主婦わざ | 主婦業を楽しむ秘密の知恵袋

ヨーグルトを手作りしようと

自家製ヨーグルトを作るとき、

一番気になるのが

 

食べれるかどうか。

 

牛乳にヨーグルトの乳酸菌（種菌）

を加えるとはいえ、

温かい状態で発酵させます。

 

でも、牛乳は常温など

温かい状態に置いておくと

腐るというので知られています。

 

一体自分の作ったヨーグルトは、

腐っていないのか？

 

そこでヨーグルトが腐っているかを

見分ける方法をご紹介します。

 

ヨーグルトの自家製は腐るとどうなる？

 

ヨーグルトは牛乳を

乳酸菌で発酵させて作ります。

 

発酵というのは腐るのと同じ。

 

ただ、あえて発酵というのは、

体に無害か有用なものができるから

腐ると見分けるためにそう呼ぶだけ。

 

だから、例えば、

味噌汁や豆腐が腐っているかを

見分ける方法の一つが味ですが。

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味噌汁が腐ると酸っぱい味になる！？見落としがちな簡単見分け方３つ

豆腐が腐ると臭いはどうなる？食べられるかどうか見分ける３つの方法

 

酸っぱいというのは、

よく知られている

腐っているサインの一つ。

 

でも、ヨーグルトは発酵させる、

つまり腐らせるようなもの。

 

だから、食べれるかどうかを

味噌汁や豆腐と同じように

見分けることはできません。

 

でも、そもそもヨーグルトは

腐るのでしょうか。

 

答えは・・・

 

腐ります。

 

でも、味噌汁や豆腐との違いは、

乳酸菌の戦い。

 

自家製ヨーグルトでは、

ヨーグルトの種菌の乳酸菌が、

増殖するのに適した気温だと、

どんどん増殖して乳酸を作り出します。

 

乳酸は酸性の性質を持っているので、

牛乳に含まれる乳酸が多くなると、

牛乳に残っていた雑菌が

殺菌されてしまうのです。

 

もちろん、外から入り込んだ雑菌も

元牛乳に入り込むと殺菌されます。

 

すると、ヨーグルトの乳酸菌が

勝利をおさめ、

ついに牛乳はヨーグルトに。

 

そのヨーグルトのなかには、

元牛乳のヨーグルトを腐らせる菌は

すべて殺菌されるので存在しません。

 

つまり、腐らないのです。

 

でも、ヨーグルトの乳酸菌の威力は、

さらに続きます。

 

すると、ヨーグルトの乳酸菌も、

自身が作り出した乳酸によって

死んでしまいます。

 

何ともいえない結果ですね・・・。

 

そして残ったのは、

無菌状態のヨーグルト。

 

出来上がったヨーグルトは、

無菌状態なので腐って食べれなくなる

ということはなりません。

 

まとめると、

自家製ヨーグルトが

一番腐りやすいときはというと、

ヨーグルト乳酸菌が、

牛乳内で勝利をおさめるまで。

 

つまり、自家製ヨーグルトを

作り始めて数時間が勝負。

 

もし、そこで、

ヨーグルトの乳酸菌より、

腐らせる雑菌が優位を納めたら、

牛乳と同じように腐ります。

 

味はもちろん牛乳。

 

自家製ヨーグルトが

牛乳っぽい腐った味がするなら

腐っているといえますね。

 

 

ヨーグルトの自家製は腐る？苦みや酸っぱいの味での見分け方

ヨーグルトの自家製は苦みで腐るの見分け方

 

ヨーグルトを自家製で作るとき、

食べれるかどうかを

見分けられるかが

一番心配ですよね。

 

腐った牛乳を飲むと、

お腹が痛くなったりと

病院沙汰になることもあるので。

 

そこで簡単に見分けられる

方法の一つが、

自家製ヨーグルトの味が苦いかどうか。

 

ヨーグルトというのは、

クリームっぽい味や、

酸味がある味はよくありますが、

苦い味というのは聞かないですよね。

 

つまり、ヨーグルトが苦い

と感じた場合は、

腐っているか食べれない可能性大。

 

その場合は食べたり、

再利用しようとせずに処分しましょう。

 

苦み以外にも、

ヨーグルトらしくない味など

違和感を感じた場合も同じ。

 

ヨーグルトを手作りする環境は、

メーカーの工場と違って、

雑菌などが入り込みやすいもの。

 

そして、乳酸菌を含めた雑菌は、

種類によって、

牛乳への作用の仕方が違います。

 

だから、ヨーグルトらしくない

と感じた場合は、

雑菌が原因の可能性もあります。

 

無理して食べないようにしましょう。

 

でも、ヨーグルトを作ると、

味が酸っぱすぎかも

と思う場合もあります。

 

ヨーグルトの自家製は腐る？苦みや酸っぱいの味での見分け方

ヨーグルトの自家製は酸っぱいで腐るの見分け方

 

ヨーグルトが酸っぱいなど

酸味が気になる場合は、

ヨーグルトの乳酸菌が働き過ぎ

ともいえます。

 

つまり、乳酸菌が

乳酸を作り出しすぎて

ヨーグルトの酸っぱさが

気になることになったということ。

 

発酵しすぎですね。

 

そもそも、腐る原因となる雑菌は、

酸っぱいという酸性に偏った環境では、

殺菌されてしまいます。

 

つまり、腐らないのです。

 

でも、酸っぱすぎるヨーグルトは

美味しくありませんよね。

 

だから、ヨーグルトが

いい塩梅に仕上がったら、

すぐに冷蔵庫に入れて、

乳酸菌の活動を抑えましょう。

 

ただし、味が牛乳っぽいのに

酸っぱいという場合は、

ヨーグルト乳酸菌以外の菌が

増殖している可能性があります。

 

この場合は腐っているので

間違えないように注意しましょう。

 

 

ヨーグルトの自家製は腐る？苦みや酸っぱいの味での見分け方

まとめ

 

ヨーグルトの自家製は腐るかどうか

についてご紹介しました。

 

ヨーグルトを作るとき、

牛乳が温かい状態で

長い時間置くというのが

腐りそうで気になりますよね。

 

ヨーグルトができ始めれば

腐りませんが、

そうでない場合は、

ヨーグルトになる前に腐ります。

 

だから、自家製ヨーグルトは、

発酵しはじめが重要になります。

 

自家製ヨーグルト作りで作る

ヨーグルト菌の増殖しやすい温度を

キープしましょう。