しそジュースに必須のクエン酸、酢、レモンの違いと選ぶポイント
しそジュースといえば、
赤ワインのような赤色で、
爽やかな味がとっても美味しい。
しそジュース作りに使う赤紫蘇は、
6月から7月という短い時期だけ
お店で販売されるのです。
だから、赤紫蘇を店頭で見かけたら、
速攻で紫蘇ジュースを作りましょう。
そんなしそジュースですが、
いろんなレシピをのぞいてみると、
謎をかきたてる材料が。
それは・・・
お酢とクエン酸とレモン。
一体どれを選べばいいのか。
そんな悩みを解決できる、
お酢とクエン酸、レモンを
選ぶことができるポイントを
ご紹介します。
しそジュースに必須のクエン酸、酢、レモンの違いと選ぶポイント
その1:しそジュースにおけるクエン酸、酢、レモンの働き
しそジュースには、
クエン酸と酢、レモンは欠かせません。
といっても、
3つすべて必要なわけではなく、
1つ以上あればいい。
つまり、クエン酸だけでも、
お酢だけでも、
レモンだけでもOK。
だから、
それぞれが代用になりますね。
また、2つ以上いれてもOK。
このような関係である
クエン酸とお酢とレモン。
では、なぜ、シソジュースには
これらが必要なのでしょうか。
それは・・・
酸性がポイント。
しそジュースは、
赤紫蘇で作るから、
ジュースは鮮やかな赤色というのは、
実は正しくありません。
しそジュースを作ると分かりますが、
赤紫蘇と砂糖だけでは、
あの鮮やかな赤色にはならないのです。
では、なぜ赤色になるかというと、
赤紫蘇に含まれる色素の
アントシアニンが、
酸性に触れて赤色になるから。
この酸性のものこそ、
クエン酸やお酢、レモンなのです。
このように、
しそジュースの色に大きくかかわる、
クエン酸や、お酢、レモンですが、
もちろん、それぞれに持ち味があります。
それによって、
しそジュースの味も変わります。
だから、
赤紫蘇を使ったしそジュースは、
たくさんのレシピがある
ともいえますね。
好みのしそジュースにたどり着くには、
クエン酸やお酢、レモンの
組み合わせや量などを変えて試す
というのもありではあります。
でも、しそジュースに
そこまでの情熱がない人へ、
クエン酸やお酢、レモンの
どれを選ぶかの目安はあります。
しそジュースに必須のクエン酸、酢、レモンの違いと選ぶポイント
その2:しそジュースにクエン酸を入れた味
しそジュースにクエン酸を入れる場合、
どんな味になるのでしょうか。
クエン酸は、
ドラッグストアで手に入る
見ためが小さな半透明の粉。
その実体は、
酸性の食品添加物なので、
クエン酸以外の成分が含まれません。
だから、酸味の味だけで、
風味というか持ち味はありません。
クエン酸を使うと、
きっちりした酸味の爽やかさで
すっきりしたシソジュースになります。
うちでは、シソジュースは、
クエン酸だけで作ることが多いですね。
クエン酸を使った
しそジュースの作り方はこちら。
↓ ↓ ↓ ↓
しそジュース濃縮をクエン酸で作るレシピ!ポイントは入れすぎない
しそジュースに必須のクエン酸、酢、レモンの違いと選ぶポイント
その3:しそジュースにお酢を入れた味
お酢には、
醸造酢や米酢、黒酢、リンゴ酢など
いろんな種類があります。
そして、酢の種類によって、
お酢ならではのツンとした酸っぱさも
大きく違ってきますね。
お酢はお米やりんごなどから作るので、
いろんな成分が含まれています。
だから、しそジュースに
お酢を使うと、
酢酸のツンとなる酸っぱさだけでなく、
いろんな成分も一緒に入ります。
お酢は体にいい
という話もあるので、
しそジュースをさらに健康にいいもの
として作ることもできます。
でも、このお酢ならではの味が
苦手な人も多い。
だから、しそジュースに
お酢を使うなら、
リンゴ酢が一番おすすめ。
うちでは、
梅とお酢で作る梅サワーは、
リンゴ酢で作って
美味しく飲んでいます。
しそジュースにお酢を使うなら、
好みのお酢を選んで使いましょう。
しそジュースに必須のクエン酸、酢、レモンの違いと選ぶポイント
その4:しそジュースにレモンを入れた味
酸っぱいレモンは、
酸性の食材として有名ですね。
そんなレモンは、
しそジュースを鮮やかな赤色に
してくれます。
では、その味は・・・
酸味の主張が少なく、
クエン酸に比べてまろやかな感じ。
酸味が苦手な人には、
レモンがイチオシですね。
しそジュースに必須のクエン酸、酢、レモンの違いと選ぶポイント
その5:まとめ
しそジュースに必須の
クエン酸、お酢、レモンを
どうやって選べばいいかのポイントを
ご紹介しました。
3つとも、
赤紫蘇ジュースへの働きは同じ。
だから選ぶポイントは、
酸味でしょうか。
酸味やクセの強い順だと
お酢 > クエン酸 > レモン
という感じ。
選ぶときの目安にどうぞ。