ステーキを食べたい気分だけど、
外出するほどでもない。
家でも手軽にうまくステーキを
焼けるといいんだけど。
特に、ステーキ肉の特売を
見かけたらそう思いますね。
実は家のフライパンを使って
美味しくステーキを焼ける方法があります。
子供が柔らかくて嚙める
ステーキの焼き方を探し続けた私が、
そのおすすめの方法を紹介します。
家庭にあるフライパンの厚み
鉄板でステーキを焼くシェフの姿。
テレビなどでよく見かけます。
あの鉄板はとても厚みがあるので、
お肉を置いても温度が下がりません。
しかし家庭のフライパンは、
鉄板ほどの厚みがないので、
お肉をのせると温度が下がってしまいます。
だからこそステーキを焼くときは、
フライパンを煙が出るほど熱するのです。
そうすることで、
お肉の表面を素早く焼くことができ、
お肉の旨味を閉じ込めるのに
役立ちます。
フライパンを熱するのは
ちょっと怖いですね。
でも怖がらずに、煙が出るまで
十分加熱するようにしましょう。
ステーキの焼き方を工夫して家庭のフライパンを使ったおすすめの方法
ステーキのお肉が美味しくなる温度
お肉が生焼けにならないようにと、
つい、長い時間焼いてしまいます。
しかし、そうすることで、
お肉の内側の温度が上がり、
お肉の肉汁(水分)が
絞り出されてしまいます。
お肉を焼いていると
お肉のまわりに
水分がたまるアレですね。
うわぁ、やってしまった~。
時間を戻したくても戻せない・・・。
そんな残念な思いをしたことが
何度もあります。
ステーキのお肉を美味しく焼くには、
お肉の温度が、
大切だったんです。
ずばり
58℃から64℃。
意外に低いと思いますよね。
しかし、温度が70度を超えてくると、
ジューシーな肉汁である水分が
お肉から絞り出されます。
お肉の中に肉汁を残すために、
温度が高くならないように、
気をつけましょう。
ステーキの焼き方を工夫して家庭のフライパンを使ったおすすめの方法
安いステーキの肉を美味しくしてくれるもの
ステーキの材料となる
ステーキ用の肉は、
良い品質のものに
越したことはありません。
しかし、それは、
金銭的に厳しい・・・。
そんなお肉に朗報が。
ステーキ肉をちょっとだけ
美味しくしてくれる2つの素材があります。
ニンニクと牛脂です。
せっかくのステーキ用のお肉。
この2つも忘れずに用意しましょう。
ステーキの焼き方を工夫して家庭のフライパンを使ったおすすめの方法
ステーキを柔らかくする下処理
松阪牛の霜降り肉・・・
ではない、
値段がお財布に優しい肉は、
火を通すと硬くなります。
そのため、筋切りをします。
お肉の脂と赤身の境目の部分に、
切り目を入れます。
見た目から
「これは筋だな」と思う部分は、
念入りに包丁で切れ目を入れます。
そしてお肉全体を
フォークでぐさぐさと刺します。
包丁の裏で叩いてもいいです。
このひと手間が
お肉を柔らかくしてくれます。
ステーキの焼き方を工夫して家庭のフライパンを使ったおすすめの方法
ステーキを家庭のフライパンで焼く
これまでお伝えしたことを頭にいれて、
ステーキ肉を焼いていきましょう。
1.フライパンに牛脂を投入して溶かす。
2.1に、にんにくの薄切りを入れます。
ニンニクがほんのり茶色になったら、
取り出します。
3.2のフライパンを
煙がうっすら見えるまで熱します。
4.3に常温に戻したステーキ肉を入れます。
お肉をさわらずに待ちます。
お肉の表面に水分(肉汁)が
でてきたら、ひっくり返す。
5.大さじ2のワイン(日本酒)を
フライパンに回しかける。
炎が上がるフランベです。
6.フランベの火が消えたら、
コンロの火を消す。
30秒したらフライパンからお肉を取り出す。
7.約50℃に温めたオーブンに、
アルミホイルで覆ったお肉を入れます
8.3分したら取り出します。
オーブンがない場合は、
何らかの方法で
お肉が冷めないようにします。
目的は余熱でお肉の中まで
火を通すことなので。
ステーキの焼き方を工夫して家庭のフライパンを使ったおすすめの方法
まとめ
家庭のフライパンを使った
美味しいステーキの焼き方を紹介しました。
ポイントは何といっても
温度です。
特に余熱でお肉に火を通すので、
気温に左右されやすい。
私はオーブンを使いましたが、
アルミホイルで包んだり、
ちょっとだけ温めた蓋つきフライパンに
アルミホイルで包んでいれたり。
いろいろ工夫できますね。
せっかく手に入れたステーキのお肉。
家庭で美味しく作って楽しんでくださいね。
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