あっ、いい感じのステーキ用の肉が。
晩御飯はステーキもいいかも。
でも、自分で焼くと、
肉汁がフライパンにもれ広がったり、
パサパサした感じになるんだけど・・・
家庭にあるフライパンで、
美味しいステーキが焼けないのかな。
そう思っていました。
いろいろ調べていくと、
美味しいステーキを焼くには、
温度が大事
ということを知りました。
事実、温度に注意しながら
ステーキを焼いたところ、
おいしくできるじゃない!!
安いお肉のせいにして
ごめんなさい。
思わず手を合わせてしまいました。
家庭にあるフライパンで
ステーキを焼いている方法を
ご紹介します。
ステーキを焼くには温度が重要
ステーキを焼くのに重要なのは
ずばり、
温度です。
ステーキの表面は、
焼き目がきっちり入るほど強火で、
ステーキの内側は、
58℃から64℃の弱火でじっくりと。
これが美味しいステーキに
求められる条件です。
このように、ステーキの表面に、
焼き目をつけると、
「メイラード反応」が起きます。
お肉にこの化学反応が起きると、
お肉のうまみや香りがアップします。
また、ステーキの内側の温度を守ると、
肉汁が閉じ込められ、
ジューシーな旨みのある
ステーキになります。
まさに、この条件こそ、
ステーキの理想そのもの
ですね。
ステーキの焼き方は温度がポイント!フライパンの強火と弱火の使い方
温度を考えたステーキの火加減
ステーキを焼くには
温度が重要なのは分かったけれど・・・
普通にフライパンで焼いたら
そんな風にならないんだけど。
はい、その通り。
私も考えなく
ただ焼いていたときは、
いまいちな固いステーキしか
焼けませんでした。
温度を考えた
ステーキの火加減のコツを紹介します。
●ステーキの表面に強火で焼き色をつける
ステーキのお肉の表面に
焼き色をつけるには、
強火の熱さが大切です。
ステーキの肉を焼くときには、
フライパンから煙が出るまで、
強火で熱します。
そのフライパンにお肉を入れ、
火力そのままに両面焼きます。
ただし、お肉の内部が
焼けすぎないように、
表面を焼くことのみに注力します。
●ステーキの内側は58℃から64℃の弱火の温かさ
お肉の表面を焼いたフライパンは、
温度がとても高い。
とても、約60℃の弱火の温度を
創り出すことはできません。
お肉が焦げます。
ではどうするのか。
それは・・・
予熱するのです。
お肉の表面を強火で焼いた後、
フライパンから下ろし、
アルミホイルでお肉を包みます。
そして、50℃くらいの
オーブンに入れます。
オーブンでは焼きませんよ。
そのまま3分待つ。
こうすることで、
フライパンの弱火ではなく、
余熱で肉の内側を調理します。
オーブンがない場合、
ほんのり温めたフライパンに
ふたをしたものや、
強火で使ったコンロのそばなど、
60℃を超えないような、
温かい環境を用意します。
ステーキの焼き方は温度がポイント!フライパンの強火と弱火の使い方
フライパンで強火弱火の温度を考えたステーキの焼き方
家庭にあるフライパンで、
温度の強火と弱火に注意して
ステーキを焼きます。
1.フライパンで牛脂を溶かす。
2.1に、にんにくの薄切りを入れます。
ニンニクが色づくまで、
弱火で揚げ焼きにして取り出す。
3.フライパンを強火で熱する。
4.フライパンから煙が上がったら、
ステーキ肉を投入。
お肉をいじらずに様子を見る。
肉汁が肉の表面を覆ったら、
ひっくり返す。
5.ワインまたは日本酒大さじ2を
フライパンにいれてフランベします。
無理ならしなくても大丈夫。
6.フランベの火が消えたら、
ガスの火を消す。
30秒後にフライパンから
お肉を取り出す。
7.温めたバットにお肉をのせ、
アルミホイルでふたをして
50℃に余熱したオーブンへ。
8.3分まてば完成
ステーキの焼き方は温度がポイント!フライパンの強火と弱火の使い方
まとめ
ステーキの焼き方は
温度が大切だということを
ご紹介しました。
同じ方法でなくても、
表面の強火、
内側の弱火(余熱で対処)に
注力することで、
おいしいステーキを焼くことができます。
お安い肉でも、美味しいステーキを
焼くことができますので、
ぜひチャレンジしてみてください。
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