりと
薄いべっこう色に変わり始めます。
透明で少し薄い黄色がかった色が、
一気にべっこう色に変わり始めたら、
出来上がりの合図。
温度でいうと160℃くらいですね。
あとは、とろとろのべっこう飴を
型に流し込んだら出来上がり。
という流れになります。
このべっこう飴のタイミングは、
ちょっと我慢が強いられます。
飴の泡がぶくぶくすると
心配になってしまいますよね。
また、煮詰めた砂糖水が
黄色っぽく色が変わり始めるとき、
焦げそうな感じがして、
加熱を止めてしまうことも。
鍋を焦がしてしまうと
洗うのも大変ですよね。
でも、べっこう飴を作ったとき
使った鍋を洗うのは
実はとっても簡単。
焦げ付きはひどくなければ
洗うのは大丈夫ですよ。
↓ ↓ ↓ ↓
べっこう飴がついたフライパンや鍋の洗い方!簡単に落とす方法2選!
とはいえ、べっこう飴を
早いタイミングで加熱を止めると、
固まらない原因になります。
ちなみに、べっこう飴は、
寒天とは違ってすぐに固まります。
べっこう飴が固まらないときは、
粗熱を取って常温にしても、
冷蔵庫に入れても、
固まることはありません。
べっこう飴を失敗しないコツ4選!固まらないもざらざらもサヨナラ!
べっこう飴はグラニュー糖か上白糖で作ると失敗知らず
べっこう飴を作るとき、
砂糖は何を使っていますか。
ほとんどの家庭では、
お菓子を作る砂糖といえば、
白い砂糖の上白糖か、
ちょっと茶色がかった三温糖が主流。
しかし、べっこう飴を作るときは、
白い砂糖の上白糖かグラニュー糖を
使うのがおすすめ。
プロなら三温糖でも
作れるらしいし成功例もあります。
しかし、うちの子供は、
何度も三温糖でべっこう飴作りに
チャレンジしましたが、
成功しませんでした。
同じ作り方でも
白砂糖を使えば
べっこう飴は固まる可能性大。
だから、べっこう飴作りの腕に
自信がないなら、
まずは上白糖で作るのが
おすすめです。
べっこう飴を失敗しないコツ4選!固まらないもざらざらもサヨナラ!
べっこう飴が白くてザラザラになる原因と対策
べっこう飴は、
茶色がかったべっこう色で
滑らかな飴ですよね。
でも、べっこう飴は
作り方によっては、
砂糖が再結晶化したように
ザラザラになってしまうことが
あります。
びっくり仰天の原因は、
砂糖水を混ぜすぎ。
実は、べっこう飴を作るときは、
加熱している砂糖水を
混ぜてはダメなのです。
でも、砂糖水を混ぜないと
焦げそうない気がしますよね。
私もべっこう飴を作るときは、
ゴムベラや箸を使いたくなります。
でも、ここは我慢。
もし、
べっこう飴が鍋に焦げ付いても、
水を入れて置いておけば、
きれいに取れます。
だから、
ぐっと我慢して混ぜないこと。
加熱した砂糖水が
うっすら色づいてきたときも、
軽く鍋を揺らす程度で留めます。
べっこう色にむらができるような
気がしますが、
使っている鍋の余熱だけでも、
色はどんどん濃くなっていきます。
だから、鍋を軽く揺らすだけで
焦げないし、色むらもできません。
べっこう飴を作るときは、
混ぜないでいいので楽ですよ。
べっこう飴を失敗しないコツ4選!固まらないもざらざらもサヨナラ!
まとめ
べっこう飴を手作りするときに、
失敗しないコツをご紹介しました。
べっこう飴はちょっとした
作り方の違いで
うまくできなくなります。
なまじ、作り方が簡単なので、
一度成功してしまうと、
失敗したときに
原因がよくわからないのです。
私も何度も頭を抱えてしまいました。
べっこう飴を作るとき、
ここでご紹介した
ポイントを押さえれば
失敗はほとんどしないはず。
べっこう飴作りを
みんなで楽しみましょう。
べっこう飴を作ったら、
鍋はこうして洗いましょう。
↓ ↓ ↓ ↓
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