焼き魚を焼くときに
必需品ともいえるもの。
それは・・・
魚焼きグリル
ガスレンジに付属している
魚焼きグリルには、
片面焼きと両面焼きがあります。
両面焼きは、魚を焼くとき、
ひっくり返す必要がないこともあり、
最近は特に注目されています。
そこで、気になること。
それは・・・
魚焼きグリルの両面焼きを使う場合、
魚の皮目をどちらに向けて
焼くのでしょうか?
上向き、それとも下向き?
その答えと、
魚焼きグリルの両面焼きで
魚を焼く焼き方をご紹介します。
魚焼きグリルの両面焼きの特徴
魚焼きグリルの両面焼きは、
グリルの上側と下側、
両方から熱が加わるのが特徴です。
だから、
熱が上からだけ加わる片面焼きと違い、
魚をひっくり返す必要がないのです。
とっても便利ですね。
また、機種によっては、
焼き加減を調節してくれるものも
あるようです。
そんな、両面焼きのグリルでは、
ひっくり返す必要がないからこそ、
魚の焼き上がりを考えると
表になる側には、
網模様がつかないほうがいいですね。
すると、両面焼きグリルで
魚を焼くときの皮の向きも
決まってきますね。
では、その向きはどっちでしょうか。
魚焼きグリルの両面焼きの魚の皮目の向き
では、気になる魚の向きは、
ズバリ、
上向き。
皮目を上側に向けて焼きます。
ただし、
魚の切り身などを焼く場合。
あじの干物など、
盛り付けのときに、
身を上側に向けるものは、
皮目が下向きになります。
盛り付けによって違うのですね。
ちなみに、あじの丸焼きのように
一匹まるごと塩焼きにする場合は、
どちらも皮がついています。
そんな場合は、
どちらを上にしてもいいですが、
魚の頭をグリルの奥に向けます。
魚焼きグリルは
奥側の方が火力が強いので。
そして、焦げやすい尾の部分を
火力の弱い手前側にするのです。
まとめると、
魚焼きグリルの両面焼きでは、
あじの一夜干しなどの干物は
身側を上向きに、
さばの切り身などを焼くときは、
皮目を上向きにします。
また、魚一匹まるごと焼くときは、
奥側に頭、手前側に尾となるように
網の上に置きます。
魚焼きグリルの両面焼き製品のくせ
魚焼きグリルの両面焼きといっても、
製品によって、
火力などの違いがあります。
切り身や干物の皮目の向きを
お伝えしましたが、
これはあくまで目安となります。
なぜなら、グリルの片面焼きを
使ったことがあれば
分かるかもしれませんが、
魚の身側と皮目では、
焼く時間が違うのです。
皮目というのは、
魚の皮があるので
どうしても焦げやすくなります。
だから、イメージとしては、
身側をじっくり焼いてから
仕上げに皮目を焼く感じ。
焼く時間でいうと、
切り身なら、
身側6:皮目4、
干物なら、
身側7:皮目3
でしょうか。
魚焼きグリルが両面焼きの場合、
ひっくり返す必要がないけど、
火加減を上側と下側で
変えられないことが多い。
だから、手元にある
魚焼きグリルの両面焼きを
何度か使いながら、
グリルのクセというか焼くコツを
つかみましょう。
魚焼きグリルの両面焼きで美味しく焼くコツ
魚焼きグリルの両面焼きで
魚を焼くときは、
火力がポイント。
魚を焦がしたくないので、
火力をつい弱火にしがちですが、
これはNG。
思い切って
中火から強火で焼き上げます。
鶏肉のステーキのように、
表面をガッツリ焼くことで、
魚の旨味という水分を
逃がさないようにするのです。
もし、魚の火の通りが
少し甘いと感じたら、
火を切って予熱で温めるのも
魚をうまく焼く技の一つ。
ただし、
魚の皮目を焦がさないように
注意してくださいね。
魚焼きグリルの両面焼きでは魚の皮目はどちら向き?まとめ
魚焼きグリルの両面焼きで
魚の皮目をどちら向きにするのか
についてご紹介しました。
目安になる向きはありますが、
魚焼きグリルは商品によって
焼き上がりが変わってきます。
まずは、何度か使ってみて、
手元にある魚焼きグリルのくせを
見極めることが大事ですね。